表題作月を読む

市川直人,大学生→社会人
湊,小学生→大学生

あらすじ

大学生×小学生→社会人×大学生の年の差CP。 
一つのカップルの成長話?です。

作品情報

作品名
月を読む
イラスト
ロッキー 
媒体
漫画(コミック)
サークル
久<サークル>
ジャンル
オリジナル
発売日
4

(2)

(1)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

月を読むふたり

ロッキーさんのオリジナル同人誌の今作は
ご自身曰く”同人誌でハレンチなお話は初めて”とのことで
少しどきどきしながらページを捲りました。

大学生のナオくんと小学生の湊くんは
家族ぐるみで近所づきあいがある幼なじみの関係。
けれど湊くんが引っ越しをすることになった前日
ナオくんは湊くんに手を出してしまう。
それから7年の月日を経て、大学への進学をきっかけに
再びナオくんの前に姿を現した湊くんは―

冒頭から、ナオくんが湊くんに乱暴しているように見える
少々過激なシーンで、その上湊くんが小学生(高学年)設定だったため
戸惑いながらの読み始めでした。

けれどその後、時を経て再会を果たしたふたりが
ぎくしゃくしながら未だ想い合っていることが分かると
萌えがじわじわと押し寄せてきました。

印象的なのは、彼らふたりの空気感がほとんど一定だということ。
それは醒めた感じと言うより、お互いさぐりを入れながらも
昔ながらの安定感ある温度が保たれている感じ。

そんな中、健気に想いを伝えようとする湊くんが可愛くて可愛くて。
ナオママに彼女について事前にチェックしていたり
入り込める余地はあるか聞いたり
7年前の出来事を『無理矢理じゃなかった』と言い張ったり...
年の差CPの年下の一途な姿・表情の可愛さときたらないですね。
体を繋げるシーンでも、湊くんの懸命さが可愛かった!

”月を読む”とは”暦をよむ”、という意味があり
ふたりが離れている間
ナオくんは湊くんからの手紙を読むことで月日を数え、
湊くんの方も好きなカメラでまたふたりの写真を撮りたいと願い
年月を積み重ねてきたのかなと、タイトルから想像しました。
そして、これからはふたりで月を読んでいく、
そんなラストシーンがじんわりやさしい温度で伝わってきました。

おまけのペーパーは彼らの番外編となっていて
こちらも湊くんの可愛さは言わずもがな、
ナオくんのヤンデレ具合も最高でした♡
ロッキーさんのヤンデレ×年下抱擁受け、イイです!

2

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