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花をたどれば君の指先

hana wo tadoreba kimi no yubisaki

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表題作花をたどれば君の指先

生島真幸,大学1年生
琴藤,亡き祖母の家に現れた自称神様

その他の収録作品

  • それから(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

あらすじ

初恋の相手が十年前とまったく変わらぬ姿で現われた。戸惑いよりも恋しい気持ちが溢れ出した真幸に、彼は〝神〟だと告げる。自称〝神〟様との同居生活がはじまったけど……!?

作品情報

作品名
花をたどれば君の指先
著者
にかわ柚生 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
シア・コミックス
発売日
ISBN
9784403665424
3.9

(30)

(8)

萌々

(13)

(9)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
119
評価数
30
平均
3.9 / 5
神率
26.7%

レビュー投稿数6

成長したショタっこに溺愛される!和風ファンタジー

表紙の雰囲気のまま、優しくほっこりする読後感でした。
昼下がりの休日、まったりした時間帯にピッタリな作品です。

所謂、和風ファンタジーで付喪神と人間のお話。
永遠の命がある人外と、寿命のある人間との交流が切なくて、優しい雰囲気なのに時折胸がギュッと締め付けられるバランス感が凄く好みでした。

一応、本作も「ショタおに」に分類されるのかな…??
攻めの真幸が、受けの琴藤様と幼い頃に出会っていて、ずっと忘れられない初恋的な存在だったので"幼少期に出会ってるよパターン"がお好きな方は是非!
「あの、少年がこんな立派な溺愛攻めになって…!」と萌えるので、個人的に"幼少期に出会ってるよパターン"とっても好きです♡

前半では、一通り家事ができる真幸と隠居老人みたいな琴藤様の、ほのぼの同居ライフを堪能しつつ、後半以降は恋愛パートが進みます。

自分を通して、別の誰か(真幸の祖先)へ向けて接している琴藤様に悶々とする真幸。
嫉妬心から琴藤様へ八つ当たりして、それをスルーされてイライラしちゃったり、そんな自分に罪悪感を覚えてしまったり…。正直、めちゃくちゃ女々しいぞ、真幸……‼︎
けど、受けに翻弄されて女々しくなっちゃう攻め…好きッ

優しい雰囲気ながらも、琴藤様の過去エピソードは意外性もあってストーリー面でも楽しめました。
時間の経過が違う人外物ですが、2人なら末永く幸せに暮らしていける…と、何だか幸せな読後感でほっこり癒されます❁

▶︎Renta!/刻み海苔(殆ど描写無し)

1

今度は手を取って

 優しいほのぼのとした空気の中に、時折シリアスな雰囲気が交じる、そんな作品でした。突然現れた自称神様の琴藤に急速に惹かれていく真幸。幼い頃に会っていて心の中にずっと残っていたこともあり、多少イメージと変わっていても、惹かれずにはいられない、そんな真幸の一途さが物語全体に漂う清涼感に繋がっていたと思います。

 後に明らかになる琴藤の過去は、さらっと描かれていたけれど想像以上に凄艶で。過去にもページを割いていたらもっと深みが出ていたかもしれません。けれど、あくまで今に重点を置くことで、優しい雰囲気を損なうことなく結末を迎えられ、これはこれで良かったのだと思います。

1

可愛くて癒される

『オオカミパパに溺愛されています』を読んで、こちらも拝読させて頂きました。
まー、なんていう優しい話、優しい人々。
人外ものなのでラストが心配でしたが、納得できる素敵なものでホッとしました。

大学生の真幸と、掛け軸の精?琴藤のお話です。
絵が可愛く、それにピッタリ合ったキャラが魅力的です。
お互いを大切に思う気持ちがあふれ出していて、読んでいて温かい気持ちになります。
人外ファンタジーなのですが、琴藤の自由度が高いのでこそまで人外感はありません。
可愛くて読みやすく、ちょっと切ないところもあり、読んでよかったと思える作品でした。とても癒された^^

1

日本の神様は、これでいいのよ

こちらもカバーイラストの美しさに惹かれて購入。
イラストそのものって言うより、帯の色、タイトルロゴのデザインも含めてカバーデザインが良いんだな。

さて、本体の方は、
つくも神に恋した男の子の話。
恋した相手は人間じゃないけど、その設定はかなりふんわりと曖昧。
でも、そのふんわり加減が、琴藤様の絵姿の雰囲気にも合っていて、まあ、ツッコミどころはいろいろとない訳じゃないけど、細かいことは気にしないでもいいかぁと思わせる。
ご神体でもつくも神でも、その辺何でもアリなのが日本の神様のいい所ってことで、ほのぼの和風ファンタジー好きな方におすすめ。

0

一途な大学生とぽややん神様

真幸(攻め)は、10年前に祖母の家で出会った正体不明の青年にずっと恋をしていた。大学生になり、管理を兼ねて亡き祖母宅に住むことになった真幸の前に、その青年・琴藤(受け)が突然現れる。10年前とまったく姿の変わっていない彼は、自分は神であり、掛け軸が本体だと言い出して…。


大学生と神様の、ちょっとファンタジックなほのぼのBLです。
攻めは、小さい頃に泣いていた自分を慰め、遊んでくれた和服のお兄ちゃんにずっと恋をしています。ほんのひととき共に過ごし、そのあと消えてしまったお兄ちゃんのことを忘れたことはありませんでした。
祖母の家に1人で住むことになった攻めの前に、突然そのお兄ちゃんが現れます。外見は高校生くらいでしょうか、かつてと同じ和服姿で、まったく歳をとっていません。
驚きながらも、どうやって鍵のかかった家に入れたのか、どうして歳を取っていないのかと問いただす攻めに、受けは「自分は神様だ」と名乗ります。

受けは神様ですが、攻め以外の人間にも普通に見えます。本体が掛け軸なので、掛け軸が濡れたら受けもビショビショになり、掛け軸が破れたら受けの服も破れ(ここは怪我をする流れじゃない?とちょっと思いましたが)、掛け軸が燃えたりしたら受けも消滅するらしいです。でも人型のほうの身体は、歳を取らない以外はまるっきり普通の人間のもの。
そんな初恋の相手(人外)と同居することになった攻め。大好きな人だし内心ドキドキ。でも、毎晩見る夢の中で、自分と似た男と受けがラブラブなのを見てしまい、受けはその男が好きだったのだと思ってショックを受けます。

そのあたりまでの展開は、すれ違いが切ないしシリアス気味で、やや萌えが不足していました。でもそれが解決してからの展開がよかったです。受けの可愛らしさや攻めの誠実さ、たどたどしくも微笑ましい恋愛模様がとってもキュート。
あととにかく絵が可愛らしい。ぽややんとした受けの雰囲気がとてもよく出ていました。1冊まるまる同じカプの話で、全編にわたって受けは和服姿なのですが、描き下ろしの短編で初めて普通の男の子の服装になっていて、それもすごく可愛かった。
歳を取らない受けなので今後2人で生活していくのは大変だと思いますが、幸せになってもらいたい2人でした。

3

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