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表題作つま先から愛されて

田間村慎二郎
秦明日佳

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下漫画

あらすじ

※11/12→11/25に発売日変更となりました。

男にフラれた明日佳は、靴を投げつけ夜の街へ飛び出します。裸足で歩き疲れたところで、出会ったのは大学生の田間村。初対面なのに優しい彼に、明日佳は一夜の関係を持ちかけるのですが、あえなく断られてしまいます! やけくそになって、田間村の前でオナニーして……。

秋水社の公式HPでは、1話目が無料で立ち読みできます!

作品情報

作品名
つま先から愛されて
著者
松本ノダ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
秋水社
レーベル
Daito Comics BLシリーズ
発売元
大都社
発売日
ISBN
9784864951128
3.9

(128)

(53)

萌々

(41)

(20)

中立

(5)

趣味じゃない

(9)

レビュー数
18
得点
494
評価数
128
平均
3.9 / 5
神率
41.4%

レビュー投稿数18

足フェチに目覚めてしまった者と足責めに目覚めてしまった者

始まりはトンデモ系ですが、ピュアです。そんでもってエロくて可愛くて最高です。
遊んでそうな割に愛を求めてる主人公 明日佳くん。高校から付き合ってたと思ってた年上男。
相手は付き合ってるつもりはサラサラなくセフレの扱いだったんだって。
裸足で飛び出して足が痛くて立ち止まってるところに現れたイケメン大学生 田間村通称たまちゃん。

やっぱり道でうずくまってる人間はちょっと厄介なやつだよね、どの物語でもそう。見て見ぬ振りが正解だと思う。けど、たまちゃんいい子だから声掛けちゃったら、お兄さん顔超好みだからヤラない?もし断るんなら家の前で名前呼びながらオナニーしてやるから!なんて言い出す始末。ヤベェやつ確定やん。こんなん通報しておまわりさん来てもらえよ案件なのに、家入れちゃうのよ。

玄関先でセフレの彼に飲まされた催淫剤のせいで我慢できないと自分でやり出す明日佳くん。ヤバいよ、なんで家入れちゃったん?って思うんだけど、感じてる明日佳くんの足先の動きに興奮を覚えてはぁはぁし出すんだわ。そんな変化を見逃さない明日佳くん可愛くおねだりして玄関先で思わず合体。

実は、たまちゃん恋愛感情感じた事がないし、性欲も薄い童貞と判明。そんなだったのに明日佳くんの足先には興奮して触れたい舐めたい触りたいってなってしまうんよ。
そんな行為されてるうちに明日佳くんも足先の事思い出すだけでイッてしまうくらいの上級者に。
いやー、性癖っていつ目覚めるかわからんもんですね。

最初の方の明日佳くんのお顔が魚眼レンズで覗いたみたいに目が離れててちょっと苦手感ありましたが、読んでたらなれました。

表紙もえっちで非常に良いですね。

シーモアで購入
白抜き修正

0

始まりはトンデモでしたが…

松本ノダ先生の作品を読むのは2作目くらいなのですが、お話がいつも面白いなぁと思っています。

足フェチのお話でした。
足、それも足裏とか足指の方です。
どう考えてもヤバい男・明日佳を部屋に入れちゃう慎次郎でしたが、彼もまたかなりのヤバいやつだった…という1話。

足に興奮してヤッて付き合うだけのお話なのかと思ってしまいましたが、話が進むうちに明日佳の元カレからの呪縛や、愛されたいという寂しさが露呈されてきて切なくなってきました。

元カレはクズなのですが、元カレとのシーンが効果的に使われていて引き込まれました。

始まり方はヤバかったですが、素敵なカップルにまとまって良かったです。

濡れ場も非常にエロく、表情なども良かったのですがなんせ修正が白い楕円…修正は特に気にしない方でしたが、流石に楕円はアカン。

0

「好き」の形を考える

人は何をもって相手のことを好きだという感情に気付いて、それを表現するのだろう。ということを考えてしまう話でした。

おそらく慎ニ郎はそれについて今まで考えたことがなくて、「好き」という気持ちがわからないまま明日佳に惹かれています。感覚的には好意を実感しているものの、それと「好き」を結びつけるだけのインプットが存在していない感じでしょうか。

その一方で明日佳は、「好き」を言葉や態度など目に見える形で表現することで伝えたい子のように思いました。恋人だと思っていた男に買ってもらった靴以外持たず、自分の乱れた過去に動じない慎二郎を見ると不安になる。好きだから××するという形にこだわりがあるからこそ、自分への行動と好意とを完全に切り離して考えていた男の言葉がいつまでも呪いのように付き纏うのでしょう。

結局慎ニ郎が明日佳に抱く好意をはっきりと自覚しないまま話は終わるのですが、慎ニ郎が悩み続ける一方で明日佳には変化が訪れます。ひとつは相手が自分のことを好きじゃないかもしれなくても好きだと思えること。もうひとつは「好き」を形にすることにこだわらなくなること。

早い段階から慎ニ郎は自分のことを好きなのではないだろうかということに気づいて、必死にそれを引き出そうとしていた明日佳が、慎ニ郎から直接「これが好きってことなのかな…」と聞かれた際には答えをはぐらかします。そして慎ニ郎のサンダルを脱いで、自分で買った安物の靴に履き替える。愛されてるかどうか不安で不安で仕方がなかった明日佳はもうそこにはいません。

結局作中でふたりはくっつかないのですが、好き同士になるまでそう遠くはないのだと思います。

最初のシーンから執拗なまでに描き込まれている脚の描写はさすが松本先生としか言いようがなく、脚フェチ属性がまったくないにもかかわらず生唾を呑んでしまうほどでした。特にペディキュアが施されてからは、明日佳が足の指をぎゅっと内側に丸めているのがよくわかってとてもエロかったです。

1

何度読んでも面白い!

評価は、発売当初に付けたものです。
初読の時に、なんてエロい身体と表情!
と、驚かされたのですが、再読してもやっぱりエロいよね♡
アスカの表情と体付きと、やっぱりなんといっても足が滅茶苦茶えっちで妖艶。

アスカは、愛に飢えた青年なんですよね。
寂しがりやで愛されたいの。
だけど、元カレ?は愛してくれない上に、侮蔑的な言葉をかける最低男だった。

傷ついたアスカを癒すのは、足フェチのたまちゃん。
たまちゃんも、大概変態よ^^;
でも、真面目で嘘がなくて優しいの。
この人なら信じてもいいって思っちゃう。
お金持ちでもないし、包容力があるとも言えないけど、
誠実さって何にも変えられないですよね。

好きが何か分からないたまちゃんだけど、本当はもう知ってるんだよ^^
フェチものだと思わせて、実は本当の愛を知っていく深いお話。
いつ、何度読んでもいいものはいいんですよね。

1

こういうフェチもの堪らんのだけど・・・

〖DMM電子書籍〗
修正 : 形すら分からなくなるような楕円形の白抜き、何故か2ヶ所だけトーン消し
カバー折り返し : なし
カバー下 : なし
帯 : なし
裏表紙 : なし
備考 : 作者買いです。ストーリーが良かっただけにこの修正には興醒めでした。残念すぎる・・・紙の方がどうなっているかは未確認ですが、正直評価下げざるを得ないくらいショックでした。

〖紙媒体〗
未読

1

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