SS付き電子限定版
当時、紙の書籍で購入して読んでいたのですが、今回電子であらためて読んだので。
電子限定を読むことができて、嬉しくなりましたし、
何回読んでも、最高すぎました。
若い頃との対比、また今になって明らかになる、受・天野の想像以上の健気さ、依存性が明らかになって、余計にキュンキュンです。
本作の魅力は、何と言っても天野のドライそうに見えて、実は竹原にめちゃくちゃ依存してるいるところ。
電子限定の書き下ろしで、いくつになっても、天野が竹原に依存、尽くし気質なのがわかるのがたまらないです。
一緒に走るし、ご飯も作りに行く、しかも朝ご飯から、なんて、どんなやつだと思いました。
相当大好き。
竹原には、今度こそ天野さんをでろでろに甘やかして、幸せにして欲しいです。
本作の大好きな台詞No. 1は、最中に明かりも眼鏡もかけて天野さんを見ようとする竹原への、天野さんからの非難?懇願?の台詞。
若い頃の、一番いい自分を見て欲しかったという悲痛な台詞が、大変可哀想可愛くて、堪りませんでした。
天野さん、かわいすぎます。
先生買いした一冊を再読。
表題作のほか、「愚か者のあやまち前編・後編」が入っています。
表題作はアラフォーのおじさま同士の再会ストーリー。
竹原(攻)視点で見る天野(受)がね、一筋縄ではいかない意地っ張りなんですけど、なんだか可愛い。終盤、攻めに何も言われてないのに「嫉妬してない」って言っちゃったりするところ、きゅんとします。
天野に冷たくあしらわれても、何とか関係を切らせまいと頑張る攻め様が良かった!
そして攻めが老眼でぷにぷにのお腹になっていても笑、再燃した恋心が隠せてない感じ、セッの時に素直になる天野が…可愛いーー!今も、とてつもなく攻めのことが好きなんだなあ…っと表情から伝わってくる。萌え。。
もう一編の方は、レイプされたことが引き金となって快感を得るようになってしまった大学生と、警察官のお話。こちらはあまり自分の好みではなかったかなあ…攻め、警察官なのにそれはなくない!?と冷静にツッコミを入れてしまった。。
ちょっと猟奇的な感じで、人を選ぶ内容かもしれません。
想いって、時間が経つとさらに募ることもあるんですよね。
忘れることもあるけれど、かってに美化しちゃう気ともあるけれど。
時が戻った時に、やっぱり。と思い出す。
そんなふうな事を思わせられる作品でした。
お互い、変わっているところもあり、オヤジ臭くなっていたり。
(男前なのに、あのカラフル足指靴下はないだろう…)
それでもやっぱり想いがあるって本当に好きなんだよね。
もう一本の愚か者のあやまち、は刑事役がなんとも男前な(顔もでしょうけど心意気というか精神的に)感じで、ウケのややこしい感情にもうまく沿っているような。
その後が読みたいCPです。
再会復縁ものの表題作がとっても良かったです!同時収録作はちょっと後ろ暗い雰囲気で、かなりタイプの違うお話。断然表題作が好みで萌えました。
表題作はかつて付き合っていた二人の再会から始まります。このエピソードが仕事に絡まっていて、その自然さが良かったです。お仕事BLのように詳細は描かれていませんが、仕事風景に溶け込んでるのが良い!
高校生時代の天野はめっちゃ美人でびっくり。竹原は重さを受け止めきれなくて、そんな当時の自分を理解しつつ受け入れられる度量を持った大人になれてからの再会。二十年は長すぎる気がするけど、そんな年まで忘れられずにいたならお互い運命なのかなあなんて。
初Hで涙ぐむ天野が素敵でした。
描き下ろしは嫉妬編。ていうかH。おじさんに無茶な体勢取らせて大丈夫なの…とひやひやしました笑。竹原が優柔不断っぽくて天野が苦労しそうだけど、それも含めてとても可愛いおじ×おじカップルだなあと思いました。
表題作のみなら神です。
初の作家先生でした。
スーツとか大人の男性とか好きなので、おじさん(っていうほどおじさんじゃないと思うけど)同士もきっと好きなんだろうなーと思ってたんですが、当りでしたパチパチ
見多ほむろ先生のかかれるおじさま、造形が素晴らしい!!
受け様も攻め様もとてもダンディでカッコよく……若い頃のお顔もとてもカッコよく………
そしてなんと言ってもあのキリッと仕事できそうなメガネの黒髪おじさまが受け!受け!!!!受け!!!!!!!
黒髪受け好きな私としてはもう小躍りですよ……
オジサマたちの恋物語って不器用でうおおおおお(歓喜)ってなるんですが、これも例にもれずうおおおおおでした!
本編は3話構成ですが、おじさまたちの絡みにやきもきしたいお方は是非!!!
描き下ろしで攻め様に全身で可愛がられてるのほんとにもう堪らんです……口からなんか出そう
先は長そうだけど、二人で幸せになってくれ………
当時収録の話もよかったです。先輩のこと好きだったのに、狂気じみたストーカーでしたね……。おじさま刑事に可愛がられてるとこもっと見たかったな
2巻構成でねっとり楽しみたいくらい、読むのが楽しい時間でした!
これは少し時間をおいてまた読むことになるでしょうね、とても良き時間だったので……!