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一途な年下攻×プライド高いビッチ受の駆け引きラブ!
麻生ミツ晃先生なので面白さは保証されていたようなものですが、今作もやっぱりよかったです!!
短編5話(4CP)で一つ一つのお話の満足度がすごくて、もう少し続きがほしいとか、逆に詰め込みすぎとかもなく丁度いい感じでした。
『不出来な悪魔』『未熟な悪魔』
どちらも同じCPです。この作品の中で一番面白いと思ったのはこれです!
ブルカラー×ホワイトカラーのお話、どちらがより相手にハマっているのかな…?
『明日、彼らは』
高校生同士のお話です。授業をサボって秘密裏に他クラスの子と会うっていうのが特別な感じがして、でもやっていることは高校生らしい青春っていうのがよかったです。
『青いカルテ』
私好みのダークなBLでした。
痛々しい描写が多いですが、“歪んだ愛し方”しか知らない人は“正しい愛し方”がわからないというのはこんな感じなのかなと思いました。。。これだけでも十分読み応えあるけど、今作の中では一番続きが読みたいと思うのはこれでした。
『流れるように』
擬人化作品ですが、言われなければ多分擬人化ってわからなかったです。
父が死んだ=中身がなくなった
学校=熟成期間
ってことでいいのでしょうか?
多分こうかな?と思いながらも正解がわからないので、最後まであやふやなまま終わってしまいました。(私がお酒に詳しくないので…無念です)
新鮮な感じはよかったなと思います。
趣の異なる作品の短編集。
表題作「不出来な悪魔」は、好みのノンケをつまみ食いして遊んできた大手企業社員の斎東が、一途に追いかけてくる五十嵐に絆されて気持ちを許した途端、まさかのどんでん返し!驚きの展開にドキドキした〜。
「明日、彼らは」はDKの清々しい胸キュン。
衝撃だったのが「青いカルテ」。高校のスクールカウンセラーと虐待されてる生徒のお話なんだけど、背筋の凍る怖さと痛さ。痛いの苦手な方はご注意を。
ラストの「流れるように」はお酒を擬人化したお話で、酒好きには名前だけで楽しめる。
振り幅の広い、良作たちの短編集だった〜!
短編集。
□表題作
五十嵐がかわいいな〜思っていたら、裏切りがくるとは?!と驚きました。
たいてい裏切りがくる時って、くるぞくるぞ〜とわかるものなのにここではそれが全くなかったのでさすが麻生先生!となりました。
ただ、その直後、サイトウが「ごめん…ごめんなさい 許して下さい」となるのがよくわからなかったです。理解力不足でお恥ずかしい。
で、五十嵐がやっぱりかわいい奴でよかったです。
□明日、彼らは
2人だけの場所で、次第に心を開いて惹かれていくのがきゅんきゅんかわいかったです。
キスシーンがよかった(麻生先生の場合、絡みのシーン全部お上手だけど)
牛島がすました顔で意外と肉食だったのがおもしろかったです。でもいきなり最後までしないのはえらいぞ。
□青いカルテ
ごめんなさいこれは苦手なやつ。
暴力=愛もだし、そうなってしまう病みが辛い。
まだ、これを乗り越えてのハピエンならいいんですけど。
あの終わり方は2人にとってはいいのかもだけど、でもやっぱり怖いです。
□流れるように
リキュールの擬人化のお話。
設定がおもしろく、しっかりBLでした。
ちるちるにおいては麻生先生作品の中で評価の少ない作品のようですが、個人的には今まで読んだ作品の中で一番刺さりました。切なさが前面に出た長編も魅力的ですが、こちらでは多様なキャラを活かしていて、短編集もいい!と思わせてくれました。
◆不出来な悪魔(表題作)
五十嵐と斎藤の歪んだ駆け引きが最高に面白かったです。斎藤が優位で五十嵐はあくまでワンコなのかと思いきや、彼には裏があって…。でも、五十嵐がただやり返すのではなく、互いを晒け出してからの2人はどちらが優位とも言えない関係になっていくんですよね。お互い相手に搦め捕られているんです。この何とも言えない複雑な関係性がとっても魅力的でした。ダークさと純粋さが両立した作品です。
◆明日、かれらは
一番爽やかな青春物語。受けの阿部が、麻生先生の作品には珍しい能天気で明るいキャラで、それだけでも読む価値があります。人気のない所でジャンルの異なる生徒同士がこっそり会って、惹かれていく。ありがちな展開だけど、短い中でもしっかり起承転結を描ききっていて、読み応えがあります。淡白そうな牛島が、阿部には積極的なところに萌えました。
◆青いカルテ
メリバっぽい作品で、一番重厚感がありました。母親からの暴力しか知らずに育ったため、それを愛だと認識している有森に親身になるうちに、いつしか彼に捕まり自分が愛という名の暴力を振るわれるようになった神部。それを悲観もせず反発もせず、淡々と受け入れる彼は、一体何を考えていたのでしょうか。カウンセラーとして本望だとでも思っていたのかな。いろいろ解釈ができる作品だと思います。
独特の雰囲気と世界観のある作品でした
表題作はなんともいえない、大人の駆け引き
駆け引きという表現が適切なのかわかりませんが、不器用すぎるが故の不安定さが絶妙でした
裏の裏はただの表、なんてシンプルにはいかないよなを実感した作品でした
明日、彼らは は、初々しかったし胸がキュンとするようなお話
会話が多いわけではないのに、表情から気持ちが溢れてる感じが流石でした
短編集ですが、読後独特の重みを感じられる作品でした
