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あらすじ

北村からの視線を感じる土井。俺が好きなんだよな?…たぶん。気になるあまり、北村に告白させようとするが…。その他、遠くへ行く友人への密やかな想い、メガネが壊れて、顔も見えない中で芽生えた想い、カラダの関係から始まる想いなど…雁須磨子が贈る、切なくも胸がきゅんと高鳴る短編集。

Surging every day(1) 77ページ
Surging every day(2) 82ページ

作品情報

作品名
Surging every day
著者
雁須磨子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オトメチカ出版
電子発売日
4.4

(5)

(2)

萌々

(3)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
22
評価数
5
平均
4.4 / 5
神率
40%

レビュー投稿数1

一話完結の短編集かと思いきや・・・

電子書籍で一巻と二巻が出ているようですが、二巻に一巻の話の続編が入っているので両方読むことをお勧めします。

最初一話完結の短編集だと思っていたのですが続編が数話入っていてテンションがあがりました。
あと、二巻最初に本編関係ないっぽいカラーの挿絵が入っているのですが萌えるのでこれでも一本描いて欲しかったです。

以下ネタバレ注意です。

一巻
一話目「傷」: これだけずごく切なかったです。数ページの短い話なのですがとてもじんわりきました。

二話目「さいしょの一歩」: 受けが自分に気があるのに気付いていて、内心告白して欲しいと思ってるのに肝心の自分の気持ちには気付いてない攻めのと、攻めのことが好きで攻めも自分のことが好きだと分かっていて、攻めに告白されるのを待つヘタレ男子高校生2人の話です。グルグル具合が可愛くて良かったです。

三話目「めがね」: 時代物(?)で登場人物は袴姿の学生達です。とても目の悪い受け(仮)のめがねが壊れ、前から受けの事が気になっていた攻めが世話を焼くのですが、受けは攻めを別人と勘違いしていて、受けのめがねが直ると攻めは姿を消そうとするのですが・・・という感じの話です。落ちは読めちゃう感じですが結構好きです。

四話目「明るい花」: キラキラした攻めx根暗受けですが、実は不器用なヘタレ攻めx鈍感受けだと思います。セフレから始まって好きになる系の話です。続編も合わせて読むのをお勧めします。

五話目「つきあってさんかげつ目」: 二話目の2人のその後の話で、攻めが結構成長してて、また受けのキャラも良く見えてきます。ちょっと天然入っていて可愛かったです。

二巻
一話目「つきあってさんかげつめと一週間と3日。」: 一巻の二、五話目のさらに続きで2人がようやくいたす話です。この2人はとても好きなのでここまで読めて嬉しかったですが、もっと2人のグダグダを見ていたくなりました。

二話目「why do」: 一巻四話目の続きで、四話であと一歩押しが足りない感じだった攻めがようやく一歩踏み出します。受けはこのまま幸せにしてもらえばいいと思います。

三話目「西日」: バスケ部で背の高い主人公が電車で謎の先輩に日除けにされるうちに惹かれていく話です。これから始まりそうな所で終わってますが読後感は良いです。

四話目「遠くで電話が鳴ってる気がする」: 誰かからの電話を待ち続けるオヤジ攻めです。ちなみに叔父x甥です。何かのストレスで病気になり仕事をやめた叔父を、母親に小遣いを貰った甥が世話する話で、短いわりに「えっ!?」っとなる展開が何回かあり面白かったです。

4

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