おまけ漫画付きRenta!限定版
重ねる舌も、うずめる熱も、ぜんぶキミだけのもの。
表紙に一目惚れして購入しました。
ミーチャの手が綺麗でえろい。
本の半分くらいまでの二人は、どこか遥か遠い別世界にいるみたい。
周りの音が一切聞こえてこないような。
無音性。
それを強く感じました。
二人だけ別次元の、空気がしゅっと薄くなったような月面とか、真空の底にいるみたい。
その空気の薄さの中で二人は生きているけど
苦しいから、さらに二人で空気を求めてもがきあう。
もの凄い吸引力と共に。
途中からクラスメートたちが加わって、二人の世界に少しずつ音が混ざり始めます。
彼らにとってそれらの音はノイズではないようで、良い兆しです。
共依存とありますが、破滅的な方向ではありません。
今後の二人の過程を楽しみにしています。
短編集(ばら色の研究と花喰らふきみ)に出ていた6年後の二人は、日常の生活音に囲まれた中で穏やかに地を足につけて暮らしていました。
未来が明るいのを知っているので、安心して読めるのもいいです。
現実には難しいくらい、べたーっとひっついて一体化している二人という構図が好きな私にとっては神作品です。
お互いがお互いを必要としていて、相手がいなくなったら生けていけないというぐらいに朝彦とミーチャは出会うべくして出会った運命の相手という感じで、そういう関係性に萌えます。
二人とも心に傷を負っていて、でも二人でいると幸せだし、片方がいなくなるなんて考えられないくらい執着していて、ちょっと間違えると怖いけど本当に二人はいいタイミングで出会えてよかったなと思えるし、大事にしているのがわかってとっても素敵なんです。
学校でも常にべったりで、黙ってると怖そうに見えるミーチャが朝彦の前ではデレデレなのかわいいし、本当に共依存の関係だけど。そこまで病的じゃなくて微笑ましくさえ思えます。ミーチャに甘える朝彦も朝彦に甘えるミーチャもかわいすぎ。
二人とも一見怖そうなのに二人きりの時のギャップが凄いです。絵も綺麗だし、
学校の周りの友達もちょっとおバカだけどいい人たちっぽいし幸せ。
最後ミカ(朝彦の昔の男)が学校に来て少し不穏な終わり方だったけど、2巻の発売が楽しみ。
二人の世界は詩のように情緒的に切り取られてて静かで、不思議。時間も関係ない異次元にいるような世界観があります。
シリアスでもゆるさもあって引き込まれる感じが堪りません!
表紙を見る限り、もっと怖い内容かと思ったけど、朝ちゃん、ミーちゃんって呼びあってとても可愛いっっ!!病んでるとこも可愛く見えてきました。
最初は、朝ちゃんとミーちゃんの世界観に引き込まれます!読み返すと、ビッチなクラスメイトも可愛いくて♡♡
二人を上手く引き立ててます!
続きがとても楽しみです^ - ^
攻め受けもどっちも美人・・・。絵が綺麗で、皆キラキラ・・。
ただの美人カップルの目の保養BL漫画ではなく、しっかりとストーリーがあってとても読みごたえがありました。
それぞれにトラウマ、悩み、苦悩(主に家庭関係)があって、ただお互いが慰めあっているのではなく、二人で乗り越えていこう、前に進もうとしている二人が、本当に愛し合っているんだなと思えました。何度も読み返す漫画です。
帯の「溺愛共依存」ってキャッチコピーがピッタリのストーリーでした!
長髪美人の膝の上に、黒髪和風美人(顔は傷だらけ)が乗っかってる不思議なはじまり、その後でキャラ説明や、過去がだんだん明らかになっていく、つかみがうまい物語です。
母に捨てられ父と会ったこともないミーチャ、両親を事故で亡くし育ててくれた叔父が全てだったのに叔父が見ていたのは自分にそっくりな母だったと知って自暴自棄になっていた朝(朝彦)、そんな辛い生い立ちの二人が出会って、おたがいが全てになる激しい共依存。
こんなシリアスな設定なのに、二人はラブラブバカップル!
ロシアンハーフのミーチャは日本語を話せないと思わせるくらい周囲をシャットアウトしてきたのに、朝にだけは弱く素直なところがかわいくて、ホンワカした雰囲気もあります。
シリアスとホンワカ、相反するトーンを中途半端に感じさせずに、シリアス設定を壊さないまま、時に癒しながらストーリーを展開する、このさじ加減ができる作者さんの力量がすごい!
それと絵も美麗!ハーフのミーチャ、目力が強い朝、こんな美形二人が学ランを着てるのも妙に色気があってイイ!
後半、ミーチャとクラスメートが雪合戦をするエピソードがすごく好きです。周囲をシャットアウトしてきたミーチャが、大好きな朝を通して世界を広げていく、そんな救いが感じられるのもイイです。