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この作品の中にある三つの話はぜんんんんぶめちゃくちゃ最高にかわいい!!!
tacocasi先生の作品を初めて見た時に先生の描き方が一番きわだってると思ってるね~線画がシンプルで尊い感が溢れてて日常的なジャンルにピッタリだな。
ランクインができたらこういうのランクインのかな?
1.幽霊が見えたり虐められる男 x お守りような魔法が持っている男
2.自分の筆跡が下手で自身が持てなくなる男 x 書道家教から恋愛対象になる男
3.片思いの相手の亡くなった犬の代わりになる男
実は先生の作品はずっと読みたかったからFutekiyaさんに翻訳されるの本当にありがたい!!好き~~
表紙の色使い(?)とかデザイン性に惹かれたので購入させていただきました。
代表作ももちろん可愛くて素敵なお話だったのですが、「横井くんの字事情」がすごく好きなストーリーだったので、そのレビューをさせていただきます。
字がきれいでないのがコンプレックスの横井は、同僚からもメモに書いた字が読めない、と言われてしまい、家の近くにあった習字教室に通うことにします。泉という人が経営している習字教室で、横山はいつの間にか泉と仲を深めていくようになります。しかしある日、横山は、酔った勢いで泉にキスをしてしまい…??
日本のどこかで本当にありそうなお話です。今もこの世界のどこかで幸せに暮らしてるのかな…とかがすごい自然に考えられます。レトロで可愛くて親しみやすいお話がたくさん詰まっている作品です。
是非たくさんの方に読んでいただきたい作品です!
「うしみつどきどき古書店譚」がおもしろかったのでこちらも。他2作も読みます。
先生の初単行本。短編集。
絵がとてもかわいい。デザインもレトロっぽくて独特でいいですね。
○横井くんの字事情
最初の作品だとわかる初々しさ(偉そうにすみません)。
泉先生が横井くんのことが好きなんだなとわかったし、酔った勢いでのちゅう、妹を彼女と勘違い…とかBLあるあるで正直展開が読めましたが、2人ともかわいいのでいい!となりました。
○ペロの言い分
こちらも初々しい幼なじみもの。2人のキャラが正反対なのもいい。ペロのきいちぞっこんっぷりがかわいい。
○お守りくん
いちばん好きなお話でした。
「うしみつ〜」に通じる日本土着の見えない何かの世界。先生お好きなのね。
霊障体質があるのなら、お守り体質があってもおかしくないですよね!そこがおもしろい。
守という名前も。
太を好きな守がかわいい。
最後の「なんかもう一緒にいられたらお守りでもいい気がしてきたー!」と抱きつく守に萌え〜。
描き下ろしの、つい守を触りたくなっちゃう太に萌え〜。守の反応もかわいい。
太が霊にダメージを受けた時、守に触れるとこから好きで。
「横井くんの〜」のキスシーンも色っぽくて。
触れ合うシーンがめっちゃ好みの描き方でうれしくなります。
「地獄ブラザーズ」を読んでから作者さん買いしているtacocasiさんのデビュー作です。
3つのお話で、表題作は3つ目。1つ目は字が下手なサラリーマンと習字の先生のストーリーでした。
習った事ないからわからないんだけど、習字を教えられる時手を取って筆運びをしてもらったりするのかな?
この距離感は何かが生まれそうですね。
先生が素敵で距離の近い人だったら、好きになってしまうかも!
王道なんですが、作者さんの可愛い作画で描かれたら、めちゃ萌えますね。
2つ目は小学生の時からきいちの事が好きなペロと同級生のきいちのお話。
きいちの飼っていた犬、ペロの身代わりを自らかって出て、きいちの犬としていつも一緒に居るというDKしのぶが一途で文字通りワンコ。
これもまた可愛いお話でした。
お手手つないで下校するDKに出会いたいわぁ。
表題作は2作目のスピンオフで、ペロのクラスにいる1年留年してる太と隣のクラスの守のお話。
霊障体質の太は守がお祓い体質(?)と知って、距離が近づいていくお話です。
1つ年上の同級生ってちょっと大人に見えて、惹かれたりしちゃうのかなー。
お祓いしてもらうために必然的に距離も近くなるし、これは生まれちゃいますLOVEが♡
書き下ろしがお守りくんの一年後で、背が伸びてカッコよくなった守目線のお話でした。
キスがほっぺ!可愛すぎな作品です。
◆横井くんの字事情
これが一番お気に入りの作品だったので、もっと長かったら萌2以上の評価にしていたと思います。なんせ主人公の横井の一生懸命さが可愛い。社会人になってから、子供達に混じって書道教室に通うのって勇気がいるじゃないですか。社会人だけの教室ならまだしも。素直な子供達が「下手くそな字!」とすぐツッコんでくる中で、赤面したりしながらも真っ直ぐ机に向かって書き続ける社会人の横井。これは泉先生も気にかけちゃいますよね。そして、横井が教室を変えようとしていたことを知った時の、問い詰める泉の強引さも最高でした。逃げ場を与えないんですよね。くっついてからの2人も読んでみたかったなぁ。
◆お守りくん(表題作)
霊障体質の太と、霊を弾く体質の守。太に一緒に登下校してとお願いされたり、触れるように言われたりするため、先に守の方が太に恋愛感情を抱いてしまうのですが、気弱そうに見えて結構しっかりした態度で太に接するところが良かったですね。霊を弾くために自分が求められていたと気付いた時、守は毅然とした態度をとるんですよ。太が自分でちゃんと考えられるように距離を置く。案外、抱く時は守が攻めなのかなぁと思ったりしました。