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面白いけどめちゃくちゃ怖い。しかも怖さの方向性が、前世の女の怨念というドロドロ系。月子が消えてからがやっと有村と深見のBL本番なのでは?と思っていたら終わってしまった。この先をもう少し読みたかったな。
前半は、初対面から執着を見せる深見の異常さが気になるものの、有村との仲が深まっていく様子が描かれており、微笑ましく読める。だが徐々に雲行きがあやしくなり、深見に恐怖を覚え始める。
情緒不安定で、有村の目に“狂乱”と映るほどの行動に出た深見は、その後も手作り弁当で牽制したり、有村がもらった菓子を粉砕したりと暴走しまくり。こうした行動のどこまでが月子との同調で、どこまで月子の影響を受けていたんだろう。
深見は月子と自分は同じと言い、有村は月子のせいで深見が変わったと言う。前者は本人としての実感で、後者はそうであって欲しいという願いだったのかな。最終的には、まあいいかでヤンデレ深見を受け入れる有村も、立派な盲目状態。
なんとなく、深見は多少の異常さを見せつけることで、この先も有村を縛っておきやすくなる気がする。心配させた方が有村が深見の傍にいたいと思う気持ちを強くさせられそう。
いろんな方向に怖いエピソードが詰まっており、心臓に悪いお話。思い返せば岩崎が癒やしだったかもしれない。
宮緒先生と言えばド執着攻め!やばい攻めと出会えるのを期待しながら拝読しました!けっこう昔の作品ですが、違和感を覚えることなくすらすら読ませられました。さすがの筆力…!
ホラーでした。
タイトルが恐ろしいな!と思っておりましたが、めちゃくちゃホラーでした。なにこれこわい。受けの祐一視点で綴られてましたが、時々攻め視点になるので悪夢にまつわるあれやこれが読者には早々にわかるのですが…。
月子、こわすぎましたね…。攻めの呉葉さんがおかしくなっていくのも納得の怖さでした。冥土で逃げ出せた彼、すごいです。
ドドドドドドド執着ヤンデレに震えながらも、女装姿でガンガンに攻める攻めの雄みに萌え、世話焼きっぷりにときめき、女関係で祐一を責める姿にひええとなりました。いやでも面白かったです!どうなるんだ!?と先が気になって一気に読んでしまいました!
互いの愛が重すぎるので、お似合いではないでしょうか!悪夢も退けたし、これからは平和な日常を送ってくれたらいいな!無理そうですけど!
宮緒葵先生の作品は複数、拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
執着 4
エロ 3
女 3
女装 2
な感じだと思います。
女装ホストクラブオーナーの呉葉さん×女性恐怖症の祐一さんのカプです。
執着女装攻めによる作品ですが、呉葉さんは所謂オネエというのではありません。女装姿の牡丹の時は女性的な口調で丁寧に喋りますが、素の的は普通に男性口調です。因みに女装姿での絡みとメイクや女性服を着てない姿での絡みもあります。
長い髪の女に殺される悪夢を毎日見るようになり、極度の女性恐怖症になってしまった祐一さん。しかし女装ホストクラブで出会った牡丹こと呉葉さんと一緒に寝るようになると悪夢を見なくなった。しかし悪夢を見なくなった理由、そしてまた悪夢を見始めてしまった原因。それが徐々に分かり出して、呉葉さんと祐一さん、それぞれの苦悩や葛藤が書かれています。
女装をする呉葉さんとは別で、祐一さんに猛烈にアプローチしてくる脇役の女性が、女性恐怖症の祐一さんじゃなくても気持ち悪いと思う様な執拗さがありました。
宮緒先生作品の攻めということで、呉葉さんの執着は言わずもがなですが、祐一さんも呉葉さんに若干執着するが、時折何かがおかしい…と疑惑や不安が過る、じわじわと侵食していくようなホラーっぽさが味わえますので、是非とも読んでほしいです。
宮緒先生安定の、ヤンデレ執着、そして今回は女装攻め。
先生があとがきで「…(中略)受けをどこまでもどこまでも追いかけてくれたら最高です。」と書かれているとおり、本当にどこまでもどこまでも追いかけてきます(笑)タイトル通り。
総務の女性と曲がり角でぶつかったぐらいで、「他の女の匂いがする…」と嗅ぎ付けちゃうんですよ(犬か!!)……恐怖でしかないです。
スカートを履いた牡丹に、祐一が序盤からガンガン攻められていてゾクゾクしました。
女装には正直萌えは感じないのですが、二人の絡みは何か背徳的・官能的でゴクリ、と息を呑みました。
冒頭の夢から、まずは前世?で女性から恨みを買ってて、それで女性恐怖症になったんだろうなって想像はついたんですが、まさかの受け攻め逆転(正確には、女性が攻めに、男性が受けに転嫁されてるんですが)。
女装攻めって初めて読みましたが、絶世の美女は絶世のイケメンになるんですね。
深見はめっちゃ男前でした。イラストってこういう時に最強ですよね、文字だけよりも深見の女装姿も普段の男性の姿もイメージ湧きやすい。
ストーリーとしては、執着が根本にあって、前世の怨念?を晴らそうと深みに乗り移ってしまうんですが、それを祐一の想いでもって深見から引き剥がし、二人は現世を生きるというある意味王道。しかし、そもそも深見自身が嫉妬深く独占欲強し。執着愛な人なので、結果祐一の行動は変わらず、、、、執着されまくるっていうのが良かったです。
祐一もそれで幸せなんだもんな。
ただ、、、男を手玉に取ってる牡丹に祐一が嫉妬することはもうないのかな。
お店に出ずにビジネスオーナーとしてだけ働くとかにしたら、夜は一緒にいられるんじゃ…とか現実的に思っちゃいました。
