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大好きな新聞社シリーズ、もっと読めるなんて、嬉しくて、ただ感無量でした。
圭輔と一束のカップルも好きですし、良時と密も大好きだったから、本当にありがとうございます。
以下、印象的だった箇所を少し。
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you belong to me
良時と密と十和子の関係は、off you goを読んだ時、兄妹、結婚、離婚、不倫、と複雑な関係で地雷だらけと当初は思っていた。
でもワンダーフォーゲルを読み、この3人の中のどの2人を組み合わせてもその関係は濃密であり、互いを思いやる気持ちには偽りがなく、正直で、優しかった。
だからこそ、紆余曲折を経て、良時と密が一緒になることも、自分の中では腑に落ちたのだと思う。
雛の心臓で、幼少期の良時が密に「危ないことするな」と言うと、密が素直に聞くところがある。2人の絆が垣間見える。
十和子が死んだら自分も死ぬという密。
1人でも欠けると成り立たない三角関係。
このあり得ない関係が好きだし、描ける先生はすごいなと思う。
こんな3人の関係は、一穂先生しか描けないのではないかと思った。
「言わない言葉を後ろ手に隠している」
***
学生時代、一束がどれほど真剣に圭輔を好きだったかを知る。かけられた言葉を反芻して一喜一憂したり、心理描写に読み入った。
断わられることに臆病になったり、アッサリとした自分を好きになったから、圭輔の一束像を壊すのが怖かったり、一束が圭輔をどんどん好きになっていく心情に深く共感しながら読んだ。
香港を離れなければいけなくなる日を考えて、気持ちが晴れない圭輔。一束が香港に降る久しぶりの雪をみせるために、山の頂上へ連れていくエピソードが好き。
一束の掴みきれない、わかりづらい感情が多いけど、圭輔を心から愛しているのを感じる。
本作で、一束が本当に魅力的だなと思った。一番好きなのは密ですが。。
このシリーズに登場する女性陣も、美蘭、十和子、雪絵など、みんな強くてたくましい。とっても良きスパイスで、好きです。
素晴らしい作品をありがとうございました。
新聞社シリーズ読了後拝読しました。
一穂先生のSSはおもしろすぎるので
本編読んだあとはマストだと思ってます。
ステノグラフィカの西口と碧が大好きなので
いくつか入っていて大変嬉しかったです。
かわいい、かわいい..です。
西口が新入社員時代、
碧はバブたん時代のSSがあって18歳差を痛感。
おそらく一穂先生作品最も年の差カップルかと思われる二人。スキ。
西口が「碧と同い年だったら相手にされてなかったかも」
今だからこそなんだと思えるのが可愛いです。本当に44歳やんちゃ攻め、最高です。
圭輔×一束も、良時×密も楽しく読ませていただきました。(温度差あってすいません)
散文の様な短編だと思ったら、番外編だった。
本編を読んでいないと、さっぱりわかんないし、面白くない。
一束と圭輔、密と良時、西口と碧
・・とか、時系列無しのごちゃまぜで、
本編読んでないからでナニコレ?状態で面白くない。
「is in you」
「off you go」
「ステノグラフィカ」
「アンフォーゲタブル」
・・に登場するキャラのその後を書く番外編と気づいたのは、読後。
本編のその後の短編なので、
それぞれの本編を読まなければ、全然関連性が分からない内容だった。
今から読む。
is in you、off you goが中心と書かれていたので、そこまで期待してませんでしたが、思ったよりかはステノグラフィカも入ってて嬉しかったです!!他2作に比べて少ないは少ないですけども。。。碧大好きなので、、本当ありがとうございマス!!
ステノグラフィカが1番推しとはいえ、is in you、off you goもそれぞれ1巻じゃ物足りない、まだまだ彼らのお話読みたいと思うくらいには好きだったので、読めて満足です~。特にこの二作は本編で過去の描写が結構多く(それも萌えるんですが!)、最終的にくっついた後のエピソードやその頃の補完話はそれはそれで渇望していたところなので、満たされました!いや叶うならまだまだ読みたいですけどね!
そういえばたぶんアンフォーゲタブル(未読、、今度読みます!)は入ってなかったと思われます。
番外編集2もあるようなので、こちらはアンフォーゲタブルを読んだらにしようと思います~、楽しみ♪
明光新聞社のシリーズの、同人誌や小冊子やSSカードやその他諸々に掲載の番外編を集めた本です。
ほんとにありがたい。ほんとにほんとにありがたいです。
しかもそれに加えて書き下ろしがついているのです。
ありがたく読ませていただきました。
目次を見た時、5つの中編とSSかな、と思っていたのですが、中編と思っていたものは短編の詰め合わせだったので、実際にはたくさんのお話を読めます。
「is in you」「off you go」「ステノグラフィカ」の3作の番外編です。
「アンフォーゲタブル」は和久井さんがちらっと出るくらいです。
個人的には、「you belong to me」の中の「夏のロビンソン」というお話が特に気に入ってます。
「新世界維港泳」という香港で開催される遠泳大会に、弓削が参加するお話です。
学生のときに肩を壊して水泳をやめて以来の大会参加ということで、ジムに行ったり海に行ったりするのですが、怪我のことを一束に話す場面がとてもよかったです。すごく短い場面なのですが、距離感というか信頼関係が窺えて、そこばかり何回も読みました。
「you belong to me」には、高知支局に異動したすみれさんのその後のお話もあり、こちらも興味深かったです。
次巻も楽しみですが、もうこれで最後なのが淋しいなあ。
