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ちるちるの記事(言葉攻め特集?的な)を読んで、めちゃくちゃ好きな攻め方のめちゃくちゃ好きな先生の作品なのにレビューしてない・・・!と気づいて再読。
2015年の作品なので、だいぶ今とは空気間が違ったのだと思いますが、今のコンプラ激強時代的な考えで読むと、須藤くんがなかなかにクズい。85ページの台詞とか、、物議を醸しそうです。
個人的に、強引な攻くんはわりと好きなのですが、受ちゃんにはガッツリ対抗してほしい(対等な関係で嫌なことは嫌と言える受)タイプなので、受け身な岸くんとの関係性にヒヤヒヤ、ときにモヤっとしながら読みました(岸兄に共感・・・)
レビュー評価に期待して購入しましたが、両思いになるまでの過程や登場人物の背景などが結構あっさりしていました。きゅんとしたり、ぐっとくるポイントはあまりありません。もっと引き込まれるストーリーを期待していました。絵は可愛いです。
表紙の感じからは想像できない、手に入らないものなどないと思ってるジャイアン攻めとビクビクしている弱気受けでした。
小学生の頃に振られた子に似てるだけで、岸に小学生レベルの嫌がらせをする須藤が正直あまり好きになれませんでした。
その振られた子が実は岸だったんだろうな…と思いながら読んでたのですが、最後までその描写は無く…。
ただの他人の空似だったんですね。
似てるってだけで嫌がらせ受けてる岸が不憫なんだが。
岸も岸でもういい大人なのに、いつまで兄に心配されてるんだと思いました。
兄もブラコン過ぎですね。
大学に入ってどんな酷い目に遭ってたのかと思いましたが、その部分の描写が曖昧だったのでそんなに震えながら号泣するほどの恐怖が理解できませんでした。
Hのとき意外に感じやすい岸が可愛いとか、須藤の事を特別と言ってくれたのとかのキュンや、兄と須藤の対決とか面白い部分もあったのですが、共感できなかった部分が多くて残念でした。
良き終わったあとほんわかするようなお話です。お金持ちで顔も良い順風満帆な人生を送っている須藤(表紙左)と人と関わることが苦手でマイペースな岸(表紙右)は同じゼミ同士の共通点があり、須藤が岸に嫌がらせをすることが楽しいに日課となっていました。しかし、岸のことを少しずつ意識し始め、2人の距離が近づいていきます。この平和であまあまな感じがなんとも嬉しかったです。須藤が岸のことを自分のだと主張したり、岸の照れる顔が最高に可愛い所などきゅんきゅんする場面をいっぱい見られて幸せな時間でした。