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10年モノの初恋は、重力を持っている。
やはりこの1冊では終わらなかったか…
なんと燐花のお兄ちゃん編だ！！
燐世は格闘界のスーパースター。
彼には6年前から片思いしている相手がいた。
その相手とは自分が学生の時、寮の管理人をしていた目黒鉄狼。
そんな鉄狼に何らかの感情を持ちはじめた頃、彼は急にいなくなった。
結婚するために…
それから6年、燐世は弟が働いてた店に行く事になるのですが
なんとそこには目の前から消えた鉄狼がホストとして働いていた。
が、彼は燐世の事を全く憶えておらず…（後ですぐ思い出すんですがね。）
そんな鉄狼にあった燐世。
勿論、彼のことが気になります。
「奥さんは？」
なんと彼の口から出た言葉―期間限定の夫。
期限は鉄狼に好きな人ができるまで。
だけど彼は奥さんの事が大好きで、燐世をそういう目でみてはくれないのです。
が、奥さんにはなんと恋人が！！
（どんどんと、いろんな事実が出てきて楽しい）
とにかく奥さんの役に立てるなら自分はどうでもいいんだと言い張る鉄狼。
（でも奥さんの事が大好きな気持ちが解るだけに読んでて切ないです）
だけど下（しも）はかなりゆるいようで（＾＾；）
だからといって他の人とエッチしてるわけではないのですが
燐世とはなにやら…
結局、2人の関係が定まらないまま次巻へ持ち越しなんですが
予告ページが気になる、気になる！！
燐世の事を好きになって奥さんとは離婚という展開になるとは思うのですが…
いや、読むまで解らないか…？（＾＾；）
また急に目の前からいなくなるとか？
と、かなり勝手に次巻を気にしてます。
それくらい面白かったという事で！！
鉄狼篇スタート!!!
シリーズ4組目のカプは、年下で硬派な格闘王×既婚者で人たらしのホスト。
美脚のオッサン受けですw
やたらケツを強調したバックショットや露出に最初はヒキ気味でしたが(笑)性格がイケてるので徐々に好きにv
鉄〇というより両津〇吉っぽい？下町の兄ちゃんのような気風の良さが気持ちいいです。
若手天才格闘家の燐世(攻め)が、弟の燐花を探しホストクラブ「レオパード」を訪ねる。そこで元・高校の寮夫で今はホストの鉄狼(受け)と6年ぶりに再会。
燐世は、明るくて面倒見の良い鉄狼にずっと片想いしていた。再会後、メグちゃん(妻)は海外で働いていることや鉄狼が毎晩飲んだくれていることを知り、不審に思う。
一方、鉄狼は自分が絡むたびに燐世が試合に負けるのが気になりだし…という話。
燐世は鉄狼が、鉄狼はメグちゃんが、それぞれ初恋で片想いの相手…というベクトル違いの純愛。二人とも一途なので、鉄狼のベクトルが燐世に向けばものすごくデレデレな関係になりそうですが果たして!?
メグちゃんは他に恋人がいて、鉄狼とは紙キレだけの夫婦。愛されてなくてもメグちゃん大好きな鉄狼が、他に好きな相手が見つかるまで…という期間限定の結婚なのです。
今回は成り行きで素股までやっちゃった二人ですが、鉄狼の気持ちはどうなのか。寂しさを紛らわしているだけのようで、燐世に結構メロメロな気配もあり、今後が楽しみです。
脇キャラとしては、燐世のスポンサー・鴉門と、その恋人でホストの雛胡が登場！そして郡司は、燐世の試合でオッズ賭け(笑)燐世の片想いに一早く気づいたり、相変わらず鋭いです。燐世の弟・燐花ももちろん登場。
【番外 その後の雛胡篇】2ページ
みじかっっっ!!!(泣)しかしページをめくった後の一コマに萌え萌え（*´▽｀*）
燐世の話ばかりする雛胡にヤキモチを焼く鴉門と、鴉門の背中にくっついて離れない雛胡。背中フェチになるの分かるわー。二人ともカワイイデス♪♪
ぶっちゃけ雛胡CP後日談が一番楽しみだったので、短くてガクッときましたが(笑)幸せそうな二人が見られて良かったですv
【アンバランスな彼】描き下ろし 3ページ
燐世を脚フェチと勘違いした弟・燐花が送ってきた「息抜き」プレゼントは…。
「鉄狼の」限定の脚フェチなんですね(笑)本編ではHそっちのけで鉄狼の脚にスリスリしてたり、どんだけ執着してるのかww
たくましい上半身とやらしい下半身のアンバランスさが好きなんだ!!!という燐世のこだわりが分かるお話でしたw
アンバランスな足フェチ？
レオパード白書シリーズ６、燐花のお兄様燐世が登場で燐花と同じ顔で格闘家してる。
そしてお相手は、ホストクラブの人気ホストで老若男女問わずフレンドリーな鉄狼。
鉄狼さんが男子寮の管理人をしていた時に燐世もそこでお世話になっていたんです。
今や格闘界のスパースター、なのに何年も片思いしているような純な感じが萌え。
鉄狼さんは34才なのにありえないくらい男の色気を感じるのですよ。
そしてこの人も年齢以上にピュアだったりします。
鉄狼さんの無自覚な色っぽさがかなり罪深いと思えるような展開で、でもどこか守って
あげたくなるような雰囲気もあります。
兄弟揃って年上好きなんて、なんて因果な遺伝子なのかしら？
今回もそこはかとなく漂う色香に萌えさせて頂きました、次回がまたまた楽しみです。
無意識のフェロモン発散
本作は無口で硬派な天才格闘家と
天然色恋営業で人たらしなホストのお話です。
高校時代から好きだった受様との再会で
格闘一色の攻様の世界が受様色に染まっていくまで。
高級ホストクラブ「レオパード」で働く受様は
人たらしな人気ホストです。
本人は無意識ですが
人に対して分け隔てなく親切・親身な結果
歩いているだけで素敵なお客様をGETしちゃうという
なんともお得な体質の持ち主です♪
本日も大好きな奥様(キャリアウーマンらしい)に
買ってもらったスーツに身を包んで出勤途中で
某会社の会長さんを引っかけてご出勤です(笑)
そんなレオパードに
元ホストでいまでも店に入り浸っている弟を探しに
格闘界では超有名な総合格闘家がやってきます。
この彼が今回の攻様になります♪
攻様は自分が原因で弟が
家を出たのかと心配していたようですが
受様を見た途端
弟そっちのけで受様に詰め寄ってしまいます。
なんと
受様は攻様が通っていた高校の寮で
管理人をしていた時期があり
攻様にとっては初恋の人だったのです!!
当時、オリンピックを目指すためにと
転校させられた高校で柔道に打ち込みながらも
高みを狙う意味も見出せずにいた攻様に
大切な思いを与えてくれた人だったのです。
しかし
受様は攻様の事を全く覚えていませんでした。
それでも攻様は
受様が気になってレオパードに通うのですが
攻様がおなしな家庭生活を送っている事を知り
自分の気持ちが再燃していくのを
止められなくなります。
果たして攻様の恋の成就の可能性とは?!
シリーズ第6巻は
表題作の新カプの再会編と
前作カプのその後編のSSを収録しています。
今までのレオパードのホスト達は
いかにもな煌びやかなホスト様でしたが
今回の主役のホストは34才。
売り時を過ぎちゃったかな～って感じの
お年頃では有りますが
フレンドリーで面倒見の良い雰囲気からか
ある種のフェロモンを発散するからなのか
集客率は半端ないという人たらしなのですよ(笑)
そんな受様に捕まっちゃったのが
同僚ホストだった高校生のお兄ちゃんで
天才の呼び名を欲しいままにする攻様なのです。
攻様ったら
思い込んだら猪突猛進なとこありで
酔っぱらっちゃった受様に手を出しちゃって以来
受様の世界は攻様一色(激笑)
この攻様って
扇さんの初期作品でよく見かけた
受様が好きすぎてモンモンした挙句押し倒しす
超有名人な攻様ってカテですよね。
攻様がいきなり押し倒したりしないで
受様が攻様以外にもモテモテになってて
少しそれぞれのキャラに広がりが出来るけど
根っこは同じ匂いがプンプン!!
俺様な攻様と女王様な受様も美味しいですが
受様にガッツリでダメダメな攻様も
扇さんのお得意分野だと思っているので
とっても楽しく読めました。
攻様が受様の脚フェチなので
絡みシーンがエロいのもGOOD(笑)
お互いがお互いに
ズルズルと引きずられていっている展開で
ハッピーエンドは間違いないでしょうが
次巻がとっても楽しみな展開ですね♪
ヤクザ×ホストカプの短編は
本作の攻様の試合直後の夜のお話ですが
2頁という超SSで絡みシーンは無いモノの
新室内はハートが飛び交うラッブラブなSSでした。
本作は特定書店の購で描下しペーパーが付き。
同時発売の『STAR☆Right (1)』特典と
リンクしているのでどうせなら
2冊同時購入して3枚GETがお奨めです。
今回は受様激ラブな攻様のお話で
扇さんの既刊『スタアに愛』をオススメいたします。
固めの杯（焼きソバ）リベンジなるか！？
“あの頃”をうずかせる無骨な格闘家の初恋の出口。
弟：燐花に会いに来たレオパードで『天然な人たらしホスト』鉄狼と再会した燐世。
かつて男子寮の管理人と寮生だった２人ですが、思いがけない再会で初恋の入口へタイムスリップした燐世とは違い、鉄狼は彼を覚えていませんでした。
天才ゆえの孤独を持て余す燐世に唯一、ナチュラルに接して当時、既に無敵と評される彼を外敵（マスコミ）から護ろうとし温もりを教えてくれたのが鉄狼です。
ただ、それは彼の『性質』であって無意識のこと。
誰に対しても同じで燐世が特別というわけではない気がします。
恋愛スキル０の高校生には手強く気の毒な相手(笑)
案の定、鉄狼は燐世のモチベーションを上げる為の約束も忘れ突然、結婚し海外へ。
宙ぶらりんな気持ちをぶら下げたまま燐世は確実といわれた五輪代表枠を逃します。
６年経って格闘王と呼ばれても素足をさらされただけで動揺して逃げ出してしまう純っぷり。
挙げ句、応援してくれる姿を見たら負けてしまうって、もう！！
ストイックなタレ目の格闘王、可愛い！
郡司さんの観察眼も相変わらずです！
燐花といい燐世といい、カッコよくてモテモテなのに厄介な相手に惚れてカッコ悪くなっちゃうって…周防家ＤＮＡに萌えツボを圧されまくりでしたｗ
燐世を翻弄する鉄狼はワケあり妻帯者で、こちらは不穏な空気が漂い始めています。
そんな寂しさも手伝って、ふたりは昔より少し密着したところで次巻へ続く！！とお預けをくらいました(笑)
鉄狼は燐世のことを『相手の自由を封じるエキスパート』と感心してますが、彼こそ燐世の気持ちをガッチリとホールドして白旗あげさせてるのに…無自覚って罪すぎるー！
ざわざわしたり、ドキドキした気持ちは小さくなっても残っている。
普段は胸の片隅に追いやられている熱だけど、年数を経ても失わず、その熱の名前も自覚した燐世。
次巻、『固めの杯』ならぬ『固めの焼きソバ』となるか！？
寝技でオトしちゃえー！！
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書き下ろしでは燐世と燐花が仲良くて嬉しかったです！
燐花はコンプレックスから燐世と距離をとっているのかな、と勝手に思っていたのでホッとした～f^_^;
黙って弟の勘違い『脚フェチ』の肩書きを受ける兄が可愛い(笑)
素朴な疑問なんですが鉄狼の奥さんて籍は入ってるのかな？
目黒メグちゃん？？
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