電子限定かきおろし付
優しさと色気がひしめき合うお話し
ストーリーはとっても優しさが溢れる内容、そこに市梨せんせいの描かれるキャラクターが放つオメガバースでは外せない例の症状の色気が加わって一気に読めちゃう1冊でした
そして今でも割と斬新な設定だと思うショタおにオメガバース!
すごい発想力!!
新刊でオメガバース熱が再燃したので読み返し&番外を読む為の読み返しです
実は安心して読めない方(?)の番外の「僕の為のオメガ」がずーーっと気になっていて、、、
いつか読みたい!と思っていたのですが電子で読める上に特典も良さそう、との事で買う決意をして買ったのにそのまま積んでしまっていました…
たまにある…悩み過ぎていた作品を買った事で謎の達成感を得てしまう厄介な錯覚…
そんな訳で先ずはオリジナルのこちらから再読させていただきましたが、こちらも今更かとは思いますがやっぱりおもしろいオメガバース作品だとつくづく思います
そして何より優しい世界観のオメガバースで安心して読めるのが何よりも良い‼
有名な作品には有名になり得るだけの確固たるオリジナリティがありますね!
作家様のクリエイティブな発想に改めて脱帽です(*´ω`)!
それでは大本命の「僕の為~」を読んでみたいと思います♪
楽しみです〜((o(´∀`)o))ワクワク
市梨きみ先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
ショタ 4
可愛い 3
エロ 2
な感じだと思います。
アルファの小学生×オメガの高校生のカプで年の差は9歳です。勉強も運動も出来る生徒会長の千夏さん。自分は選ばれたアルファだと思っていたのだが、小学生のはるかくんと出会ったことで、自分の本当の性を知り…。
まだ精通も自身の第2の性すらも知らない小学生のはるかくんと目が合った瞬間、後ろが濡れちゃうくらいのヒートになってしまう千夏さん。アルファだと思っていたプライドが打ち砕かれてしまったが、はるかくんを目の当たりしたら、俺のアルファだ、と喜んで抱かれたいと思ってしまう程、運命の番として惹かれていきます。
だけど相手は小学生。流石に手は出せないと我慢しますが、はるかくんと会う度にヒートになって、でもやっぱり手は出しちゃ駄目と我慢…の繰り返し。なのでヒートになった千夏さんがはるかくんを抱き締めたり、一度だけキスはしますが、それ以上の絡み描写はありません。でも千夏さんがはるかくんを想って、1人で後ろを弄っちゃうエロい描写はあります。
ショタ攻め好きには、好き嫌いが分かれるようですが、最終話で成長したはるかくんと千夏さんが11年経って、やっと結ばれます。
因みに、タイトルの意味が千夏さん自身が自分をアルファだと思っていたのに、実はオメガだったことを「さよなら、アルファだった自分」的な意味だと思っていたので、本当の意味を知って脱帽致しました。
可愛い小学生はるかくんと格好良い青年はるかくんの一粒で二度美味しい攻め。アルファと思われる位の人柄なのに、オメガと目覚めてグズグスに蕩けちゃう千夏さんのギャップが堪らないので、是非とも読んでほしいです。
これまでずっと自分のことをアルファだと信じてきた、生徒会長の千夏。
あるとき偶然はるかという小学生に出会って、突然ヒートを起こしてから、思い描いていた人生が変わってしまう。
実は自分はオメガだった。運命の番が小学生だった。という事実に驚愕する千夏。
はるかに会いたいという気持ちも強くなる一方、発情は止められず、必然的に薬の摂取量が多くなっていく、というお話。
犯罪者になってしまいますからね、相手が小学生だと。
出会ったとき、千夏は17歳。はるかは9歳下なんで、8歳です。ランドセル背負ってまして。
そんな年齢では第二次性の検査もまだ、という状況下、なんて八方塞がりなんだろうと、萌えよりもとにかく千夏が気の毒でした。
ランドセルの子にただ会うだけでフェロモン垂れ流し発情するのでは、これまで培ってきた千夏のステータスも崩れ日常生活に支障を来すし、ただでさえ高校生なんてやりたいさかりなのに抗えるはずがない。
攻め受けが反対だったら体格差年齢差的にもただのレイプまっしぐらなので、そうならなくて良かったですが、負担は全部千夏が負うことに。抑制剤を過剰摂取するなどしてどうにか耐える千夏が本当に可哀相でした。
子供時代のはるかはとっても可愛いです。
電子限定のおまけページで、本当はあの頃に着せたかっただろうネコ耳パジャマを着せている場面がありますが、そういうことも出来なかったのかと思うともうただただ気の毒です。
別々の場所で成長しても、お互いがお互いへの思いを抱えていた、という展開はよかったですが、欲を言うと、もうちょっと年数が経ってから再会した方が好みでした。高校を卒業したといってもはるかはこの後大学生になるので。できたら双方が社会人になってからの方が良かったなあ。(本当に個人的な好みの問題ですが)
私も自分で自分をつまらない奴だと思いますが、ただただ気の毒な設定を楽しめなくて。
ずっと会っていなかった枯渇したところからの、長年のときを経て再会し達成する初セックスを堪能するには、余計なことを考えてしまいこちらも浸れずでした。
この作品は私にとってすごく印象に残っています!blをすきになりたての頃少し、試し読みをしました、少し読んだだけですごく好きになりました!とにかく2人ともが尊くて、可愛くて仕方なかったです、我慢しているところとかお互いのために離れるというのもすごく感動的で、小学生なのにすごいなとも思いました、それに離れていてもお互いを忘れずずっと思ってきたというところはほんとに良かったなと思いました、結果的にハッピーエンドで終わって良かったです
発売当時はとてもセンセーショナルだった記憶が。
オメガバもそんなに私自身馴染みも深くないのに番がショタだと・・・?!
何てこった!!!!
と、ドキドキして読んだ事を思い出します。
そして久々に読み返して思う事は年月が経ってもショタオメガバの設定の斬新さ!は変わらないし、先生の独創性は天才的!という事でしょうねーーー!
だいぶ私自身が様々なオメガバを読み込んだ事であんまーり得意じゃないんかな?という気付きに辿り着いた為評価は高めじゃないのですが、、、
それでもこの作品が「スゴイ!」って事は変わらない!
なので今の評価は本当なら「しゅみじゃない」なのだがそれでも色褪せない美しい絵柄や世界観の確立としては評価しない訳にはいかない!という事で「萌」とさせていただきました。
元からオメガバが好きな方に取ったら安心して楽しめる要素がたくさんある作品ではある、と思います。
今更だけど「僕の為のオメガ」の方が断然気になるので機会があったらよみたいなぁーーー♪