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表題作気まぐれなジャガー 1

麻生 新
音楽雑誌の編集者
椎名 宗純
ギタリスト

その他の収録作品

  • まきちゃんの苦悩
  • あとがき
  • カバー下(人物素描)

あらすじ

2人の大人、愛と官能と音楽の日々
音楽雑誌の編集者である新の元に、3ヶ月ぶりに椎名が帰って来た。天才ギタリストだが、日本の音楽業界からは半ば引退同然の身。しかし本人は一向に気にせず、自由奔放に国内外を行き来し、長い付き合いの恋人である新のことも放ったらかしだ。その気まぐれさに呆れながらも、戻って来ては自分にべったりと甘えて可愛くエッチを強請る椎名が愛おしい新だが…。気鋭作家・ウノハナが圧倒的筆力で贈る、ずば抜けた才能への賛美と劣等感、愛情ゆえの自由と束縛、その間で揺れ動く2人の大人のアダルティックな恋を描いた長編、待望の第1巻が登場!

作品情報

作品名
気まぐれなジャガー 1
著者
ウノハナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
arca comics
シリーズ
気まぐれなジャガー
発売日
ISBN
9784908757594
4.5

(419)

(288)

萌々

(82)

(28)

中立

(14)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
40
得点
1866
評価数
419
平均
4.5 / 5
神率
68.7%

レビュー投稿数40

ブレない宗純の願いが叶って良かった‼️

作者様買いです‼️
ずっと気になっていたのですが、話数が長いので躊躇していましたが、
早く読まなかったことを後悔しました。
全話読みました。絶対最後まで読むことをオススメしたいです。
読後感が半端なく良かった。

このカプ、2人とも好きですが、やっぱり宗純が最初から最後まで、
全くブレずに、新に一途なところが大好きでした。
そして、宗純の、新と一緒のステージで弾きたいという願いが、
叶えられて本当に良かった
ピョーンと新に飛びつく宗純がかわいいったらない❣️

何度も切なくなる場面がありますが、2人で宗純の実家に
帰省して新の弾くギターを聴くシーンは最高。
また新が東京に向かう途中で、宗純の曲を聴いて涙する場面が印象的。

2人がずっと思い合ってる姿は応援したくなるし、周りのみんなもいい人で
良かった。
素敵な作品をありがとうございました♪

0

まだまだ序章

音楽雑誌の編集者であるアラタとギタリストの宗純のお話です。

バンド活動を休止して日本と海外を行ったり来たりする宗純をアラタが見守っている関係で、相思相愛っぽいのに、なんとなく距離感があって切なくなりました。

後半では二人の出会いについて明かされ、宗純にギターを教えたのがアラタだと分かります。
宗純の才能が開花していくことを素直に喜べないアラタの気持ちを思うと胸が苦しいです。
過去の二人がどんな道を歩んで今に至ったのかをしっかりと見届けたいです。

シーモアは白抜き修正でした。
前半がえっちだった分、後半での初心なやりとりのギャップにやられました!

0

いい意味で思ってたんと違う作品でした。

※4巻全部読みきった上で書いたレビューなので、がっつりとネタバレがあります。(しかも長文。)


見ての通りのバンドBLです。……と思いきや、音楽雑誌編集者×天才ギタリストのBLとはなんぞ??? と、前情報をろくに仕入れずに読んだら色々な点で思ったんと違う作品でした。

まず、表紙が大人になった宗純(受け)でして、1巻の冒頭の宗純も大人なので、ずっとアラサーの攻めと二十代後半の受け(←年齢これで合ってるかな……)の大人BLなのかと思ったのですが、物語の大部分が二人の十代の頃の話となっております。要は因果関係の結果の部分を先出しして、後からその原因を語るタイプのお話です。

冒頭は大人同士のカプのアンニュイな雰囲気がありますが、まもなく時を遡って高校生のアラタと中学生の宗純の物語となります。

当時のアラタはギターにのめり込んでいて、宗純はただの中学生でお寺の息子で音楽に全く興味なし。それが、アラタが宗純にギターを教えた事により思いがけず宗純の秘められた才能が開花するのです。

学生の青春BLですので、キラキラしています。そしてキラキラの水面下には嫉妬だったり並々ならぬ執着だったりとどろどろに重い感情が渦巻いています。でも、二人が相思相愛な事だけは自明であるという……さいこうです。

そして年若い二人が相思相愛だったらやることはやる訳で、つまり濡れ場がかなり多いです。マジで多いのでびっくりしました。クソデカ激重感情が底に流れるストーリーだから、感情の機微を中心に描くのかと思いきや、二人が結構無邪気にラブラブなので、どす黒い嫉妬も執着も愛欲のパワーにぱーっと吹き飛ばされてエロに雪崩れ込みがち。何なんだろうこの爽快感は。

4巻もの分量があって、テーマもわりと重めなんですけど、幸せそうにスケベしていがちだからサクサク読めました。たぶん一気読みしても3時間くらいしかかからないんじゃないかなと思います。その間に作中では長い時間が経過して色々あるんですけれども、アラタと宗純の相思相愛だけは不変で強固なので安心です。この二人なら何があってもうまいこと軟着陸しそうな気がする!

……気がするけれど、雰囲気が00年代のバンドものなので、伝説の未完成バンド&恋愛漫画『NANA』を思い出して若干不安を覚えもしましたが。

ところで、現代世界観で特殊な業界ものの作品だと、その業界描写のガチ度が気になるのではないかと思います。

私の感覚としては「けっこうガチめ」です。音楽業界に疎い私の感覚なのであてにならないですけど、アラタの音楽雑誌編集者としての仕事ぶりや、宗純と彼の所属するバンドPegのステージ外での活動の描写には説得感がありました。

ライブの雰囲気などは、猫も杓子もバンド、バンドだった二十数年前とあまり変わっていない感じなので、今現在バンドをやったり推したりしている人から見てリアリティーがあるかどうかは謎です。少なくとも20年くらい前にバンド好きだった人とか、それこそ『NANA』を読んでいた(バンドといっても音楽のジャンルは違うけど)人には楽しく読めるんじゃないかと思いました。

ラストのPegの復活ライブは熱くて良かったです。やっぱりBLではloveだけでなくこういう二人のセッションも見たい! そんなBLのオタクの願望を叶えてくれる名場面でした。

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No Title

私がBLに足を踏み入れるきっかけになった作品です。何度も読み返すほど大好き!

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これからどうなっていくのか楽しみ

とある音楽フェスに行ってきました。
初めて観たアーティストの方やお馴染みの方。
ステージのパフォーマンスに痺れました。
はぁ〜、やっぱライブっていいわーって気分が盛り上がったところで、音楽モノ読んでみました。

実は何回か途中まで読んでストップしてたので、今回は最終巻まで読み切ります。
1巻は、話が動き出したところと過去回想って感じ。
アラタのところに3年ぶりに戻ってきて甘える宗純(如何にも寺の息子って名前だ!)帰ってくるなり盛ってくる。何なんだ?どういう関係なんだ?からの過去回想を何度か挟みながら進んでいくストーリー。

宗純メチャクチャ才能あるギタリストで人気のバンド組んでたんだけど突発性難聴発症してバンドは解散、それから世界放浪たまにアラタが不足したら帰国して抱かれにくんの。
勝手気ままな猫ちゃんのような宗純。

2人の馴れ初めは幼馴染で宗純は中学生の頃からアラタに片思い。ギターを教えて貰う内にみるみるのめり込んで上達していって教えたアラタ以上の才能を感じさせんの。
その道の天才的な人って好きだから何時間でも練習出来てしまう集中力があるんだと思う。勿論センスもあるんだろけど。私なんて雑念があるから集中力きれちゃうし一個の事に全力投球できない。アレもこれもで結果何も大成しておらず。

苦労して習得した技術を短期間でクリアしていく宗純に複雑な気持ちのアラタ。懐いてくれるのは嬉しいけどギターについてはコンプレックスを感じさせる。

これ年の差もあるから、自分の感情をぶつける事も出来ないよな、10代の1歳差でも大きいよね。
この2人って何歳差?2歳?
そりゃお兄さんぶりたいよ、拗ねたり八つ当たりしたり出来んよね。
しかし、こんな大人になって2人が恋人同士で続いてるなんて凄いな。
2人の10代から20代のいろんな姿が見られるのも楽しいね。中学生の時の宗純可愛くて好きです。
私は黒髪メガネくんが好みのタイプなので勿論アラタも好き。
あと、宗純のバンドメンバーの方達も味があって好きです。静佳ちゃんが毎回変なTシャツ着てるのも楽しみです。

引き続き2巻読みます。

シーモアで購入
完全白抜き

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