イラスト & 電子限定SS付
タイトルがもはや余りにも直球。
4作目「裏切る」のラストにて、樹里につわりの症状が…?だったけれど、これで確定しそのままそこを重点とした展開に?と思いきや。
冒頭のツカミは、ガルダの独白。
ガルダの、呪われた人生。恐ろしい魔女だけど、お母さんだから恋しい、愛して欲しい、だがそれは叶わずただの駒として扱われるガルダ。再びモルガンの命令を受け…
そして元の世界・日本に戻った樹里とお母さん、後を追ってきたマーリンの少々ドタバタした日常と、やはり魂分けの影響は逃れられずに結局は樹里とマーリンでキャメロットの世界に戻ることになるお話。
そこから本作はかなり血生臭く、モルガン/ジュリとの対決はすごい緊迫感!
ランスロットの乱心シーンは特にページを捲る手が止まらない。
ただ…
妖精王の存在が常にランスロットを救う事が分かったのでこれからは少し安心して読めそうです。
モルガンは一体何を求めているんだろう?
子供を駒にして、
全てを破壊して、
そんなに昔の王が好きだったのかしら?そんな風にも思えないんだけど。
魂がひとつになった樹里はこれからもっと「力」を手に入れるのだろうか?
私、長髪好きなんで、ランスロット・マーリン、特に妖精王。最高です。
シリーズ5作目です。
4.5と一気読みして一息ついております。
ジュリとの決着がつき、魔女・モルガンの怒りもMAXですね^^;
今回はエクスカリバーを持ったアーサーが大活躍で、ワクワクしました。
でも、やっぱり私はランスロット派なんですよね。
魔術にも抗う意志の強さ……さすが騎士の誉です!
そして、妖精王は最強じゃないですか?
いつもいいところでやってきてくれる。
ちょっと都合良すぎる感もありますが、それでも心強い!
あぁー、早くランスロットに戻ってきて欲しいな。
番外編のランスロットもやっぱり健気で、愛する人の幸せを願う姿に胸を打たれます。
このシリーズを読み終わったら、ランスロットが主役の騎士シリーズを読もうと心に誓いました^^
少年神シリーズ5巻目。タイトルから、樹里の懐妊の話が中心に進むと思いきや、アーサー王伝説の迫真に迫る展開の嵐で目が離せなかったです。モルガンやジュリの残酷さにも背筋が凍りつつ、目が奪われます。
こういうアーサー王伝説のような有名なストーリーをBLバージョンで楽しめるのは嬉しいです。王道なストーリーは先が読める分、作家さんの力量が問われる事も多いですが、しっかりした骨太な文章で下調べもしっかりしてあるので、薄っぺらくなく安心してアーサー王をモチーフにした世界に没頭出来ます。ストーリー展開の運びも上手だし、キャラクター・メイキングにもブレがなく安定しているので、クライマックスの盛り上がりもひとしおでした。
とにかくアーサー王とランスロットが文句無しに魅力的なのがイイです。これだけ世に鳴り響いている英雄人物をカッコよく描くのって、逆に難しいだろうに。夜光先生の描くアーサー王とランスロットは雄々しくて、器が大きいので、伝説負けしていないなーと思いますww長年築き上げたお互いの信頼で結ばれた強固な主従関係でありつつも、愛する樹里をめぐり危うさのあるアーサー王とランスロットの関係性にも萌えるばかりです。
次巻樹里とお腹の子にも危機が迫るのか…次巻も楽しみです。
少年神シリーズ五作目。
前作で「もしや」なところで終わってましたが、とうとうタイトル通りになりました(*゚▽゚*)
元の世界に戻りお母さんにアーサーとの仲バレちゃう辺りは可笑しくって。
モルガンの魂分けしたお母さんだけど、性格は全く違ってさすが樹里の母って感じなキャラで好きです(´∀`*)
結局キャメロットで世界にまた戻ってアーサーと再会しますが、その時のアーサーの様子に激萌えしました。
剣よりも樹里が居なくなった事が大問題という、アーサーの樹里への想いがたまらない…!
ストーリーの大きな流れとしては、とうとうジュリがやられます。
そして瀕死のランスロットは妖精王の元へ。
樹里は身籠るわジュリは亡くなるわでモルガンの怒りが増して次巻へ続きます。
新刊(最終巻)が出るまで、の〜んびり読み返そうと思ってましたが、何度読んでも面白くページをめくる手が早まってしまうのが誤算でした(^^;;
待ってた新作!発行頻度が私の感覚だと高めで嬉しいです。次回作も一年以内だとうれしい。
BLでのガチファンタジーは貴重なので神シリーズ、薔薇シリーズがとても好きです。
CPはアーサー×樹里で固まったのかな?ランスロット×樹里も好きなのですけど、ランスロット的に不義理はできないよね。とか思いながら読みました。
今回、ジュリが死んだり、無敵だと思っていたモルガンへの打開策が見つかりそうだったり、ストーリーが進んで面白かったです。ガルダがな、今後なにかやらかすと思っているのですが。
終始樹里が気持ち良さそうなのがよかったです◎