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友人に他著作「スピンアウト」と (坂井久仁江さん名義)「花盛りの庭」を薦められたのですが、まずはこの非常に美しい表紙に吸い込まれるように引き寄せられてしまって。
そこまで好きな絵柄!というわけではないのですが、ギャグがなかなか面白そうな作家さんだったので期待を込めてポチリ。
以下5つの話が収録されていて、全作表紙や扉絵の印象からは想像つかないぐらいコミカルです:
①表題作:【雨宿りしにきた青年x表紙の美人】
この中で一番良かった!攻めが性格男前!
想い人を亡くし、ずっと暗い表情をしてた美しい受け。
彼が攻めと毬を投げ合う時にホッコリ笑顔になって、それがすごくイイんですよ…
ラストやっぱりそうきたか!吸血鬼BLとしてはそうですよね~
②タイトルの通り【人形に関するお話】。
…そっちかー!
何を書いてもネタバレになるし、上記受け攻め表にもネタバレ含まれてるので、とにかく作品をご覧ください。
二番目に良かった!
③【平凡メガネ君の部屋に突然現れた、謎のガチムチ外国人ロン毛男性】。
これもネタバレになるのでこのまま本編へGO!
…そっちかー!第二弾w
これもかなり面白かった!アルキン可愛いw いやぁ~、癒されました~
美形外国人キャラにちゃんとスネ毛あるのスゴイw
地球が平和だと知らされた後の表情x3 www
裸エプロンw(こういうのお好きな方は「ワンルーム不純異世界交友」もぜひ!)
④記憶喪失モノ、【謎の初老男性と謎の黒髪青年】。
タイトルから正体はなんとなく想像できたけども、青年の態度にはかなりイライラしました。
てかこの短編集、体つきが膨らんだりしぼんだりするキャラ多め?w
⑤一番の問題作、【美形ロン毛男性xガチでブ○イクな男性】。
前情報は得ていました。本当に絵が上手い人はブサ○クを描くのが上手いと言いますよね。
想像をはるかに上回る…まさかこれほどまでとは…私が今まで見てきたどのBLよりもアレです。
しかもアドニスとはギリシャ神話で「美と愛の女神アプロディーテーに愛された美少年」ですww 作者さん!w すき!
「ツ○モク独身寮」とかの昭和の少年/青年ギャグ漫画を見慣れた人なら多分大丈夫。
しかも口調はオネェ系ときた。
検閲の丸秘マーク頻出w 重力までw
なぜ髪型が純日本式バーコードw
有翼のユニコーンまでがブサイクという徹底ぶりw
あの巨体に小さな羽根で飛べちゃうの解せぬw
そうこうしてる間に「E.○.」の指合わせきたw
てか円楽てwww
エンリクの首飾りの蛇x2も可愛いw
結局はB専(ブ○専)のバイということですか…レビューを読むと一番本作が良かった!という声が多いのですが、私的には感想は長文になったのに萌えはイマイチでした。
やっぱりあのスゴイ顔面が記憶に残ってしまうし、攻めがかなり好感度ゼロだったのでこの中では評価低め。
以上、読んで良かったです!大満足。
□表題作
きぬちゃんがきれいでかわいい。
豪太が名前通りの肝の太さでそうなるかと。
どういう展開になるのかと思ったら、そういうオチか~と笑いました。
□5月の奇跡
こちらがいちばん好きでした。
美形宇宙人の演技がいい。
メリハリがあってコメディを心得ているのが笑ってしまう。
パワー不足になると若返るのがおいしい設定ですね。
頭のアレが充電中に点滅するのもツボでした。
画力と漫画力があってこそのギャグだなと堪能させて頂きました。
他、おじさんと苔の精霊少年とか長髪美形とブサイクとか、先生が楽しまれて描かれているんだろうなとわかって楽しかったです。
漫画達者な国枝先生の短編集です。
特に私はこれがお気に入りでして、スタンダードなテンプレBLではあり得ない、ブサイクBLなどかなりキワモノが収録されているのが素晴らしいです。
リブレにあるあるですが、ブサイクBL(アンソロ)からの収録もありますので重複を気にされる方はよく調べてからご購入下さい。
以前は、こういったアンソロはブサイクに萌えをお持ちの先生方が寄稿されたのかと思って、やっぱり作家さんの萌えを集めた作品はクオリティが素晴らしいよね、商業にのるかどうかわからんのに出版社ご英断!とか思っていたのですが、あとがきを読ませて頂くと、このテーマで描くのにかなり苦労されておられたようで、イメージが変わりました。。
標題作の吸血鬼の話や、ロボット擬人化など、独特なファンタジーBLで面白いです。漫画としてそれぞれちゃんと読み応えあるのが素晴らしい。
全体に明るくギャグよりです。
表紙は、「箱庭」の鬼=吸血鬼さんの絵。
箱とは、吸血鬼が眠る棺桶のこと。この作品はは鬼なりのハッピーエンドでした。
面白い短編がいくつかあって、特に「君よ知るや南の国」が、物凄く気持ち悪くて面白かったー!
この南の島では、美醜の評価価値が逆転している。一般で言う美人が不細工。
綺麗な絵で、こんなコメディを書かれたら、?きっと誰だって笑っちゃうでしょう?
丸秘マークで隠すのも奇妙、毛むくじゃらの不細工ちゃんが面白い。
アハハの大爆笑。
この表紙!
「番人」系?怖い耽美?怨念?因習?
…といういかにもな絵柄なのですが、読んでみると国枝先生の高い画力や構成力に裏打ちされた技巧を凝らした作品が詰まっています。
必ずしも万人受けするかはわかりませんが。
「箱庭」
表紙の、美しく妖しくて儚げな「何か」。
「彼」は人の血によって生きる「人ならざるもの」。
前の優しい主人は亡くなり眠りについていたのに、嵐の夜に空き家だと思って家に入ってきた青年の血の匂いで目を覚ましてしまう…
…と耽美的な始まり。
ですが、この青年が屈託なくて、「彼」が吸血鬼と知っても友達のように接してくるので物語のトーンがやけに明るい。
結局…青年も吸血鬼になり、2人で「食糧ハント」に勤しむ話へ…
耽美イコール哀しみ、を打破するのは良い。
でもさ、耽美の良さは良さでいーんじゃないのぉ〜?
「Doll」
ネタバレになるけど、こちらも裏切り系。
国枝式妖艶セックスドール…かと思いきや⁉︎です。美形が可哀想なお話。
「5月の奇跡」
これはまた…思いっきり斜め上というか。こういう切り口があったか…という感嘆。
冴えない大学生・セイジ。彼が子供の頃自分で創作したロボット「アルキンZ」が今押入れから現れる!というお話。
ロボットと言っても金属製のカクカクではなくて、筋肉モリモリの美丈夫が出てきます。しかもエネルギー切れになってくると、どんどん儚げ美形に変形するという…
まあBLですから?
そんな儚げアルキンZを辛抱堪らん!と抱くセイジ。するとまたムキムキに戻るアルキンZ。
しかし、このアルキンZ。夢じゃなくてしっかり現実です。というオチ。面白いです。
「秘められた花」
山中で遭難した壮年のおじさん。目覚めると自分が誰だかわからず、隣に裸の少年の死体がある。
だが、雨が降った翌日、死体ではなく生きた少年がいた…
これは少々分かりづらいながら、多分擬人化的な物語なのだと思う。
このおじさんは苔の研究者。苔を愛してやまない。だから遭難して死の危険に晒された時、その苔が助けてくれたのかも。
「君よ知るや南の国」
キタ〜!
「番人」内収録の「めぐり逢い…COSMO」の流れを汲むブサイク満載のギャグ系作品。
好き嫌いは分かれます。ここまでやらなくても…という気はするけど、ここまでやるからいいんだよね…私は好きですよこういうの。BLの根本をおちょくってる感もあって非常に面白い。
全体に。
面白いんだけど、面白いがゆえに私個人としては国枝先生の初読み作品としては薦めない。ヘンな話描く人なんて思われたくないもーん。
