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キャラが渋滞してきたな…という出だし。そこでキス一発で全部持ってく矢野さん。可愛いしカッコよくて最強では。
お仕事BL的面白さも増してきてます。最初こそキャラ渋滞なんじゃ…と思いましたが、増えすぎて邪魔くさいというよりは宮坂の世界が広がっている感じが非常に良い!いつの間にかディレクター目指すことになってましたが、矢野沼に絡め取られたらそうなるわな。9ヶ月でどっぷり。
矢野さん朝食食べるようになったのね。同棲してよかったね。
本作を読むと喉の奥の方が熱くなる、そんな漫画はそうそう見つからない。夢を諦めた訳じゃないけど、到達できない多くの全ての人に優しく厳しい鞭を打つ、最後まで見届けたい作品です。面白すぎるので書いたレビューからネタバレ部分を除きました。是非機会があったら読んで、自分で感じてみてください。エロに趣を置きすぎず、言うならばヒューマンドラマ、人生を描いた作品です。本作は上下巻で2人の関係性を把握したら、続く巻を読み進めることで読者も2人の歳月を分かち合い、共感し味わいも深まると思います。
前作がエロ充実だった分、今回はうっとりするような絡みはほぼなかったのですが、宮坂がどんどん仕事のできるADに成長して、さらには映画人としての第一歩を踏み出すというお仕事部分がとても充実していた面白い一冊でした!
悲しいことや大変なことがいっぱいでも「好きな人のことで忙しいって幸せだね」とか真顔で言い切っちゃうワンコ宮坂、ううっ…どこまで可愛いいんだ〰️!
一方、矢野さんの映画に対する情熱や求めても手に入れられない苦悩が初めて語られ、そんな泥沼を易々と越えてしまう宮坂に対して〈ただの役立つ気が利くAD〉とか〈趣味が合う一緒にいて楽な人間〉としてだけではない羨望と嫉妬と期待を持っていることがわかり、ベタベタした愛情表現はしない人だけど、宮坂を特別な存在と考えていて実はとっても好きなんだなぁ~と、きゅん…となりました。
矢野さんプレゼントのカメラで撮りためている〈溢れんばかりの愛情〉と〈不純な動機〉が満載の大笑いの矢野さんビデオがきっかけとなって、さらに仕事人として宮坂が一皮剥けそうだし、次もまたまた楽しみです!でももうちょっと…エチ見たかったかも(笑)
なぜかこの巻とばしてレビューしてました。すみません。
この巻あたりで、メイン二人だけでなく個性豊かなサブキャラたちの中に「推しキャラ」が出てくる頃だと思います。私は堀越くんが大好きです…
周囲のキャラも大事にしたストーリーの作りになっているので、BLとしての面白さに留まらないところが魅力です。
しかしこの巻はなんと言っても矢野さん(受け)の良さがすごいです。
無愛想で素っ気ない矢野さん、エッチな矢野さん、映画バカの面倒くさい矢野さん、そしてちょっと珍しく動揺する矢野さん、優しい矢野さん…
いつの間にか、自分も宮坂(攻め)と同じ病気にかかってしまいます。
アラサー無愛想美人の矢野聖司さん、ぜひ一目みてほしいキャラクターです。
シリーズ四作目。
同棲にも仕事にも慣れてきた宮坂くん、でも忙しさからなかなかエッチができません。でも、相変わらず矢野さんへの愛は深くて、興奮して鼻血だしちゃうほどです。
今回改めてこれってラブコメなんだなと思いました。
矢野さんからカメラをプレゼントされ、好きなものをとって練習しろと言われた宮坂くん。迷わず矢野さんの日常をとります。そのカメラのアングルがすごい変態ちっく。矢野さんを好きすぎて、お尻や矢野さんのアップ、お尻からの矢野さんの可愛い顔などなめるようにとりまくってて笑えます。
作者さんは元々この業界の人なんですかね?とにかく細かく描写されていて、演じる側から制作の側まで詳しく知ることができて興味深いです。取材だけでこんなに描けるのなら、本当によく見ていたなぁと感心します。
今回の萌えシーンは矢野さんに初めて好きって言われたところ。普段そっけないだけにこの一言は嬉しかったに違いない。
それと、アメリカに映画の話を語るところ。こう言う先輩がいたら憧れちゃうよね。