• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作不器用な僕らの隙間

五十嵐 大翔,高校生
古川 龍之介,高校生

同時収録作品スイートクレイジーデイズ

矢後 冥司,小説家
前原 陽人,パティシエ

その他の収録作品

  • きみのかわいいところ
  • This is バカップル
  • 龍と奈緒
  • sweet crazy days.

あらすじ

俺の親友は、俺の彼女をすぐ寝取る。

親友の龍は美形で超モテるが、実は自己中でワガママで、
人のものをすぐ欲しがる(んですぐ飽きる)。
だけど大翔はそんな俺様な龍にこっそり恋をしていた…。
大好きだ。
けど、この居心地のいい「親友」というポジションを
誰にもやりたくないし、壊したくない。
ヒロが選んだ行動は……!?

作品情報

作品名
不器用な僕らの隙間
著者
もふもふ枝子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
ISBN
9784799732328
3.7

(87)

(22)

萌々

(32)

(24)

中立

(5)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
9
得点
315
評価数
87
平均
3.7 / 5
神率
25.3%

レビュー投稿数9

可愛い面倒くささ

好きだけど友達の関係を壊したくない…って拗らせてるの大好きです!!!
しかも本作は二人とも拗らせている!!!

好きな相手の彼女を寝とっての間接セって、なんでか大好きなんですよね…女子には申し訳ないが、そこまでして繋がり持ちたいのかってとこが。

わがままジャイ〇ン龍がデレるの反則的にかわいくて昇天しました!!
横暴も横暴な龍が、ここまでしたんだからぜってー離してやんねえって必死になるの本当に可愛くて、満たされる幸せを感じてるのも可愛いくて、可愛いがすぎてかわいかっです!!
DKならではの可愛さてんこもり!!

もう1編のメンヘラ攻めもそうとう面倒くさいけど、それを上回る陽受けとの掛け合いが最高でした!かっわい!

0

かわいい話

高校生同士。自分の彼女をすぐ寝取ってしまう親友。でも、それは自分のことを好きな気持ちの裏返し。

彼女を介して男同士の恋愛を見ている二人がちょっと、何というか女性が可哀想。そんな親友の態度も悪く、うーんと思うところが多々。

けれどまあ、基本はお互いのことが大好きで、自分が好きな人のことでは臆病になったりちょっとしたことで喜んだりと、若者の淡い恋のお話です。

もう1つ、彼氏に執着する小説家と、その彼氏であるパティシェのお話が入っています。お菓子やさんにはピンチヒッターのナルシスト王子キャラが入ってきて、彼氏はかなり面白がっているのですが、小説家の方はやきもちをやいて、というようなたわいないお話。ちょっとコメディタッチなのがよい。なんならもっと振り切ってもよかったかもしれません。

0

どこが好きなの?

うーん、なかなか歪んだ愛情ですね^^;

表題作は、男子高校生の大翔と龍之介のお話です。
両片思いなのですが打ち明けることもできず、
大翔の彼女は必ず龍に寝取られます。
女を通して大翔に触れているのです。
そして、大翔も寝取られることを分かっていて、
それを望んでいます。

うーん、好き嫌い分かれそうな2人ですが、
私は嫌でしたね……

ですが、イレギュラーな女の子が登場し、
大翔と付き合いだすのですが、
この子は大翔が龍を好きな事はお見通しです。
結局、この子の協力によって2人は両想いとなり付き合い出します^^;

ここまではなんだかなぁ……って感じだし、
付き合ったら付き合ったで今度はタチネコ問題が出てきます。

ここでも龍が焦りから高圧的な態度をとってしまい、
ちょっとジャ◯アーン……て感じだったのですが、
大翔がおおらかで明るいんですよね。
だから、なんだかんだ割れ鍋に綴じ蓋なんですよ。

ここでは龍が折れて受けにまわるのですが、
気持ちよさそうで幸せそうでした。
後半の龍は可愛かったなぁ♡
やっとそう思えました(^^;;


同時収録作も攻めに癖ありで、
受けがおおらかで優しいのです。
束縛系メンヘラ攻めなので、これも好き嫌いありそう……
私はやっぱり攻めがちょっと苦手でした……

どちらも可愛いといえばそうなのですが、
どこが好きなの?という疑問が先にきてしまいました……



1

突飛過ぎないのに強いキャラの面々

表紙より中の絵のタッチの方が好きです。

◾︎不器用な僕らの隙間
大翔(ヒロト 高校生)×龍之介(同級生)

大翔が女の子と付き合ってエッチして、龍之介が寝とったら別れるって言うドクズなプレイをしている2人。互いの行動を知らないまでも、完全にプレイですよこれは。酷い。すれ違う2人に奈緒ちゃん(大翔の部活マネ 彼女)同じくバチが当たったとしか思わなかった笑
付き合ってからの2人は可愛かった!龍之介の物言いにきちんと怒った大翔も、譲歩すなわち相手を思いやる事を覚えた龍之介も良い!
リバが欲しかった!!!めちゃくちゃ期待したのに無かったのが残念です。意外と柔軟な龍之介よ…そこは頑張って欲しかった

◾︎スイートクレイジーデイズ
矢後(小説家)×前原(パティシエ)
矢後がメンヘラに見えて、前原が大分おかしな人のパターンだぞ…と思ったら案の定でした。
矢後は前原への好きって気持ちを束縛する事で堂々と表明してますが、前原もそういう素ぶりがないだけで、相当矢後が好きなんですよね。もともとがノンケなのに男性と付き合ってるだけで、かなり惚れてないと無理だということに気付いて矢後!

0

なかなか病んでました

中編が2つ収録されています。
表紙と本編では龍のイメージがだいぶ違うような。
本編の方がイケメンに描かれています。
大翔の妹曰く「福士蒼○」似らしいです。

【不器用な僕らの隙間】
女子たちを使い捨てのツールのように扱っているので、そういうのが苦手な方はご注意を。
自分の彼女をすぐ寝取る親友のことがかわいくて仕方ない大翔。見た目は明るくて健全な高校生なのに、彼女を寝取られることで間接的に龍と繋がっていると考えるような病みっぷりがこわいです。
一方の龍も自分のわがままを何でも容認してくれる大翔が好きで、彼女を寝取るのは大翔が触れたものに触れたいからという、負けず劣らずの病んでるくんでした。
メインの2人が病んでいる中、一番素敵な登場人物は何と言ってもナオです。この子の働きが素晴らしい。「女子BL」にぜひとも参加してほしかったくらい良いキャラです。何だかんだとカップル成立後も龍の相談役みたいになっていて、いいこと言うんだなあ。描き下ろしにもこの2人が描かれていてほのぼのしました。

【スイートクレイジーデイズ】
執着最強束縛系男子の話です。
ハルが自分のそばにいないと死んでしまう。でもハルは自分のそばにいたらしあわせじゃないと日々悩んでいる冥司。このネガティブさが小説家としての原動力になっているわけですが、まあ、めんどくさい子です。全部ネガティブ。職場には毎回お迎え。友達との飲みも1時間が限度。
だけど結局破れ鍋に綴じ蓋なんですよね。6年も付き合って、同棲までして、本当に嫌だったら逃げ出してますよ、こんなものすごい束縛。ハルが冥司に言い放つ言葉に「そりゃそうだ!」と妙に納得してしまいました。
おいしそうなケーキも出てきます。
束縛系が苦手でなければぜひ。病んでる感は中盤から結構薄れてますのでご安心を。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP