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俺を愛してもいいんだぜ?(2)

ore wo aishitemo iindaze

爱我也无妨

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表題作俺を愛してもいいんだぜ?(2)

二階堂誉,高校1年生
綿貫由宇,高校2年生

あらすじ

あのホマレ様が記憶喪失に!?
眉目秀麗で運動神経抜群な二階堂誉が一目惚れしたのは、とっても地味~で普通な綿貫由宇。
断られてもかわされても、めげずに由宇へのアタックを続けるホマレ様だったが
ある日、階段から落ちて記憶喪失になってしまう。
由宇に愛を囁かなくなったホマレ様は、とってもマトモで、すごくすごーくいい奴なんだけど、なぜか最近、由宇のご機嫌が悪いような…!?。
果たして、ふたりの恋の行方は!?(裏表紙より)

作品情報

作品名
俺を愛してもいいんだぜ?(2)
著者
秋葉東子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
シリーズ
俺を愛してもいいんだぜ?
発売日
ISBN
9784344827073
3

(14)

(0)

萌々

(2)

(10)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
40
評価数
14
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数6

ああ、やっぱり…

秋葉さんの初のシリーズ「俺を愛してもいいんだぜ?」の2冊目です。
1冊目の時も余り好みではなかったのですが、やはりこのシリーズ、私には合わなかったようです。
1冊目に引き続き、基本的にはコミカルで、恋愛モノというよりはドタバタ学園コメディ色の方が強かったように思います。
その笑いのノリが合えば楽しめると思うのですが、私はちょっとノリ切れず、ギャグっぽい所が出る度に白けてしまったのが残念な所でした。
受け様が余りに心の中で白けているので、私も同じように感じちゃったんですよね(汗)。
しかも主人公二人の関係は、最初から全く変わっていないような…?周りが盛り上がってるだけのような…?
う~ん、この作品の萌え所が分からずに最後まで読んでしまった感じです。
恋愛モノを期待して読むとガッカリするかも…^^;

0

爽やか、さんくみ、わかっちゃうお年頃

面白かったです。
もちろん、ホマレ様のハチャメチャぶりもそうなんですが、周りのキャラの台詞についつい吹き出してしまいます。だから、台詞になっていないような小さな文字までじっくり拾ってしまいます。爽やかなネオ二階堂が登場すると、「爽やか、さんくみ」とか、「地雷原を無意識で駆け抜ける男 九条」とか、所々で「お?秋葉さんて同じくらいの年かな?!」とか台詞の言い回しに勝手に懐かしさを感じてしまいます。
脇キャラのたっちゃんが私は結構好きなのですが、いつもみんなに「いたの?」とか「クラスに友達いないの?」とかいらない子みたいに扱われてますが、このたっちゃんが放った「愛の前には恋があるんだ」と言う台詞、よかったですねー。深いわーって思いました。

最後までキスさえありませんでしたが、これはこれでいつまでもこのままの関係でいいのかなと思いました。

0

流石ホマレさま

1巻はもっと面白かった気がしてたんだけどなぁヽ(´Д`;)
テンションが続いているままに読めばよかったのやもですが。
ともあれ、なんのあれもない、メガネな綿貫に惚れてしまったホマレ様。
歯の浮くような台詞だってスラスラと。
ところがなんと、頭ぶつけて記憶喪失!?な展開
記憶喪失ネタ含めベタですね。
好きすぎるが故に、お前がマトモなオレを望むならと
勝手に体が反応してマトモなホマレ様がつくられる
執念は感じるのだけれど。。。。と
最終的に、あわいまま終わってしまうのももったいないかな
綿貫がほだされかけている、シツコクされることに慣れて、それが変わると寂しくなって~な展開もままずなのですが、ガッツリハッピー円満まで見えなかったのが残念でした。
別カップルでの続編があるようなので
今後、どーなるかは見守ることは出来るということかしら

1

最初からビタ一文距離が縮まってない!w

「転落→記憶喪失」というBL界における禁じ手を用いて
高飛車そのものの二階堂がまともになるという無茶振りまでしたのに
「断り方が普通になる」以上の展開なんか何もなし。

驚異の安定性です。

結局そこらじゅうをバタバタ引っ掻き回した挙句
「おまえなんか嫌いじゃ、あっちいけっ!」
の姿勢は何一つゆらいじゃいない、という珍しいBLです。
でも無視できない所がまるっきりもってはたからは
「もうくっついてるようにしか見えない」
そんな状態なので当然エロくなる事もどっちかが男を見せることもなく終了。

こういうのを読むとやはり秋葉さんは
「ルチルかキャラでしか通用しない」BL作家さんだなぁ…とつくづく思います。
エッチシーン求められるレーベルだと頓挫しそうだし、こんなん書いたら困られると思う。
この筋でお約束だから、とおざなりにデレ→キス→エッチなんか加えたらとんだ駄作だったでしょう。ないからいいのです。

甘くはないけど苦くはないし、そもそものスタートがダメすぎて
一歩も進んじゃいないことにだろーな、以上の感想もてないし、
それが正しい気がする話です。

とにかく何十年これから頑張るか、みものです。
50になってても追いかけてたら、笑うw

1

やっぱり。。な終わり方

全てがスペシャルで電波なホマレさま。その真逆に位置する平均、平凡がモットーで、堅実を絵に描いたようなメガネこと、由宇。

1巻では、電波過ぎるホマレさまに迷惑し、うざったいと敬遠していた由宇くんが、果たしてほだされるのか。。その前に、ちゃんとBLになるのか?!

これが気になって手にした2巻。しかも完結。。

結論は。。ほんのちょっぴり進展?という感じでした。

ある意味、ホマレさまとの仲を容認、又は応援する動きがあり、周りから固められつつあるにもかかわらず、最後まで自分のスタンス(←うっかり流されない)を貫いた由宇くんはスゴイかもしれない。

ホマレさまは、『愛の女神の奇跡』とか何とか言って、お約束の記憶喪失になり、別人の爽やかくんになるわけですが、普通のイケメンになったホマレさまに、かつて(←電波な)ホマレさまを見ていた自分に由宇くんは気づく。

普通はここで恋心を自覚するとか、そういう進展がありそうなところを、まさかのスルー!!(←まともなヤツだったら、もっと誠実な断り方をしたのに。。と、結局ふることに変わりはなかった)

オマケ漫画に、妄想によるキスシーンが出てきますが、お色気は殆ど無し!

ですが、ギャグ路線のBL風味は個人的に嫌いじゃないので、萌評価です。(特に、普通を誇る由宇くんが、決してBL展開に屈しなかったあたりが、ツンツンというより、犬の躾みたいで、それはそれで楽しめました。でも、これ以上引っ張るのは限界でしょうね。。)

このエンドマークに、物足りなさを感じる方も多いハズ。。ラブラブハッピーエンドを期待している方には、残念な終わり方かもしれません。

2

もったいないなぁ・・・

キャラクターはとても魅力的だったと思います。二階堂誉が、完璧でありながら、「残念」であることも、綿貫由宇が完璧な家庭に生まれ育った為に、二階堂誉に対して冷めていて、言い寄られていることを心から「ウザイ」と思っていることも。この一見絶対無理そうな2人がどう距離を縮めていくのか、展開が読めず、2巻を待っていた人もいるかと思います。

この巻では、二階堂誉が(由宇の「せめてもうちょっとまともだったら」という言葉を真に受けて?)階段から落ちた際に「残念」から「まとも」にすり替わってしまった。これをきっかけに、色々と変化したり、見えてきたり、という内容になっています。

【!以下著しくネタバレに注意!】
流れとしては、
① 由宇は誉が自分に抱く感情を「胡散臭い」と思っていて、単に「特別」が「普通」を構う優越感が根底にあると思う
② 由宇はそれを打ち明けるが、その際誉が頭を打って、「まとも」に変身
③ 警戒心がなくなった由宇は誉を傍に置くようになり、また誉の「まとも」な言動を、取り合うようになる(由宇ちょっと不満?)
④ 「まとも」な誉は、それでも由宇のことを好きになるが、玉砕
⑤ 「残念」に戻った誉に階段での台詞の続きは「まともだったら誠実に断った」と続けようとしたことが発覚
⑤ 「残念」に戻った誉に対し、由宇が自分に執着するようになったきっかけを尋ねるが、誉は逃げ、その上彼を避けたり反抗するようになる(由宇不満?)
⑥ 今迄自分のいうことを聞いていた誉の反抗に苛立つ由宇、やむをえなく誉を追い詰める
⑦ 誉が由宇に惚れたきっかけ(理由)が明かされると同時に、由宇が「まとも」な誉よりも「逃げる」誉よりも、「しつこい残念」な誉がいいと思っていることが発覚
⑧ 由宇が誉に抱く感情は、懐いてくる犬のようで恋愛感情ではないと断言
⑨ オチ:ちょっと発展?←!?

⑩ 作者「俺愛完結です!」←エェ!?!?

という展開でした。
全2巻で、こういうオチとは・・・。俺愛は、登場してくるキャラクターがぶっとんでいる分、共感を得るのが難しい作品となっています。だからこそ、ビックリする展開であったり、オチが大事なんではないかと、、、せめてしっかり"BL"で終わることが大切でなかったのか、と思います。

誉の彼への執着のきっかけも、誉らしいといえばそうかもしれませんが、ちょっと足りなかった気がしますし、(もう少し誉にダークな過去があっても良かったかも?)由宇の感情も、一環しているのはいいですが、誉への愛着のようなものが「犬」発言で終わってしまうのはもったいない。由宇の男友達達(小川・九条)の発言が助かって2人に進展(?)があったようなもので、本人達の意志が薄いです。またなかなか存在感をもつ小川と九条のプライベートや活躍も目立って描かれているわけではありません。由宇の兄弟達も魅力的なのに、もったいない。こう中途半端で終わられてしまうと、少し戸惑ってしまいます。

秋葉東子先生は、絵もしっかりしているし、キャラクター設定も良いのに、少し深みというか、胸がぐっとキュンとする展開というか、焦らしというか、盛り上がりというか、性的描写という意味ではない色気というか、説得力というか・・・が足りないと思います。次回作、頑張って欲しいです!

1

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