電子限定特典付き
表題作はオムニバス形式。
表紙にいる3組のカップルがフェロモン症のある同じ世界観のお話です。
他、短編1話・幼馴染カップル2話/ 5組のカップルが楽しめます。
地雷層が多そうな要注意点が2つ。
・1組のみリバあり
・表題作はアヘ顔寄り
です。苦手な方はご注意ください。
(あからさまアヘ顔ではないので個人的には気にならなかったです。)
全体的にエロが激しいです╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
「フェロモン症」という特殊設定があり、アダルティな雰囲気と相手のフェロモンに充てられ軽くキマってる状態のガツガツ肉体がぶつかり合うようなエッチが盛りだくさんで圧倒されつつ、読み終えた後は若干疲労感w
でもそんな部分も含めてすごく大満足な1冊でした(^//^)
【フェロモン症について追記:自分に対して好意を持つ相手の性的興奮を誘発させる症状。ゆえに、両想いの2人がフェロモン症だと発情プレイが楽しめますヾ(*´∀`*)ノ】
◆ドラッグレス・セックス(杉野×桧木)
この2人のお話は描き下ろしも含めて3話入ってます。
最初はフェロモン症キッカケの体先行だったのが、話数が進むに連れ、心の繋がりがステップアップして行くのに萌えを楽しめました。
受けの桧木さんはクールでツンツンしてるサラリーマンで、人から嫌われやいタイプのお方。そんな人が攻めの前で見せる涙とかいじらしいトコロが可愛いー!!(∩´///`∩)萌える
攻めの杉野くんは人前では好青年なのに、桧木さんの前だとちょっと腹黒?俺様?な感じのギャップにヤられたー!!(∩´///`∩)萌える
この2人はお互い言葉が足りないんじゃない?っていうのが逆に良かったです。杉野くんから好きになってもらえないって悲しんでるままの桧木さんが可愛くて、個人的な萌えで、気持ちが少しかみ合わないぐらいがちょうどいい2人でした(^//^)
◆ドラッグレス・セックス(戌井×辰見)
このカップルも萌えた\(^o^)/
やりチンチャラ男がヲタに襲われてガン掘りされ泣かされるのがこんなに美味しいとは・・・( ✧Д✧) カッ!! フェロモン症を武器に女食いまくりな男が、フェロモン症のせいで男に食われる・・・最高。ボロボロ泣く顔が可愛かった〜(∩´///`∩)攻めのヤンデレ感も良かったです♪
◆ドラッグレス・セックス(無良×薬師寺・リバ)
フェロモン症の始まり、まだ抑制剤などない頃。フェロモン症の抑制剤の開発・研究をしている博士と助手さんのお話です。
助手は研究に"使われた"のに、役に立てるだけ幸せと言っちゃう健気な部分にキュンキュン(∩´///`∩)そんでフェロモン症を通じて両想いってことが発覚するのにニヤニヤする!博士の態度だけで好意はわからなかったけど、フェロモン症の前だと気持ちが暴かれるというのがキュンでした( ´艸`) ♪
◆駄目な男
このお話はほのぼのしててエロも抑えめで、表題作の激しいのの後にホッと一息付ける感じでした。個性強いのばかりの中で一番シンプルですが、気配りが足りず奥さんに逃げられた駄目な男と、失恋と誤解して駄目になってしまう男の姿は母性本能がくすぐられるというか。なんだか可愛かったです。
◆好きにしたいよ
幼馴染ヤンデレカップルのお話です。
ぶっ飛んでましたねー!!面白かった!!
受け4歳・攻め0歳で出会い仲良く育った2人。
受けの変態執着ストーカーっぷりがすごいw
そんな執着愛をドン引きしながら受け止める攻めもなるべくして育ったというか…。一見普通の感性で育ってると思いきや受けに負けず劣らずのヤンデレで萌えた!!(∩´///`∩)
割れ鍋に綴じ蓋カップルのぶっ飛んだ愛の過程は中々刺激的で。
受けがアホっぽくてコミカルに展開するのですが、コミカルだけでなくシリアスで真剣さが際立つシーンもあり、胸にグッとくる部分も楽しめてすごく良かったです。
その胸にジワジワくる良いシーンを受けがアホすぎて空気をぶっ壊すのもツボで、中々クセになるお話でした(﹡´◡`﹡ )
先程読み終わりました〜!
私は女々しく無いのが好きなので喘ぎが大きすぎると読んでるうちに引いちゃう事があったのですがこの作品はそんなこと全く無かったです。
いやぁ、これはもうエンゾウ先生の画力のおかげですわ〜
あとセックス中のセリフにドキッとしました。
読みながらでんぐり返ししちゃう感じでした。
あー!最高!最高!
表紙といい、タイトルといい、なんかエロそうだなあ、と思って購入しましたが、本当にエロかった…。内容はすでに書いてくださっているので、感想を。
これは好き嫌いがはっきり分かれそうだな、と思いました。
「自分に行為を抱いている人と関わるとフェロモンが出てしまう」という病気が蔓延してしまう。という設定のため、セックスに至るまでに二人の間に『愛』が育つ過程が希薄。なのでとにかくセックスしてばかり。それも、愛情あふれた二人による行為、というよりは相手の意思を無視した行為も多い。
のように見えるんです。
が、実はそれぞれのCPの間には他人には入り込めない何かしらの「愛情」が隠れてはいるんですよね。通常の恋愛関係とはちょっと違う形の『愛のカタチ』なので、それがツボに入るか入らないか、で評価が変わってくる気がします。
個人的には『好きにしたいよ』が一番好きでした。
どっちも相手に対する執着心がすごい。攻めくんの、しれっとした態度ながらも受けさんに対する想いがとてもツボでした。
アヘ顔ってあまり好きではないのでちょいちょい出てきてはじめはげんなりしてしまいましたが、フェロモンにあてられてセックスする彼らを表現するにはアへ顔も必要な表現方法だったな、と思ったりしました。
エンゾウさんて、とにかく画力が半端なく高い。その圧倒的な画力に支えられたセックスシーンは圧巻でした。
エロエロしいのはちょっと苦手…、という方にはお勧めしづらいのですが、個人的にはとても面白かった。
どれも続編を描いてほしいな、と思います。
フェロモン症 3組のカップルの話、他2作収録。
アヘ顔満載でまさに、やばいくらいにアダルトでした。
・好きにしたいよ
4歳のとき、生後0ヵ月の真澄にひとめぼれし、刷り込むように口説いて長年の恋を実らせた藤生。
幼少期の真澄の写真を部屋に貼りまくっていたり
「真澄と2人だけの世界でずっと幸せに暮らしたい」という内容の作文を当時10歳の藤生が学校で発表していたり
真澄と出会わせてくれたことを神様に感謝して涙を流していたりと狂気すら感じる愛がひしひしと伝わってきます。
そんな藤生が真澄は冷たい!いつか離れていっちゃうんだ…とかいって拗ねてるのもすごく良かったです。
高校生だった頃の真澄はすっかりストーカー化した藤生に彼女できたと嘘をついて反応を探ります。
藤生ばかり執着してるように見えますが、真澄もなかなかの執着ぶりを見せてくれました!
2人仲良く勘当される原因となったビデオが強烈でした(笑)
真澄ですらドン引くような藤生の行動は本編はもちろん電子限定おまけで盗聴器、カバー下では空気清浄機ネタと盛りだくさんです。
狂気と愛に満ちていて面白い、完全に2人の世界で濃い内容でした。
本作が表題作の予定だったそうですが「貞操には十分ご注意ください」は確かにキャッチー。
フェロモン症の話も良かったですが、好きにしたいよが1番刺さりました。
エロ盛りだくさんで、マザーズスピリットが好きな人には合わないかも?と聞いたので悩んでいましたが私は読んでよかったです。
・杉野と桧木
桧木さんの泣き顔が良かった!薬を飲まなかったらとんでもないセックスができるんじゃ…?と杉野。
・辰巳と戌井
辰巳が戌井の好意に気づいて触らせてやろーか?と主導権を握っていたのに、逆に掘られてしまい「薬のまして」もうだめーってなってるのがかわいすぎました。
・無良と薬師寺
フェロモン症の抑制剤開発チームの話。この国すべての若者を性犯罪者にしたくなければ金を出せ!や、ムードのないエッチ、精液のサンプルを採取しようとする薬師寺など
※リバあり
・ダメな男
ダメ男ノンケと隣に住むゲイの話
エンゾウ先生はデビュー作"可愛さ余って何かが百倍"から私のツボを何度も押し当ててくださって、、、感激です。好きな作家さんでも合わないものはあって然りですが、エンゾウ先生は全てが最高でした。
表題作のオフィスデリで働くフットワークが軽い男×堅物サラリーマン。初めから展開が早くエロくてびっくりしました(笑)堅物メガネの喘ぎ苦しむ顔は性の癖でした。汁気多めなのもいい。好き嫌い分かれますが私はアヘ顔好きな人間なので、出てくるたび興奮してました、、、変態、、、。フェロモン症については表題作他2作。最後の研究者×研究員はリバ注意です。
そして『駄目な男』『好きにさせてよ』。フェロモン症ではありませんが、個人的にはこの話がワンツーで好きでした(笑)『駄目な男』は見た目と反して世話焼きなゲイ×妻に頼りすぎて独りになったサラリーマン。家事も掃除も何もできない受けが可愛くて、それを手伝いながら自分の気持ちに葛藤する攻めがなんとも言えなかった(/_;)幸せになってほしい。。。
『好きにさせてよ』、冒頭から笑いました(笑)隣の年上男子にストーカーされている攻×隣の年下男子が可愛すぎて仕方がない受。これ、翻弄されている攻めが年下なのが最高です。高校生に見えなかったけど、、、。受けのストーカー具合が今まで読んできたストーカーものでおそらく1番ひどかった。『真澄の精子で作った子ども僕にちょうだい』はさすがに鳥肌。2人初めてのセックスを親に見せるっていうのがまた新しい、、、そこでも動じない受やっぱり可愛い。多分最期まで2人はこんな感じなんだろうな(*^_^*)
アヘ顔、汁気多め、リバが大丈夫なら是非読んでほしいです。エロすぎて夜眠れません!(笑)