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表題作はじめての恋わずらい

司堂聡真,古書店の常連,イケメン大学院生
三宅直史,祖父から古書店を引継した店主

その他の収録作品

  • happy ever afyer
  • あとがき

あらすじ

ちょっと世間知らずの直史は、祖父から引き継いだ古書店を、常連の聡真と切り盛りしていくが…。書き下ろしを加えた新装版!

作品情報

作品名
はじめての恋わずらい
著者
間之あまの 
イラスト
カワイチハル 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
ISBN
9784344840485
3.7

(45)

(10)

萌々

(18)

(13)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
165
評価数
45
平均
3.7 / 5
神率
22.2%

レビュー投稿数6

五臓六腑に沁み渡る…

連休明けの体には、間之先生のあまあま小説が
効きます。
もうね、お約束てんこ盛りなんですよ。
自分の可愛さに無自覚な20代男性(普段はダサいメガネをつけている)、とか。
会社の御曹司だけど後継ではないが超優秀な攻め、とか。
お約束ではあるのですが、何度読んでも美味しく楽しめるのがお約束!もう最高です。
しかも普段はピュアな受けは酔うとキスをせがんで来るキス魔になるという最高な設定が…
こんなん読んでて楽しくないわけがない。

新装版ということで書き下ろされたお話もあまあま全開で素晴らしい。

挿絵もお話の雰囲気にピッタリで、最高です。
ぜひ、疲れた体に間之先生のあまあま小説を!
おすすめです!

0

甘いお話が読めて良かった

作家様買いです。

こちらは祖父から古書店を引き継いだ店主の直史(受け)と
古書店の常連客の聡真(攻め)とのお話です。

直史が純粋無垢なので、心の準備をさせるより体から馴染ませて
自分無しでは生きられないくらいにしてやりたいと思うけど
そこは理性で食い止めることが出来る聡真。
執着心はあるけどちゃんと直史のことを思って
ゆっくりと恋心を育んでいく様子が見れます。

途中ハラハラとする展開があり、直史がどうなってしまうか心配だったけど
ちゃんと聡真が来てくれて良かったです。
その後は甘々展開でたまらない気持ちになりました。
お互いがお互いを好きな気持ちが、惜しみなく書かれていて
こちらまで幸せな気持ちになりました(*´▽`*)

素敵なお話を読めて良かったです♪

0

甘々、糖分過多で癒されます

間之先生のお話ということで、作家買いです。
過去出ていた本の、新装版とのことですが、
初読みの私には最初から最後まで楽しめました。
旧版を既に読んだことがある方も、書き下ろしがあって楽しめるはず。


本の虫な直史は、おじいちゃんのお店を引き継いで運営を始めるのですが、何やら思った以上に大変。そんな中、常連の聡馬に助けられます。そんな出会いを経て、年下の聡馬なのに、直史は甘えまくり。聡馬も甘やかしまくり。でも、そんなことに違和感がないほど、直史は天然で、一生懸命。そして無自覚に甘えたり、聡馬の気持ちを振り回します。対して、聡馬は、年下ですがしっかり者で、直史を甘やかす事に喜びを感じているようなので、ごちそうさまという感じでした笑

直史は、天然箱入りで外の世界や、人間関係をあまり持たずに過ごしてきたので、聡馬との出会いやお店を通して成長もするんです。

安心安全な甘々さ、お砂糖たっぷりなので、疲れた時にぴったりです。

1

糖度マックス、ごちそうさまです。

 間之先生の作品は、これまで読んだものが甘くてかわいくて私好みでしたので、こちらも楽しみにしていました。
本当に最初から最後までずーっと甘々で、糖度マックス。

 受け様の直史は、イマドキ珍しい純粋培養のピュアで、感情面では幼児並みの幼さ。
攻め様である聡馬には、自分の恋心に気付かないまま、甘えたり抱きついたり、と端から見たらバカップルそのものでした。
 一方で、攻め様も聡馬も、直史にはあっまーい。
曰く「愛、屋烏に及ぶ」<好きだからこそ、それに付随する全てが愛しい>だそうで…。
なるほど、直史の全てがかわいくて愛おしくてたまらないって感じで大事に大事に愛でています。
でなきゃ、無自覚に聡馬を煽りまくってる天然子悪魔ちゃんの直史相手に、あんなに我慢できないわなぁ。
忍耐力と自制心を試されて鍛えられまくりでした。

 二人とも、「好き」とかの想いを伝える言葉を惜しみなく相手に告げていて、相手も嬉しげにそれを受け止めていて、言葉にも態度にも大好きを伝えている2人が、とても微笑ましくてかわいい。
晴れて恋人同士になる前もバカップル並みのいちゃいちゃぶりでしたが、恋人になってしまったら、周りに人がいてもすぐ2人の世界に入っちゃうような、甘い空気を撒き散らしていました。

 好きな本さえあればいい、と小さな世界に閉じこもっていても幸せだった直史が、聡馬と知り合って恋人になって、これから聡馬と過ごす時間、知り合う人、見る世界が、大好きなものが大きく育っていくのが嬉しいですね。
目を離せない直史だけど、そこがまたかわいくて愛おしく思ってる聡馬と2人、これからもいちゃいちゃしながら幸せに過ごしていっておくれよ、と思いました。

1

天然にもホドがある…

新装版ですが書き下ろしがあるので、以前読んだ方にも楽しめるかと思います。
以下、あらすじ無視な感想を。

最初に、直史が祖父から古書店をいきなり譲り受けるというのは、ちょっと現実的じゃないような。
本の虫で書店員ではあったものの、マニアックな古書店ともなればそう簡単にはいかないと思うんだけど。
で、その直史のあまりにも世間ズレした純粋培養っぷり!
いい年した成年男子のピュアッピュアな言動が、ちょっと好みじゃなかったです。
聡馬の完全無欠なイケメンっぷりは素敵なんですが、完璧すぎてなんだか白けてしまうくらい(^^;;

聡馬は最初から直史の事が好きで、直史も聡馬の事が好きなんだけど、人と接してこなかったから『恋愛として好き』と気付かないんです。
ハグは普通にするわ酔ったらキス魔だわ、とんだ小悪魔な直史で、聡馬の忍耐力に感心…!

受けを溺愛する攻めは大好きです。
あまあま大好きです。
しかしながら、今作ははまらなかった…。

気になったのが、聡馬友人の凌と甥の文都の関係。
スピンオフあるんですか?ただの友人??
今作CPより、この二人が気になります(´∀`*)


2

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