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『In These Words(2)』の続編です。
警視庁の刑事 篠原 憲司と精神科医 篠原 克哉のお話。
前作では、連続殺人犯役を演じていた刑事の篠原と克哉の関係と今回の事件が少し解明されました。
今作は、そその続きの過去編になります。
克哉が連続殺人犯の顔を思い出した日から遡ること8ヶ月前。
警視庁の会議室では、捜査関係者の前でプロファイリングをしていました。
犯人をおびき寄せるため、克哉が提案したのは「容疑者とまったく異なる人物の犯行であると報道する」ことでした。
この報道で、連続殺人犯が克哉に興味を持ってしまうとも知らずに。
今作は、最初から最後まで、固唾を飲んで見守る展開になっています。
この猟奇的な殺人事件と並行しているのは、篠原と克哉のラブストーリーです。
2人の関係は順調なようで、ある時は激しく、またある時は優しく愛し合っていました。
篠原のマンションで、克哉がバスローブを纏っているのですが、そのバスローブは克哉専用ですよね?
篠原が用意したんだろうなと妄想しちゃいました(笑)
ある朝、篠原は克哉が残したメモに気が付きます。
「金曜日の17時に私の部屋に来るように」
次のデートのお誘いに篠原は微笑みました。
しかし、5日後の金曜日に克哉は消息不明になってしまうのです。
ここからは、ぜひ本編をご覧ください。
連続殺人犯の男が克哉の前に登場します。
そして、1巻のプロローグへと繋がる仕組みに、読まれた方は「なるほど」と唸ってしまうでしょう。
克哉が連続殺人犯から痛めつけられ、レイプされ、屈辱を与えられるので、いたたまれない気持ちになりますが、連続殺人犯の異常なまでの執着にも注目です。
最後は、生死ギリギリの状態にもかかわらず、不屈の精神で廃屋から脱出した克哉。
そして、病院のベッドで危篤状態の克哉の手を取って泣きながら謝る篠原。
克哉が生きていてくれて良かった(泣)
絶対に警察内部に内通者がいるはず!
おろらく続編は2巻の現在の「芝居」に繋がる内容だと思います。
個人的には、克哉が脱出をした時に聞こえた
「先生は俺のところにいつか絶対に戻ってくる その時までここで待っているから 愛しているよ 永遠に―克哉…」
とは、誰のセリフなのか?
すごく気になるので、この伏線を回収して欲しいです。
初回限定版小冊子『First,Do No Harm』
前回同様、克哉がNYの警察署に協力していた頃のお話。
恋人のデビッド刑事とのラブラブな日常です。
とても充実した内容だったと思います。
篠原と克哉の甘い時間は前半のみで、後半は凌辱的なシーンが多かったのですが、物語が進むには避けて通れないエピソードでした。
その凌辱的なシーンすらも、咎井淳先生の美麗な絵柄で「綺麗だな」と思ってしまった(汗)
続編では、連続殺人犯の正体が明かされ、物語はいよいよ佳境に入るのでしょうか?
でも、篠原と克哉のイチャイチャも見たい…。
続編を楽しみにしています。
あれれ?最終巻じゃないの?またまた新たな謎が。
1巻の冒頭とつながりましたが。やっぱりこれまでの謎も残ります。
真犯人をあぶり出すことに成功した浅野と警察。でも浅野は近づいてきた男が犯人だと最初に気が付かなかったの?
警察関係に内通者がいたの?標的にされたのはなぜ浅野だったの?
浅野だけが殺されずに生き残りました。
この後違う人間が犯人にされたの?
浅野は記憶喪失になったの?でもならどうして篠原は詳しく監禁の事を知ってるの?
最後のモノローグの愛しているよは篠原なの?
なぜなぜだらけのレビューになってしまいました。
これは4巻は出るのかな?それともここで終わりなのかな?あとがきではどちらかわかりません。
他のレビューを読んで自分で理解できなかった所をお勉強します。
3巻までのシリーズまとめての感想です。
『In These Words』は美麗な絵もさることながら、時間軸もわからずただ不思議さだけが残るストーリーにどうしようもなく惹きつけられてきました!
1巻はプロファイラーと連続殺人犯との接見、それに時折はさまれるプロファイラーへのひどい陵辱シーン、現実なのか?犯人の願望なのか?なにがなんだか全然わからず、ただこのストーリーが何を書いているのかを知りたいって欲求だけが高まりました。
そして2巻は高慢だけど淫乱なプロファイラーと、殺人犯だと思っていた男との、大人なカラダの始まりが描かれ、1巻で捉えていた(と思っていた)設定がひっくり返る展開に驚かされ…
そして待ちに待った3巻でやっと、プロファイラーの身に起こったこと、1巻は警察が仕組んだ猿芝居で、それには何か目的があることがわかってきました。
物語の時間軸が2巻→3巻→1巻で流れていることもわかりました。
そしてより一層気になるこの物語の行方と謎の真相…
さほど間が空かずに続刊が出ることを願ってます!
そしてリブレ編集部にはもう一つ切実なるお願いを…
『In These Words』はサイコホラーなシリアスストーリーだから、暗い場面が多いです。そこに白く浮き上がるブツがどんなに絵を台無しにして、ストーリーに水を差しているかをわかってください!
1・2巻の紙本は豪快な白抜きでしたが、電子は「単行本で修正された表現を、できる限り原画に近づけて電子書籍化しました」の通り、グレートーンでシリアスさを邪魔しないもので喜んでいました。
きっと3巻もそうだろうと電子を買ったのに、3巻は電子も真っ白で…
連続殺人犯が美人プロファイラーを監禁陵辱するシリアスシーンが豪快に白く抜かれてるのって、作家も作品も冒涜しているように感じます。
いろいろ事情があるのはわかります。でも読者もリブレが18禁レーベルを持っていて、作品を冒涜しない販売手段があることを知っています!
『In These Words』だけじゃありません。リブレからこれから出版されるだろう作品たち、作者も読者も望む形でつなげてください。
2巻で浅野と篠原の過去にどんな関係があったのか分かり、3巻ではそこから浅野と犯人が関わる事件へと進んでいきます。1巻で描かれていた浅野の夢から大体どんな行為が行われていたのかは想像がつくと思いますが、実際に犯人の顔も見えた上で改めて描かれるとかなりの衝撃です。穏やかな雰囲気で終わった前巻から、再び緊張感とスリルが充満した空間に場面展開するので、読後は萌えよりもどっと疲れがくる感じです(一応前半に篠原と浅野の濡れ場はあります)。
犯人の行動はサイコパスとかいう感じよりも、もっと子供っぽい成熟しきってない大人の衝動的なものに思えますが、まだなぜ連続殺人に至ったのか、なぜ浅野にそこまで執着したのかが理解できないので、後々犯人目線で過去や事件前後のことを語られる場面があるといいなと思います。瀕死の状態で柩から這い出る浅野のシーンは、映画のようにドキドキしました。浅野はショックで記憶が飛ぶ可能性も考慮して、犯人の言動を何かに残したりしていたのでしょうか。あそこまで篠原が犯人を模することができたのはなぜなのでしょう。まだまだ謎が残っているので、本当に次巻が楽しみです。
最後にデービッド巡査との番外編も収録されています。ワンコ攻め的な篠原に対して、経験値が豊富そうな余裕があり、知的な浅野とも濡れ場で言葉の応酬ができる巡査はまた異なる魅力があって萌えますね。そんな巡査を虜にする浅野にもますます惹き付けられる番外編でした。
1巻冒頭へと話が繋がる3巻です。
監禁・陵辱強姦、暴力描写が再び!!
1巻と2巻途中までの雰囲気がとても好きだったので、正直嬉しかったです。
どうやら私は、のりのり誘い受の浅野先生はあまり好きじゃないみたいですね(苦笑)
無理矢理ヤられてる彼の方に色気を感じます。
屈せまいと抵抗しながらも、憔悴し絶望していく姿が堪らない・・・変態的感想でごめんなさい(苦笑)
初回限定版小冊子付きを購入したのですが、こちらはのりのり誘い受の浅野だったので、私は正直通常版でも良かったな、と思いました。
のりのりで誘ってくる浅野先生が最高!って方は限定版で甘さを補充していただければいいのではないかと。
印象的だったのは、浅野が雪舞う外へ出るシーンと、一番最後の病室での篠原です。
特に、一報を聞いてからの篠原の描写は素晴らしいと思います。すごく引き込まれました。
今回の巻で浅野の監禁・陵辱強姦は一段落ついたようなので、ここからは事件解決がメインになっていくのかな?
犯人は捕まるのか?篠原と浅野の関係はどうなるのか?・・・まだまだ気になることが沢山あります。
続きを待ちたいと思います。