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表題作純愛カリカチュア

螢田七歩
マンガ家志望の青年
栢山至
成年向けエロ漫画の編集者(変態)

その他の収録作品

  • 偏愛カリカチュア(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下:変態いろはかるた(描き下ろし)

あらすじ

マンガ家志望の螢田 七歩は、出版社数社に持ち込みに行くも惨敗。
そこで成年向けのエロ漫画の編集部を紹介され行ってみると、いい人そうな編集に当たって喜んでいたのもつかの間、気づいたらフ●ラされ乗っかられ、あれよあれよという間に喰われてしまい! ! ?

〝コレ〟さえなければ完璧、病気レベルな真性ド変態の編集者・栢山に風変わりな洗礼を受け螢田青年の前途多難なマンガ家への道、(と恋??)が始まる―――! ?

「つーかむしろこの状況がエロ漫画じゃねーか! ! 」

作品情報

作品名
純愛カリカチュア
著者
茶渡ロメ男 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
ISBN
9784801956292
3.7

(115)

(36)

萌々

(40)

(24)

中立

(5)

趣味じゃない

(10)

レビュー数
10
得点
417
評価数
115
平均
3.7 / 5
神率
31.3%

レビュー投稿数10

エロ度基準??

エロ度標準だったので、シーモアで購入したら大失敗。白抜きがひどい……
尿道攻めで輪郭なしって????真っ白なコマに浮かび上がるブジー…全然、萌えない。
作品のせいではないけど、印象が悪くなるか雑修正はどうにかして欲しい。

ちるちるのエロ度も基準も良く分からない。
挿入1回でも標準になってる時あるし、本作は挿入4~5回、手コキ1回、当て馬とのフェラ、足コキで標準。
プレイ項目やレビューを見れば、今作はエロ特化系と気づいたかもしれないから下調べ不足と言われたらそれまでですが…

倫理観なしぶっ飛んだ変態受けにドン引きながら絆されていくのが面白かっただけに、モヤモヤすごい。

紙かRentaにすべき作品でした…

0

これは純愛なのか。

果たして純愛とは何か。カリカチュア(風刺)としたタイトルの意も良く分からない。
栢山さんが変態化した理由も、詳しくは書かれて無い様に思う。自分の気持ちを素直に吐露出来ないから。いたいけな螢田くんをブンブン振り回して、翻弄して、身体で物言わせて。栢山さんは一体何がしたかったのか。
分からないまま物語は急転直下。
螢田くんのバイク事故の一報を受けて、やっと。栢山さんは、彼を失いたく無い、という自分の気持ちに気付くのだ。
恋は。身体から堕として堕とされて、それから純愛というのもあるあるだけど。大切な何かを失ないかけて。ようやくその事に気付くのも、また純愛なのかもしれないね。
栢山さんのフワ黒髪+黒縁メガネ、は茶渡先生のド定番、フェティッシュみたいで。スタイリッシュだけど、このキャラデザは綿々と出過ぎなのも、愛を感じられる。
とってもカッコいいけどまた、くせものなのも定番化してるかも。
いつか素直でカッコいいイケメンも、このキャラデザで見たい。

修正は白抜きなんだけど。大事なところに丸めたティッシュを置かれている様で。何だか可笑しい。

4

変態だーーー!

ジャージの童貞攻めくん可愛い…汚く罵って欲しいなぁ……
あっ、いけない栢山さんの変態が伝染ってしまったのか。

そんな感じでの私にとって久方ぶりの変態受けの作品です。
まあこの受けの編集者の栢山さんがとてつもなく変態で言葉責めだとか大好きなエロリーマンなんですよ。
でもまあエロに奔放な彼が仕事にてひょんな事から知り合った新人漫画家の童貞くんと知り合ってから恋に落ちるという流れですね。

変態エロリーマンがビッチなのは仕方ないとはいえ、攻めを駆り立てるために攻めくんの知人の女の子と関係持つのは「おま…会っていきなり攻めくんのを咥える割に女の子相手に勃ったんかい??ん???」と疑問だったり攻めの事を好きになりながら仕事仲間と関係持ったりビッチにブレがあったのは展開的に勿体なかったですね!

でも登場人物が皆オシャレだったり受けも攻めも疲れると髭生えたりすね毛描写バッチリだったりと拘りがしっかり感じられました!!
特にカバー裏面白いのでこちらの作品はコミックスで購入される事を強くオススメします。

4

自分史上初めてのタイプのド変態

新人童貞漫画家七歩×ド変態有能編集者栢山のお話ですね。

最初の出会いからいきなり栢山のド変態爆発でこの先どうなるの?と思いきや。

栢山が七歩の知らない所で七歩のために動いてくれてて、そりゃ好きになっちゃうよ。
でも栢山は好きじゃないって。

栢山狙いの可愛い七歩のバイトの同僚も体を使ってまで牽制して。
過去にも新人漫画家と恋愛騒動があって。

そんな栢山が実は本当は七歩が好きだったって。
やつれるほど。そして七歩が事故にあって目を覚まさないと聞くや大急ぎで駆け付けて。

好きな人との普通のセックスは初めてなエッチに萌えました。

しかし本当にド変態ですね。こういうタイプの変態さんは初めて読みます。
七歩も変態セックスにはまりそうって。

何もかも初めてな七歩と経験だけは多いただれた大人の栢山カップル、お似合いかも。

1

年上の人

なかなか良い変態でした。
年上受け、それも、この栢山みたいな変態入っている年上の襲い受けは好み。
初対面でいきなり乗っかられちゃって涙ぐんでいる年下の攻めっていうのも好み。
栢山のちょいちょい漏れ出てくるドMな言動に、いちいち律義に反応してツッコミいれる七歩くんのノリもいい。
七歩くんが今時風のシュッとしたイケメンなのに、ちゃんとすね毛があったり,修羅場でボロくなると無精ひげになったり、栢山が素足に革靴だったり、ちゃんと爪の手入れしてあったりっていう細部も好み。

4

「栢山さん」というジャンル

「襲い受け」は大好きなんです。
が、こちらの受けさんは『軽蔑されたり失望されたりするのに最高に欲情する』という変態さん。
これドMかと思いきや、嫌がる攻め(というか攻め役にさせられた童貞)に無理やり嫌なことをさせるという意味でS的な傾向もあり、全く一筋縄ではいかない人物像であります。
ゾッとする漫画家志望の七歩くんの顔を見てすかさず『踏んで!』と仰向けになる編集者の栢山(かやま)。
私、このテンションのままコメディテイストのド変態でぶっちぎってくれれば良かったな…
七歩のバイト先の女の子とHする設定とか、そういうのいらなかったな。そこから物語の流れがちょっとシリアス、というか真面目寄りになったような感じで、バイクで事故る七歩にすがっちゃったり。ちょっと造形にブレが出たかなあ?という気がしました。
でもこれがデビューコミックなんですよね、これから楽しみな作者さんだと感じました。
Hシーンは勿論修正はありつつも、勃ってるtnkやら孔をほぐす所やらガッツリ挿入やら。描き下ろしでは尿道オモチャまで盛りだくさんです。
あ、カバー下の「変♡態いろはかるた」、これはイイ!

4

“セルフ言葉責め”という高度な変態感

Qpaって編集部内に萌える変態キャラを日々模索・開拓する専門チームでもあるのかな?ってくらいに次から次へとグッとくる変態キャラを生み出してくれますね。
ちょっとヘンなキャラを求める読者にはやたらヒットして仕方ないレーベルなんですが。
明らかにヤバイ性癖じゃなくて「ちょっとヘン」でいいの。その辺の匙加減がQpaさんは毎度絶妙なんだよなぁ。
BL界の秋○康/小○哲哉的編集者がきっといるに違いない。

ということで本作は、受けキャラ栢山さんが最高です!
もうねー色々アレなんだけど、特にわたし的にヒットだったのは蔑まれて興奮するドMな栢山さんの“セルフ言葉責め”w
自分で自分を言葉責めして昂らせつつ、それが脱童貞したばかりのウブい螢田くんへの間接的な言葉責めになってるという、なんと高度なテクニック!
SMプレイとおねショタプレイの新たな可能性を見せられた気がしますね。笑
数ヶ月もすれば螢田くんはきっと素敵なご奉仕系Sに成長していることでしょう( ´艸`)

〜こぼれ話的な追記〜
作中に登場する螢田くんの一般漫画のタイトル「SUCK OF LIFE」ってこれイエモンだよね?(栢山のいる編集部は「SPARK編集部」だし)
栢山さんの行動が結構歌詞にリンクしていますし、ニヤリとできるんではないでしょうか。

【電子】レンタ版:修正○、カバー下○、裏表紙○、電子限定特典(4p)付き

4

ジェットコースターみたいに話がころがってきます!

新人漫画家が紹介されたのは、男なのにきれいなエロ漫画の編集。
最初は的確なアドバイスをしてくれてたのに、童貞を指摘され、フェラされ、乗っかられ、あげくに「蔑すむ目がたまらない踏んでくれ」って…
なんなの?この変態は!
物語の最初から、がっつり掴まれました。

そして、漫画家の部屋に忍び込んでオナニーのお手伝いをしたり、あいかわらず変態ぶりを発揮しつつ、自社と関係無い一般漫画もチェックしてくれ、こっそり一般紙に紹介までしてくれてる親切ぶり。
あれ、この編集ふざけてるけど、漫画家のためを思って動いてるし、実は一途で良い人?と思わせておいて、、、

漫画家の好きな女の子だと知りながら誘われるまま寝て、問い詰められるとアッサリ認め、そこで怒った漫画家に滅茶苦茶にされる流れに見せかけ、漫画家からの「そういうのはいいです。たぶん好きです」告白でラブ展開か?と期待させたところで、「僕は何とも思ってない」と突き落とす…
この編集が何を考えているのかサッパリわからないし、作者さんがどう話をもっていこうとしてるのか先がまったく見えない。

ここまで漫画家視点だったのが、編集視点に切り替わり、彼の過去や考えてることがだんだんとわかっていきます。
エロくてどうしようもないけど、彼なりに純真なところもあって、でもやっぱり変態で…

キャラが何考えてるのかわからず、こうと予想している展開をひっくり返されながらジェットコースターみたいにストーリーが転がっていき、最後まで翻弄されました!読みながら百面相してたと思います、私。
でもね、こんなすごい話を書いた茶渡ロメ男先生は新人さん!
しかも、これがデビューコミックスなんですよ。
この先が末恐ろしいです。

11

最高に面白い!

初コミックスとの事ですが、完成度が高く最高に面白かったです!!

基本はコメディですが、シリアスあり、切ない展開あり、エロエロありと話にメリハリがあり、あきる事なく一気に読めちゃいました。絵も多少クセがありますが、とてもキレイで見やすく、大変色っぽいです。
受けが攻め以外との女の子や同僚との絡みが多少あるので、苦手な方はご注意下さい。

まず受けの栢山ですが、びっくりする程ド変態です。若くてかっこいい男の子に軽蔑されたり罵倒されるのが大好きで、足をなめたり踏みつけられて喜んで興奮してます。基本は仕事の出来る落ち着いた大人の男性なので、変態スイッチが入った時のギャップには大変笑えます。

そして攻めの蛍田は、今時の小綺麗な男の子です。漫画家志望で、締め切りが近くなると小汚くなります。
漫画を持ち込んだ出版社の編集者である受けに、好みだということで食われちゃいます。受けがド変態であるのに対してこちらはごくごくまともなので、変態ぶりに引いたり気持ち悪がったりするんですね。そして、攻めのそんな態度に受けはまた興奮するという。(笑)

前半のコメディ調から一転、受けが自身の性癖に悩み、攻めを幸せには出来ないので離れようとするシリアス展開もありますが、二人の心情が丁寧に描かれていて、このあたりはすれ違いがとても切ないです。

そしてエロは濃厚です。襲い受けなので童貞の攻めはいいように転がされちゃって、受けなみに可愛く喘いでくれます。そして受けは百戦錬磨という感じで非常に色っぽい!! 最初の方の受け主導のエッチも萌えますが、後半の気持ちを通わせ始めた二人の、受けに教わりながら頑張る攻めが可愛くて悶えます。素直に言うことを聞く年下の男の子ってキュンキュン来ます(//∇//)

とても面白かったので、次回作も絶対購入しようと思います!!

*カバー下の変態いろはかるたも必見です!

13

年上変態メガネ受けが素敵

表紙の眼鏡の男性が受け。
年上襲い受けは数あれど、攻めより長身で、いかにもデキる男風なイケメンがプライベートではド変態…というパターンはなかなか珍しいのではないかと思います。

攻めとなる七歩(しちほ)は、漫画家志望の青年。
青年誌に原稿を持ち込み、採用こそ逃しますが、そこの編集者のツテで他社を紹介してもらうことに。
紹介されたのは成年向けエロ漫画の出版社。
担当編集の栢山(かやま)は、初対面で七歩が童貞だと見抜きフェラしてきて…というような展開。

栢山は仕事熱心で面倒見のよいイケメン編集ですが、性癖はM寄りの変態。
栢山に跨りながら、
「初対面の男に童貞を奪われる気分はどう?」
と尋ねるあたり、精神的にはSも入っていそうですが、七歩に引かれたり呆れられたりすることに興奮する姿はやはりMっぽくも見えますw

栢山を警戒する七歩ですが、彼の編集としての優秀さは認めており、彼に片想いする若手編集者の存在も気になり…と、何だかんだ彼のことを好きになっていきます。

しかし栢山は七歩とセックスはしても恋人として付き合う気はなく、七歩の告白を拒絶。
後半は、そんな栢山の過去に迫るシリアス寄りな展開です。

担当作家との痴情のもつれで大手出版社を退職した栢山。
罵倒されて興奮する性癖を持つ栢山は、相手を故意に怒らせ悦ぶような悪癖があり、それが原因で担当作家とも破局した模様。
そんな自分に恋愛する資格はない、と恋人を作ることを諦めています。

しかし、七歩が過労で倒れたことを機に彼への気持ちに気づき、彼のまっすぐな告白にも心打たれ、ラストはラブラブに。
それまで余裕たっぷりだった栢山が初々しく七歩に身を任せる姿に萌えました。

七歩の歪みない性格がまた絶妙に可愛く、世慣れた栢山とキャラ的にバランスが取れています。
描き下ろしの尿道プレイ(尿道リングプラグが出てきます)も、このいまいちSになりきれない七歩のキャラクターのおかげで大変ほのぼの可愛い内容となっていました。

ただ、栢山が七歩を好きになる流れはややご都合主義的かも?
七歩の意中の女性とHしたり、自分に想いを寄せる職場の後輩とも本番寸前までやっちゃったりする節操なしなのに、
そんな人が七歩のことをコロッと好きになってしまうのは都合が良すぎるように思えました。

しかし全体としては、エロくて綺麗な絵と個性的なキャラを楽しめました。
初読み作家さんでしたが、次回作も楽しみです。

14

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