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大輔が恋愛にドライだというエピソードがあっての、旭を好きになりまんまと嫉妬やら執着するのが説得力ありました。
きっかけが、酔っ払って××(チョメチョメ)でBLを読んでいてほんと多いパターンだなと、私の中でBLあるあるトップ3に入るやつでしたが。
酔っ払って××して、大輔が旭を意識して、そこからぐるぐる考えるのが長かったですね。
ま、それまで考えたことなかったことだからそうなるんだろうなとは思いました。
旭が口が悪く正論ぶつタイプで、けむたがられることが多いけど、それを気にせず旭の良いところを見られる大輔とは相性がいいですよね。
旭が言いたいことを言って、それも世話を焼くやつだから大輔は耳が痛いけど、自分を思ってくれているのがわかるだろうし。
大輔も結構言いたいことを言ってケンカップルになっているところが萌えでした。
旭が足を捻挫した時の、大輔の一言がぐっときて、旭からキスするシーンはよかったです。
その後、スムーズにエロい場面になるのが、そういうものなのかな〜躊躇はなかったんかな、ページ数の関係かしらん。なんていらんことを考えてしまいましたw
本作では、女性キャラが嫌なタイプでなくてほっとしました(里先生作品でその傾向があったので)
里先生といえばリーマンものなど社会人同士の作品が人気なイメージがありますが、この作品や『Evergreen Days』など学校ものの作品も、実は隠れた良作なのではないかと思いました。大輔メインの心情描写も、旭の大輔への接し方の変化もとても自然で引き込まれ、友達以上恋人未満の関係から、恋人へと発展していく2人に何の違和感もなく見入ってしまいました。相手を可愛い、と思う感情が強調されていなかったのも、自然に感じた理由の1つかも。あくまで自分が相手の一番でありたいという独占欲や嫉妬の延長線上にある恋愛感情なのが、実際にありそう!と思わせてくれました。
作者さん買い&リバ買いです。
恋愛対象に執着するなんて理解出来ずに生きてきた大輔と物言いが辛辣すぎてあまり友人が居ない旭、2人の男子大学生の日常からお話は始まります。
バイトや研究室の選択、飲み会など大学生のリアルって感じでお話は進みますが、1話のエンドでようやくBL的展開へ。
飲み会で記憶が曖昧になるまで酔っちゃって、朝気づくと友達と1つのベッドで寝ていた…全裸で!
そこから妙に意識したり、旭が女子と話したり、ストーカーされてる女子を家に送ってくというだけで気になっちゃう大輔が可愛かったです。
大輔が割と躊躇いなく告白するのと、旭が大輔の気持ちに応えるのに葛藤などはなかったように思えて、アッサリくっついたなーという印象でした。
一回のH中でのリバだし、作者さんのエロの描き方は割と好みなので作者さんのリバが見られて感無量。
捻挫の痛みも気にならないくらいの没頭具合なのも良かったです。
だからこそもう少しお互いの事が好きすぎて堪らないーみたいな描写が欲しかったかな(とくに旭の方に)。
卒論!ああ何て楽しそうな響き。私は芸大だったので。卒業制作だったのだ。「卒制」。
フツーの大学がゼミというのに振り分けられ、担当教授の、時にヘンテコな研究に代々付き合わされ、後輩はそれをまた綿々と引き継ぐ。時々研究室に残る学生も居る。そういうのを理工学部系に居る友人に聞いてはワクワクしたものだ。里先生もあとがきに書かれている。
研究室のメンバーがなんて楽しそう。
まだゼミに参加していない学生、仲良しの旭、大樹。真面目で正義感の強い旭は多分優秀だが、正論をズバズバ言うのでキツい印象。華やかな容姿なのに、周りはとっつき難いと思っている。そんな裏表の無い旭のことを付き合いやすいと思っている大樹。
2015年発行の作品という事で、最近のふんわりとしたタッチとは違い、絵は少し硬い感じがするけれど。「GAPS」シリーズが好きな私にとっては、この旭の感じは片桐の原型を見る様な感じもして。実に好ましい。許せないと思ったら殴ってしまう、なんて。片桐もこういう学生だったんじゃないかな。そして大樹の、ちょっと面倒くさい嫉妬をしたり、面倒くさい女の子みたいな乙女思考は長谷川さんみたいじゃないか。可愛い。
バイト先の同僚の女の子がストーカー被害に遭うなんてところもシリーズ3作目の「GAPS apples and oranges」の事件みたいだし。里先生の作品の原型をそこかしこに見れる様な感じもして楽しい。そう言えば浅沼の闇は何だったんだろうね。能面の様な面して、コンビニバイトに執着して。
結末を言ってしまうと、彼等は卒論を書くところまで行かない。
多分先輩たちに可愛がられてこのゼミに入るんだろうけど。自分の気持ちと恋とそれから、という事に気付くまで。と、いったところで物語は終わる。
大樹が旭をそういう意味で意識し始めて変な態度になったり。そもそも旭はいつから大樹が特別だったの?キッカケは酔った大樹の大胆行動だったとしても。
大樹と同様に、旭の気持ちが分からなくてもどかしかったです。
そして意外に唐突にエチ突入。さらりと「…じゃあ次俺な。」と、リバになるのがビックリ‼︎ 旭は圧倒的「攻め」で、大樹はひたすら「抱かれたい」系乙女だと思ってたのに。そこは対等な男の子同士っていう。このナチュラルにリバるっていうのも良いなぁって思いました。
描き下ろしの「僕らの仮説検証法」ではやっぱり大樹が抱かれまくってるので、旭の攻め率は8:2か、9:1位になってるかもね♡
里つばめさん大好きです。
少し古い作品ですが、購入したままになっていたので読んでみました。
大学生同士の友情と恋愛のお話です。
口の悪い旭と上手く付き合っている大輔は、旭の数少ない友人であり、マイペースで何にも執着しない大輔が、唯一執着しているのが旭である。
ある日、旭と酔った勢いで過ちをおかしてしまったものの、大輔は覚えていないふりをしてやり過ごしてしまい…。
過ちの後、旭が気になってしまう大輔の執着や嫉妬がすごいです。
初めはノホホンとした大学生という感じだったのに、意識し始めてからは女子並みに旭に嫉妬します。
好きだと告白したが、、今までと同じように友達でいいよな?と言われ釈然としないまま受け入れてしまうが、次第に大輔の本気が旭にも伝わり、ほだされた旭と両想いに!
Hは、旭が受け?と驚きましたが、リバでした。
電話相手に嫉妬した大輔が旭の携帯を見ようとしたお仕置きHでは、大輔は完全にネコにされてましたけど(笑)
正論ばかりで空気の読めない旭が優しくて素敵だったし、女々しい大輔も恋心ダダ漏れで面白かったです。
普通の学生同士のお話も、たまにはいいですね。