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諸行無常のドメスティック・ラブ・ミステリ、欲望と煩悩編。
っていうくらい1話が短い。連載とのことですが定型のページ数じゃないあたり同人のように自由に描かれている感じで良いです。
随所にギャグというかぷっと吹き出すようなシーンや書き込みがたくさんあって、作者さんの作品への愛が感じられます。
さて、表紙から、キュンとするような壮大なラブストーリーが上下巻にわたって描かれるのかな?と想像したりするわけですが、実際は短いページ数の小話がつまったわちゃっとしたお話です。
自殺したかもしれないミクちゃんが、お寺のネオに拾われるところから始まります。
記憶をなくしたミク。なぜこの場所で自殺しようとしていたのか?
重いテーマのようですがかなり軽いギャグテイストなので全然シリアスにはなりません。
ネオも救世主のようでいて屈折した変人。その弟だけがまともで、お話の中の良心となっています。
(下巻レビューへつづく)
絵がスッキリ見やすくなり、デフォルメのかわいらしさとかコメディなタッチに合っていますね。
ふんわりとした知識しかありませんが、私はお寺や仏教が好きでして、仏教がらみの小ネタもおもしろかったです。
と、コメディなノリで進みながら、絶妙な流れでどろどろ、重さ、怖さを挟んでくるのが阿仁谷先生節という感じがします。
おもしろいし好きです。
ミクとネオもいいけど、バンビがいいですね。
倫理観しっかりしていて、生臭坊主じゃないのがうれしい。
「OPERA編」と書いて「おてんとさま」と読んだり、しっかりした倫理観はレビュー対策、ラブありき、一棒一穴なの笑いました。
その通り!さすがわかってる!思ってw
下巻も楽しみです。
題材はとても面白いと思うのですが、如何せんデフォルメされたコマが多過ぎるのと、メタ要素も含むギャグシーンが8割くらいを占めているので、せっかくのシリアスな題材の存在感が薄れているように感じました。
記憶を失ったミクが、過去の辛かった出来事を忘れているからこそ、ネオ達と明るい何でもない日常を送れる。彼が記憶を完全に取り戻すまでのそういう束の間の楽園を強調したかったのかもしれませんが、だとしても、メタ要素を省き、もっとすっきりした笑いでも良かった気がします。上巻時点では、肝心のミクとネオの関係性に萌えるところまではまったく追いつけませんでした。
わわっ!
あっという間に読み終わってました。
まず、表紙の儚げな雰囲気とは全く違う、
コミカル・シュールな展開に驚きます。
舞台は小さな寺です。
自殺をしようとして失敗したミク(仮名)を助けたのは、
寺守のネオと、インコのピヨシ。
ミクは記憶をなくしており、
持ち物は「みく」と書いたネームタグと、
ファンシーなバッグと大金……
ラブストーリーだと思っていたら、
意外にもサスペンス要素ありの展開にビックリ!
もう一人の主要人物は、ミクの弟で僧侶のバンビ。
ハーレーを乗り回すファンキーで男らしい坊さんかと思いきや、
見た目は男だけど心は乙女でした^^;
ここは男らしい人物像であって欲しかった……
さてさて、内容はといいますと、
ネオとバンビに助けられながら生活するミクは、
悪夢にうなされています。
それが記憶をなくした原因なのか??
寝言で発した言葉は、〝リカコ〟
リカコとミクをキーワードに調べるネオは、
あることを突き止めます。
時折見せるミクの表情が恐ろしくシリアスで、
物語の先行きを不安にさせます。
恋愛要素もまだ薄く、下巻への期待と不安は高まります。
萌えるかどうかで言えば微妙ですが、
ストーリー自体に惹きつけられる面白さがあります、
少しでもエロを入れようという阿仁谷先生の気概と、
サービス精神も感じられる上巻でした。
表紙が素敵ですね。シリアスものだと思ってました。
が、ほとんどギャグのオンパレード。
いや面白いんですけどね、早くお話の先を読ませて~と思っちゃいます。
自殺未遂で生き残り記憶を無くしたミク。ミクを見つけ寺に連れていくネオ。ネオの弟バンビ。
ミクは子供用の鞄に札束をたくさん入れて持ってたようで。そして鞄についてたと思われるネームプレートにみくと書いてあって。
何かある度に断片的に思い出していくミク。
ミクのことを調べるネオ。
どうもヤバい感じです。
しかし攻めにミクとなってますがそうだっけ?下巻でそうなるのかな?
そして3人ともゲイのようで。楽しいお寺生活ですがネオも不毛な腐れ縁不倫をしていたり、ミクのことを調べながらも隠してでも手を出そうとしたり、それをバンビが心配したり。
真相は一体?ミクは殺して無さそうな気が勝手にしますが。何かの事情でそう思い込んでるだけのような。
見えない運命の赤い糸を結んだミクはネオのことを好きなの?下巻で結ばれるのかな?謎ばかりです。