「泣いてる 太郎さんを もっと暴いて 泣かせたい」

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表題作美しい野菜 (2)

藤田治樹,八百屋の息子,25歳
永井太郎,小説家,副業でライター,31歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

セフレ関係になった治樹と太郎。
小説執筆に没頭し、
治樹を放置してしまった太郎は、
焦って夜中に治樹を訪れる。
唐突で行動と必死な態度のわりに、
自分の気持ちの正体に気づいていない太郎は
セックスをねだるばかり。
そんな太郎の変化に治樹の心は騒ぎ――?

「この人、俺のこと
すげー好きなんじゃ
ないの?」

「慣らすとこ見せてよ
見てあげるって
言ってんの」

年下さわやかS×地味系ど淫乱Mの
エロティックラブ、
萌え煮える第2巻!

描き下ろし収録!

作品情報

作品名
美しい野菜 (2)
著者
松本ミーコハウス 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
シリーズ
美しい野菜
発売日
ISBN
9784396783617
4.2

(252)

(131)

萌々

(80)

(29)

中立

(8)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
25
得点
1070
評価数
252
平均
4.2 / 5
神率
52%

レビュー投稿数25

変化にも説得力あり

1巻を数年前に読んた時はピンとこず「中立」の評価だけしてレビューは書いていませんでした。
今回再読し、萌2にしたいけど変更できず、中立のままレビュー上げるのは申し訳ないと1巻は未レビューです。

1巻が当時ピンとこなかったのは、行間を読めず、あっさり感じてしまったからです。
再読しまして、いやいやこれは、いい話なのわかった。となりました(だいぶ遅い)

今ならわかる、ミーコハウス先生ならではの、少ない文字量と絵で語る見せ方が好きです。

藤田がしっかりしていますね。
エロいだけじゃない。
エロい太郎に流されない。
仕事をする太郎に渡り合える自分になりたい。いい男だ。
さすが太郎を変える男なだけある。

太郎は太郎で、筆が乗ったり、意外と早く素直になったり、スランプになったり、こちらも目まぐるしい。

スランプにもちゃんと理由と背景があり、スランプ打開の過程に説得力あって、さすがミーコハウス先生!と唸りました。

清く正しい自分と、淫らな自分を分けてバランスを保っていたのに、藤田と恋をすることによっておかしくなってしまった。
でも藤田に「愛してる」と言われて、どちらも肯定して融合できた。みたいな(もっと深いと思いますが私の頭ではこれくらいの理解なのか悲しい)

更に、太郎から藤田へしてあげたいという気持ちがわんさか溢れてきて。
太郎がセックスの回数を減らすとまで言い出すなんて!!
変われば変わるものですねぇ。愛の力は偉大だ。

─愛って多分 眠気に似てるな
いい言葉ですね。誰にでも毎日訪れる、まったり意識が遠のく気持ちよさみたいな(それだけではないけど、この場合はそうってことで)

で、太郎の先輩登場ですか。
ちょっと悪そうなイケメンじゃないですか。
しかも言うことが当たっている!?
3巻どうなるのか。楽しみですー。

0

いやもうそれ好きやん!ってなるやつでした。

一巻では、太郎さんが仕事に没頭するあまり、治樹を蔑ろにしてしまったと思ってあわあわするところで終わりました。やってることはやってるのにこういうとこでピュアさ出してくるんだからズルいですよね。

なんか一巻の最初の方と比較すると、マトモな大人感が出てきている気がします!笑それも治樹がいることで食生活もちゃんとするようになり、仕事も波に乗ってきている訳ですね。

前巻までは割と受け身で治樹にされるがままだった太郎さんが、自分から行動をおこしているのが良かったです!次巻に期待!

0

裏表紙の太郎が好き

1巻と同じく引きがいいラストです。

ここにきてきっちり子供っぽい治樹(年下 攻め)も出してくるところが天才か、と思う2巻。太郎(受け 小説家)が年上らしいというか、治樹を愛しみはじめるところも、自分自身も大事にしだすのも、恋っていいね人を変えるね、としみじみさせる。

エロはエロい。相変わらずおもちゃ使ってくれます。尿道プレイもラブラブエッチも両方楽しめる最高の1冊。幸せすぎて張り合いがないほど幸せなので、ラストの波乱はもう少しページ数収録されてもよかったかも。

1

今後は濡れ場以外も楽しみたい

 相変わらずSMプレイがとっても濃厚な2人です。ただ、今作では太郎が治樹を好きだという感情を認め、治樹もやりがいを感じられそうな新しい仕事を始めるなど、前巻から環境が少しずつ進展していきます。太郎がすっかり治樹の言われるがままで、まあMの人間というのは得てしてそういうものなんだろうとは思いますが、情事への持っていき方がさすがにマンネリ化してるかなぁとも感じました。が、最後の方には太郎の方から年上らしく治樹を責める描写もあったので、なんだかんだバランスがとれている2人だなと思い直しました。

 S側の人間というのは一見優位なように見えて、実はM側に至れり尽くせりのサービス精神溢れた性格の人でもあるので、今作ではそんな治樹が情事以外のところでも穏やかに太郎を思いやっていることが分かるシーンもあって良かったですね。太郎の方は情事を除くと治樹に恋人としてちゃんと真摯に向き合えるのか若干まだ不安に感じる部分もあったので、仕事との折り合いを上手くつけながら関係を続けられるか見守りたいと思いました。

0

二人の変化と二人の太郎さん

2巻もエロエロですね。
でも二人とも好きって素直に伝えて、お互いにだんだん変わっていきましたね。

太郎さんの過去や今を作った事柄、治樹のちゃんと自分から能動して太郎と向き合いたいと思うこと。
そして恋人同士に。
怖がってる太郎さんが可愛いです。
ズルくて罪悪感に囚われていて淫乱でMな太郎さんにとことん付き合うつもりの治樹、いいですね。愛です。

でも治樹と幸せになると小説がスランプに?

そして先輩との再会。なんだかヤバそうな先輩ですね。嫌なこと言いますし。次の巻では何か起こしそうです。

0

本気の関係に?

セフレといいつつもお互い大事に思っていた1巻。
続編は、だんだん本気になっていく関係をどう受け止めるか、発展させるか、お互いに悩みながら進んでいく。

言葉の代わりに体をつなげる二人ですが、終盤には、藤田くんの決心でちゃんと向き合おうと一歩踏み出します。
永井さんは、最初の相手、先輩(今は大手編集)がまだ好きだと思っていますが、その先輩が最後に登場して、ここからどうからんでいくのか?
続きが楽しみです。

プレイはプジー登場でH度が増したような。個人的には痛そうで苦手なのですが、まあ永井さんがとろけ切っちゃってるのでそんなに抵抗はなかったかな。まあ、その辺は急いで読みました :-)

0

1巻に負けないえろ可愛さ♡

1巻が想像以上によかったから即購入ー!
ネタバレお気をつけください

2巻でも太郎の天然など淫乱ぶりが溢れてて
かなりのえろ可愛さ♡

特に、つき合う気はないと自分で言っておきながら
2〜3日の放置で耐えきれず、実家まで会いにいって
「ヤりたい」と伝えるものの手をだしてもらえず
そこからのジイとか、奥まで届かないもどかしさ
とか、その後の泣き顔とか、色気がヤバいです♡♡

尿道プレイにしても、器具自分で買わせるところ
から楽しむ攻め(年下)も、攻めとして育ってますw
買いにいっただけで勃っちゃって立てなくなるとか
可愛すぎるー!!!

ストーリー的にも進展し、太郎さん(受け)の
「世界中から拒まれている気」はもうしないんじゃ
ないかな。。。

絵的に強い抵抗がなく、えろいの苦手、とかで
なければかなりオススメできます♡♡♡

2

1巻のノリで読んだら少し雰囲気違ってました

1巻に比べるとSMさは薄いかな。
どちらかというとイチャ甘度がUPしてました。

悪い子の太郎さんと良い子の太郎さんが仲良くなったり、治樹との関係をセフレと思い込んでいた太郎さんが自分の気持に気が付いたりと精神面で結構進んだかな。
いや、進みました!
だってあの太郎さんが治樹を可愛がろうとする面が出てくるんだもの!
変ったよね。
お口でしてあげた後、仕上げに吸い込むとか丁寧ですね٩(*´︶`*)۶

SM度が大人しめとは書きましたが、尿道プレイ出てきます!
お道具購入するところからがプレイの一環です( *˙ω˙*)و グッ!
断面図とかも有ります。

とはいえ、読み終わった時の印象の強さはやっぱり1巻かなぁ。
なんかすっごい\( 'ω')/ウオオオオオアアアーーーッ!! ってなったからな、1巻。

治樹も就職に伴い髪の毛切って心機一転!

太郎さんも在り方が変わったことが作風にも影響を与えて、スランプにもはまってしまって…な状態だけども治樹と一緒なら大丈夫そうねー♪なんてのんきにニヨニヨしていたところで!

不穏そうな新キャラ登場。
太郎さんの初めての人である先輩です。
ううん、不穏な終わりだ。
だが一つ言わせてくれ。
太郎さん、警戒するのは良いことだ。
だけどもあれは一言余計だよ~。
虐めてくださいって言ってるようなものだよ。
ちょっかい掛ける気が仮に無かったとしても、あんな言い方されたら意地悪な気持ちが湧いてきちゃうよ!
そこは相手が吹っかけてくるまで様子見とこうよ。

0

エロどころじゃなかった

 後から購入することのいいところは一気に次の巻が読めることですね。
 現実と理想の狭間で鬱屈を抱える太郎が、治樹とのSEXで解放されて行くのですが、エロモードじゃない時の太郎の覇気のない生活ぶりは、全然「清く正しく」は見えなくて、鬱屈抱えるほど清くもないよ?と思っていたのですが、この巻で太郎の「清さ」がわかって来ました! 小説家である太郎は彼の物語の中では、強く気高く自由でいられたのですね。
 暴かれたい太郎と暴きたい治樹。一緒に暮らし始めた二人は、エロエロであまあまで、見どころが沢山なんですが、私は先輩の存在が気になって気になって、萌えてる場合じゃありませんでした。太郎が話した過去の大半に大きく係わっている先輩。思春期の太郎に多大な影響を与えた先輩。元彼女もライターの仕事も先輩の紹介で、初体験の相手(SEXはしてないけど)でもある先輩。いやな予感しかしないと思っていたら、案の定、登場してきちゃった(>_<)しかもすごく嫌な感じの男です、この先輩。うつむく太郎さん、大丈夫だろうか。
 松本先生はこの先輩をどんな風に動かすんだろう?とても心配で、そしてとても楽しみだ。

2

読了後の満足感の正体は?

2巻まで読んで、かなりの満足感。
この満足感は何だろう。エロが濃厚だからかなぁ。

受けの太朗さん31才の過去に、2巻で焦点があたる場面がありました。
太郎さんは、教師の父親に厳しく育てられ、優等生として学校生活を過ごした。友達は少なく、人付き合いは得意でなかったものの、生徒会に入ったことで、教師や先輩に庇ってもらえる立場を得ることができた。また、もともと父親の影響で文学が好きで、高校生から文章を書きはじめた(のだろうと思わせる描写あり)。紙の上では、現実の脆弱な自分を排除して、「清く正しく強い」自分を作り上げることができた。しかし現実には、性の壁にぶち当たり、自らの性欲や自慰行為(本人にとっては清く正しくない)を認められずに苦しむ。尊敬する先輩の言葉により、性欲や自慰行為をする自分(悪い自分)と、清く正しい自分(よい自分)を分けることにした。(でも実は先輩の助言はたいして影響力はなかったと私は思うんですよね。悪い部分と良い部分を極端に分けてしまったのは、やっぱり父親の影響が大だったのではないかな)

という過去をたどり行き着いたのが1巻冒頭の太郎さん。
このこじれた子を解きほぐしてくれるのが年下イケメンの藤田くん。
あれ、この設定どこかで……と思い当たったのは最近読んだ宝井理人さんの「テンカウント」。
受けが自分の認めたくない部分(性欲)を抑圧してきた過去があること、それを年下のイケメンがさらけ出させ受け止めることによって統合していくこと、が共通しているなと。
テンカウントのほうがより意識的にトラウマとその後の自己形成を扱っているかんじはしますが。
それはさておき。

藤田くんは、料理できるし、気つかえるし、イケメンだし、エロいし、かといってヒモにならない自立心も立派だし、本当に理想の旦那ってかんじ。
こんな人に愛されて、恋を自覚できた太郎さんは幸せだろうな。ちょっと太郎さんが羨ましくなってしまいました。
もし太郎さんが女だったら、こんな打算も自覚もないくせに、幸せな恋愛しやがって、とか思ってしまうんだけど、そうならないのがBLのいいところ。
互いの気持ちの矢印が揃ってきて、通じあうさまをとてもここちよーく読むことができました。
何よりエロが多くてしかも描写が濃厚。
満足感の正体はやっぱそこな気がするなぁ。
もしくは、冒頭では廃人でとくにかっこよくもないし良いからだってわけでもない太朗さんが、藤田くんに愛されることで変わっていくってとこがいいのかなぁ。何か知らぬまに太朗さん=自分にして見ていたのかもしれないとふと思いました。

ラスト、先輩の台詞には、すごく嫌なかんじを覚えました。せっかく人間的に健全な状態に至った(抑圧していた部分を取り入れられた)のに何てこと言ってくれてんだ、と。

けど2巻で終わりだとおもっていたので、3巻があるのはうれしいてます。楽しみにしています。

2

onBLUE流が発揮されて更に面白く

1巻では匂わせつつもまだうっすらだったここのレーベル独特の流儀がいよいよ分かりやすく発揮されてて、1巻以上に面白かったです。

忘れてましたけど、治樹(攻)はMの太郎さんに合わせてS役をしているだけで、元よりSな訳ではないんでしたね。
太郎さんだけでなく、そんな治樹の内面までもがじわりじわりと暴かれてる巻でした。

とりあえず言えることは、太郎さんの色気がハンパないです。
やっばいこれ。
尿道プレイのとこが特に凄かった…
こんなの治樹じゃなくとも虐めて可愛がってドロドロにしてあげたくなるよ!

ラブラブになった二人の激甘な日常には頬がゆるみます(*´˘`*)
太郎さんが作った不味そうな朝ごはんを二人で食べてるシーンが特に好き。
美味しいごはんってこういうことよね~って思いました。

最後に出てきた新キャラ(太郎さんの学生時代の先輩)は、ただの当て馬なのか、何か握ってるのか、どっちなんだろか。

3

か、かわいい……

待ちに待った電子書籍が出たので購入!!
とにかく前巻と比べて糖度がすごい。あま〜〜〜〜い!(笑)

まず、セフレと言いながら完全に恋してしまってる太郎がかわいい。その後は前巻を読んで予想していたよりも意外とあっさり気持ちに気づいて無事に両思いになります。もっと葛藤を求める人にはもしかしたら物足りないかもしれない…。
個人的には前巻の方がセックスが生々しくって刺激的だったような気もするけど、今巻は双方の愛を感じる気持ちの通じたセックスだったのでシミジミした(笑)
そして、”好きだから苛めたい””好きだから可愛がりたい”の気持ちが入り乱れてる治樹もかわいい。もう二人とも本当にかわいいんですよ…。
ただ、後半に太郎の昔の先輩が出てきて、不穏な感じで終わるので続きが気になってしょうがない!!しかも何か嫌な先輩っぽいし、あんまり太郎を傷つけないで欲しいな〜

一番悶えたシーンは、お風呂で太郎→治樹へのフェラ。治樹がヤり過ぎの寝不足による不注意で手を怪我しちゃったので治樹を洗うために一緒にお風呂に入るお二人。治樹は当然のように勃っちゃって、お尻に入れたいと言うんですが、治樹に無理させたらダメだからってことで太郎がフェラ頑張ります!愛おしさたっぷりに治樹の治樹を可愛がってあげてる姿はそりゃもう!!ほんっっっとにかわいい!しっかりお掃除フェラまでしてあげちゃったり、幸せそうに微笑んだり、女神かと思った…。そんな様子の太郎を見て治樹は当然きゅ〜〜〜んときちゃうよね。愛されてる、可愛がられてる、可愛がりたい!と想いあってる二人が伝わってきて、ごちそうさまですって感じでした。このシーンでの二人の会話のやり取りとかかわいいんですけど、それはさすがにネタバレしないでおきます!甘くてエロいの好きな方におすすめします!

2

一巻の方が好みでした。

発売日に買って読んだのに、レビュー忘れてました。
うーん。
悪くはないのですが、一巻の「おおおおおお!!」っていう萌えはすっかりおさまってしまいました。
当て馬も出てきて、何かちょっと違う方向に行きそうな。
先輩のかき回し方が、何か好みと外れそうな予感。
エロは多かったんですが、何故か一巻の方が好きですねえ。
理由はよく分からないのですが。
エロに重点置かなくてもいいんじゃないかなあ。

あと指ぱっくり切ったのは、い、痛い。全然リアルには描かれていないのですけれど(がくぶる)

0

悪いコは、誰?

表紙の治樹、エロいですねー!
上目遣いであんなふうに指を舐められたら、
誰だって、エッチな気分になっちゃいますってば!!

本の中身はというと……わわわわわ!!
うっぎゃー!
エ、エロいです。もう、それこそ、エロのエロ。
1巻以上です!(><)

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

まず笑ったのが、治樹(攻め)が太郎(受け)を
「快楽の亡者」と呼んだこと。
そりゃあ、太郎は、Mだし淫乱で、
いつでもヤることばかり考えてるし。
でも、それが的を得ていて、爆笑です。

でも治樹(攻め)は、太郎(受け)に恋してるん
ですよね……。
2巻では、太郎と治樹は晴れて恋人同士になりますが、
「うーん、ホントにホント?
 身体だけで流されてない??」と
太郎に念押ししたくなります。
なんたって、「快楽の亡者」ですからね(笑)
でも、二人が恋人になったシーンは、嬉しかった♪
しかし、それ以上にエロエロで……
二人が告白するシーンは、SMじゃなくて
ふつうのエッチで良かったなぁ、と
それだけは安心しました。


途中、治樹が求職の為に髪の毛をバッサリ。
えええええ。いやいや。
さっぱりして、好青年になりましたよ?
でも、この作品はエロエロが主題でもありますよね?
前の髪型のほうが、エロチックだったなぁ。
短い髪の毛じゃあ、この2巻の表紙のような
エロチックさは、出せませんよー??


SMの入ったエロさの中にも、
だんだんとこの「美しい野菜」という作品の
主題がひっそりと入り込んできている気がします。
「良い子の太郎さん」「悪い子の太郎さん」
「悪が棲む……」「欲が棲む……」
「ひどい」「最低」
極めつけは、先輩との再会。
そして、先輩の言葉。
「ハリボテの希望は、ハリボテです」

「美しい野菜」とは何か。
相対するものは、一体何なのか。
いや、それとも「誰」なのか。
太郎か? 治樹か? それとも…?

先輩の目的って、結局のところ何っ!?
エッチなの? まさかエッチ? 治樹がいるのに??
次巻が気になって、たまらなーい!
と、いうところで終わってしまいました。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

エロチック、SとM、淫乱、恋、
それらも全て、この「美しい野菜」の主題だと思います。

特にエロは、度肝を抜くほど凄いですがっ!><


彼らのこれからのエッチの新しい試みの開拓を望みながら、
次巻を待ちます!
(いや、普通のエッチでも嬉しいですよ、勿論)

3

1巻だけでよかったかな?

1巻は面白かった、けど2巻はなぜだか微妙でした。
なんでだろう?

1巻だけで満足だったかな…。
絵がちょっと苦手です。

0

徐々に「気持ち」が育ってる

ミーコハウスさん作品でダントツに好きな作品。2巻の発売を心待ちにしてました。内容は皆さま書いてくださっているので感想を。

何というか、太郎さんが色々な面で「育ってる」という気がしました。
今までは他人に対する気持ち(愛情や思いやりetc.)も、仕事に対する熱意も、何となく欠けてる人だったと思うんですよね。それが治樹と係わることで育ってきた、というか。
親と衝突して家を出てきてしまった治樹が家を借りる時に「無謀だ」と諭すシーンや治樹に朝食を作る姿にはちょっと感動。大人になったんだなあと。

ビジュアルも相当可愛くなりましたよね~。イヤ、ここ大事。1巻の初めの方はだいぶキモかったもん…。ミーコハウスさんの絵柄の変化もあるのかもしれませんが、治樹に美味しいものを食べさせてもらって、彼に心を許し、自分の治樹に対する気持ちを自覚したからか、ホントエロ可愛いです。

治樹も髪を切って男前度がぐんとアップした気がします。単純に好みの髪型なった、ということなんですけれども。

エロは相変わらずSM。お互いの愛情を確認したからか、ハラハラしない(?)SMで読んでて安心してしまうくらいでした。もちっとSM道を極めてほしいなとか思いつつ。

二人の関係はだいぶ進み一安心してたら、まさかの当て馬さん(太郎さんの先輩)が。アンニュイな雰囲気、腹黒さんらしきセリフ。なんとも魅力あふれる男性で凄く気になります。彼が、これから二人をどうやってかき回してくれるのか非常に楽しみです。

3巻、早く出ないかな。

10

やはりモブじゃなかったね『先輩』


受→攻フ○ラだけで萌から萌×2へグレードアップ…‼︎ な、2巻目ご馳走様でした。野菜だけに
プレイにだけでなく、太郎(受)のやり方に萌えます。表情に注目です。

冒頭では治樹(攻)が太郎のことちゃんとした好きだったんだ…!?ということに驚き、驚いたことにもびっくり。

太郎と同じように、まだ確定の好きではないと思っていたようです。そんな太郎ももう言わずもがな…♡ですが笑

2巻ということで期待して読んでみて、まさかの続きありにうほー!となりました。しかも波乱の予感。
治樹の男前さが試されるときがきたのでしょうか…大分手強そうな相手。

男前といえば、終盤にかけて太郎の男前受け度が上がる上がる……!受け攻め逆転したのかと思いました。
なんですかね、割と最中余裕〜な治樹がわたわたし始めたからですかね…!?
その余裕が太郎に乗り移ったからですかね!

そして治樹……はいつの間に太郎のことを溺愛に……?どんどん愛しちゃってます。監禁とか大丈夫かな…冗談です

シリアストーンではないかと思うのでヤンデレにはならない、よね。プレイとしては素晴らしい。


ヘタレな治樹も男前な太郎もたいへん美味しいけど、やはりSMも極めていってほしいと思います!!

宜しくお願い致します!(笑)


5

ゆっくり ちゃんと 恋しよう

って、なんか他の本の帯で見たことのあるような、、、

身体から始まったような、SMプレイのエロエロばっかりかと思わせておいての第2巻。
治樹の粘り勝ちってことかな。

自分の肉体の快楽だけしか求めていなかった太郎が、治樹と会えない(会わずにいた)時間が続いたことで、単に肉欲を埋めたいのか、あるいはそれ以上の何かが自分の中に育っているのか悩み始めます。
その悩みこそが恋だと、治樹をはじめ、周りにはバレバレなのに。
人を愛することへの怖れを受け入れて、恋愛のステージを一段上がった太郎。
しかし、その太郎の前に、過去の男が現れて…。

続きは on BLUE誌で。

6

太郎!太郎!太郎!!!

1巻では、太郎が自分の気持ちに素直になれず、セフレ止まりだった太郎と治樹ですが、2巻では一転甘々ラブラブな2人を堪能できます☆

とにかく、太郎が可愛い!!
余りにも可愛すぎて、まるで自分が治樹になったような錯覚に陥ったくらい(笑)
自分の気持ちに素直になってからの太郎の破壊力は半端ないです!
「このまま抱いててくれよ 特別なことしなくていいから…」
なんて、もうもうもう!!!
そんなに俺のこと好き?好きなのかーーーって(笑)

セフレから始まった2人ですが、2巻では体だけじゃない心の結びつきも描かれています。
お互いの状況や立場を受け入れて、より絆が深まります。
太郎は太郎で葛藤はあるようですが、治樹へのストレートな愛情表現がたまらなく可愛い☆

お風呂のフェラも愛情たっぷりで萌えましたが、治樹出勤前の玄関でのチューがめちゃくちゃ良かったんですが!!

俺も愛してるぞ、太郎!!!

先輩、どうかあまり波風立てないでやってくださいね。
3巻も楽しみです♪

6

良い子と悪い子が仲直りして変わっていく太郎さんから目が離せない。

最近やたら二重人格や多重人格キャラに遭遇するので、
(例えばうたプリの那月とか、黒子のバスケの赤司とか、
ドラマダの蒼葉とか)
共感するから印象に残るのか、自分自身が惹き付けているのか・・・
そして勿論この作品もその1つで、非常に考え深かったです。
なぜなら私自身もカウンセリングを受けて、
病んでいた頃の自分と今の自分が2人いる状態を感じているからです。

松本ミーコハウスさんの作品は「恋のまんなか」ではまりました。
(「恋のまんなか」は神すぎてレビューが書けない作品の一つなのですが、
いつかレビューしたいと思います)
登場人物達に共感し、心を揺さぶられました。
そしてこの「美しい野菜」もその作品の一つになりました。
(「星の数ほど」も受けが病みすぎていますが、考えさせられました)

1巻は読み返すと2人の関係はまさにセフレで、
ひたすらセックスして道具も使って快楽を追求していく感じでしたが、
今回は想いを通じ合ってお互い恋人同士として
セックスだけではなく、きちんと話をしてお互いを知っていく、
身体だけではなく心も寄り添っていく・・・そんな印象を受けました。
私は1巻は悪い子の太郎さん、2巻は良い子の太郎さんが
それぞれセックスしているという解釈をしています。
そして1巻ですでに悪い子の太郎さんが治樹さんとセックス中に
こわして…こわして……こわれたい……
と言っていたので、伏線だったんだと気付きました。
太郎さんは悪い子の太郎さんを封じ込めてきたけど、
本当は誰かに認めて欲しかったんだと思います。

治樹くんの太郎さんがヤりたいと言ってもセーブしたり、
太郎さんを押し倒して、キスしたけど、外で出て散歩しようと誘う姿は、
計算された恋の駆け引きと言うよりも
きちんと太郎さんに向き合おうとして、
セフレではなくきちんと恋人同士として付き合いたいという気持ち、
太郎さんが大好きだという想いが伝わってきました。
治樹くんカッコイイ!

太郎さんが治樹くんを好きだと自覚して、
治樹くんに好きだと伝えると同時に怖いと言う想いが出てくるのは、
何だか共感しました。
太郎さんは元カノとのトラウマの影響で
人を好きになるのが怖いんだと思います。
そこからは普通のセックスをするのですが、
今まで普通のセックスしたことなかったんじゃないかな?
本当にやっと恋人同士になれたんじゃないかって思えました。
そして太郎さんから照れながら
もういいだろ 俺のとこ住んだって!
とさりげなく同棲しよう宣言!
太郎さんめちゃめちゃ治樹くんのこと好きじゃん!!

それから作家さんの意味深発言からすると、
太郎さんが自分の性癖を押し殺していたけど、
治樹くんによって解放されて、
筆にも影響が出たという解釈で良いですかね。
それを言われて太郎さんは戸惑い、書き方がわからなくなってしまいます。
自分の中にもともといた2つの人格が両方変わっちまって書き方が
さっぱりわからなくなった…
と言う言葉から、太郎さんは自分の中に2つの人格がいることは
自覚していたのがわかります。
でも治樹くんはさらっと
悪い子の太郎さんと良い子の太郎さんが仲良くなった感じ?
と鋭い事を言い放ちます。
つまり治樹さんが太郎さんの性癖を暴いたことで、
太郎さんが自分の性癖を知っていき、認め始めたという感じですかね。
私も今ではこうやってBL漫画にはまってレビューを書いてますが、
昔はエロに対して押し殺したい気持ちがありましたし、
下ネタも大嫌いでした。
でも、本当の自分を認められたからこそ
BL漫画を好きになったのではないか等
この作品を通して色々と考えさせられました。
治樹さんはまた
バランス整えば書けるでしょ
とさらっと言います。
治樹さん太郎さんより太郎さんのことを理解しているようです・・・凄い!
良い子の太郎さんをめちゃくちゃにしたいんだ
困る?
と言う言葉には私もドキッとしました。

やはり太郎さんの過去の話で性に関して認めたくない気持ちがあって
性欲処理する自分(悪い子)と清く正しい自分(良い子)を分けたんだ
(喧嘩して別れたって感じかな?)
と話してるので、それが出来るってことはある意味器用だと思いました。
私自身は気付かなかったので。。。
その後、私の苦手な尿道責めしてるけど、
1巻とは違って愛を感じました。
それと
こわれる 境目が なくなる
という表現はとても印象に残りました。
性癖を認めたくない自分と淫らな自分が一緒になっていく・・・
という感じでしょうか。
太郎さんは、
淫らな自分を認められるようになって来たのではないでしょうか。
私は性欲は人間の三大欲求なので認められるようになって来て
本当に良かったねと太郎さんに言いたいです。
それを手伝ってくれたのが治樹くん・・・
太郎さんを治す=治樹くんって名前なのかなとふと思いました。

にしてもフェラする太郎さんエロいですね~!!
あと治樹さんに苦手な料理を作ってあげるのは愛を感じます!!
治樹くん良かったね!!
泣いちゃう気持ちわかるなぁ!!
2巻は本当に太郎さんのターンだな~と思いました。
太郎さんの
俺だって もう捨てるみたいに生きてく気ねえよ
(お前に こんなに愛されて)←心の声だけど
ちゅーしながら
愛してるぞ 治樹
とかもうラブラブじゃないか~このこの~!!って感じです(笑)

そんな矢先に太郎さんの初めての相手、イケメン先輩が登場。
松本さんの作品はほとんど読みましたが、
今までで一番大人っぽくてカッコイイと思っちゃいました。
太郎さんの作品に対して何やら鋭く意味深なことを言い放ち、
(そういう所は治樹くんと似てる?)
お前俺のこと好きだったじゃん
と今更爆弾を投げつけて来ます。
当て馬なんだろうけど、何か凄い魅力的で
是非スピンオフを出していただきたい!と思ってしまいました。

太郎さんは、これからどう動いていくのでしょうか。
色々考えさせられた作品となり、神評価をつけたいくらいですが、
まだ途中なので萌×2にしました。
今から3巻が楽しみです。

7

萌に萌えた太郎さん。

全体のお話しなどについて他の姐さま方が語ってくれてらっしゃるので、私は今回の2巻で萌に萌えていらっしゃった太郎さんについて...!

1巻でも治樹とのセックスにメロメロ状態の太郎さんでしたが今回も健在。エロいわかわいいわエロいわで大変です(笑
ネタバレになりますが治樹と通じあってからのお風呂で治樹のをフェラするシーンが!
普段は爽やかSに攻めまくる治樹ですが、この時ばかりはわんこ年下がチラチラ。頑張る太郎さんにクラクラしてます。この時の太郎さんがかわいいんですよ!!最高に可愛いです。幸せそうで読んでいてこちらも思わず笑をこぼしてしまいました。
治樹と心で結ばれたあとのキスシーンも見所の一つです!

6

確かに、萌え煮えます!

待ちに待った第2巻です。「萌え煮える第2巻!」の帯に偽りなしで、少しずつ素直になってる太郎が可愛くて、確かに萌え煮えました(笑)おまけに、1巻よりも甘々になってて、読みながらニヤニヤが止まりません。

2巻では、治樹が家出して、新しい仕事をすることで2人の関係も変化します。快楽の亡者な太郎に、自分の存在をちゃんと考えてほしいと、心を鬼にしてエッチも我慢して会いに行かなかった治樹。当然最初は、エッチしたいという本能(?)に突き動かされてた太郎だけど…。

会えない時間にちゃんと治樹のことを考えるようになります。そんな、自分の恋心をだんだん意識して戸惑う太郎が可愛いです。
治樹も太郎を好きになって、今までの能動的な姿勢から自分の望みと向き合えたのが良かったです。

そして、セフレから恋人に昇格した2人には、優しくて甘い雰囲気が流れてて、キュンキュンして悶えます。エッチも、1巻同様エロエロで、気持ち良さそうな太郎の表情に萌えます。
このまま平和な結末かな?と思ったら、太郎の初恋の先輩が登場して、気になるところで、まさかの3巻に続いています。ほんと、続きが早く読みたくて悶えます!

10

太郎ちゃんが可愛い~

いつも無表情太郎ちゃんは感情を揺れ始める。自分の気持ちも治樹に対して接し方も戸惑っている。少しずつ素直になって、自分の気持ちと過去を治樹に打ち明けた。ハッピエンドはずだが初めての男が出てきて、脅されて、太郎ちゃんは大ピンチ。また2年後待つって気が気じゃないΣ( ̄ロ ̄lll)。

さてと、ちょっと不満な点があって、治樹は太郎ちゃんの気持ちを気付いて、恋の駆け引きをした。計算高い攻めって苦手だけど太郎ちゃんはOKなら私も応援するしかない。

6

まだ、続きます!

女役セックスの虜になってしまったMな小説家の太郎さんと、
そんな淫乱な彼を、可愛い…と思って恋に落ちたゲイで年下の治樹。
恋人関係になることを太郎さんが拒み、セフレ状態。
でも、
小説書きに夢中になっていたら、
かいがいしくお世話に来ていた治樹がぱったり来なくなって、
太郎さんはひどく不安になって…

この2巻はそんなはじまり。

セフレ、と思いつつも治樹への執着を見せる太郎さん。
会いたくて実家の八百屋の前まで夜中なのに行っちゃったり、
会えたら俯きがちに顔を赤らめて、
「お前と……し、したいんだけど……」なんて、
もーーどこまで無自覚に可愛いくて、エッチ好きなのだ!w

でも今回は、攻めの治樹はすぐにしてくれません。
太郎さんのことが好きだから、
そして、それは治樹の過去や、今の状況のせいでもあって…

1巻では治樹は、年下ながら優しく頼れるSな攻めって感じで、
理想的すぎる攻めじゃない!?なんてわたしは思ってたのですが(笑)、
今回は、そんな治樹の弱さや甘さや幼さが見えます。
髪の毛を切って、
見た目もずいぶん若く、というか子供っぽくなっちゃいました。
まるで学生みたいだよー
外見は1巻の方がずっと好みだったので、正直ちょっと残念だな…

治樹への恋を自覚し始めた太郎さんと、
そんな太郎さんをより暴きたくなってしまう治樹。

今回のエッチなシーンでは、
道具を複数使っての太郎さんの自慰や、
(ローターにゴムを被せて自分で挿れてるの、妙にエロかった!)
目の前で太郎さんにローターを入れて慣らさせて、
治樹が途中指を入れたり、足を開かせたり、振動を強くさせたり…
あとは、
尿道に棒を入れながら、後ろにも前立腺を刺激する器具を入れて…
お風呂で優しくフェラ…なんかもありました☆

この2巻では中ほどで想いが通じ合って、
そっからはすごーーくエッチも態度も甘々~~です。

でも、エッチな事ばっかりじゃなくて、
ちゃんと過去について相手に話したり、
1巻では見えなかった素が出てきていたり、
太郎さんが年上らしく振る舞う一面もあったり、
(治樹のことを考えてエッチもセーブ!)
愛を育んでるなぁと感じられてとても微笑ましいです。

だけど、幸せに満ちた状態は続かないのか、
最後には太郎さんと昔エッチなこともしていた先輩(腹黒いじわる系?)
が登場して雲行きが怪しくなりそうだよーーってなって、次巻!!

またまた次の巻が待ち遠しいです☆

12

少しネタバレ?

初レビューです^ ^
2巻はとにかく幸せ、ほのぼの、甘々…という言葉が似合うほど、終始優しい空気が漂っていました(やることはやっているのですが…笑)
1巻のような2人の空気感を期待すると、「あれっ?」となるかもしれません
実際私はそう感じてしまい、自分の好みを改めて思い知らされました…救えない、暗い話が好きなんだなと(笑)
そして、そんな物足りなさを感じていたところに
太郎の元先輩の登場*\(^o^)/*
この先輩に全部持っていかれました…
イケメン・バツイチで太郎の初恋の人。
これから、この2人にどのように絡むのか気になります



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