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眠らないで、セックスしてよ
かの名作「アホエロ」っぽい匂いがして笑
読んでみました。
これはもう深く考えずに重い実さんワールドに身を委ねて楽しむタイプのやつではないかと(笑)
「アホエロ」で私を虜にさせたシュールな笑いが今回も其処彼処に散りばめられていて終始ニヤニヤ、時々ブフッと吹きながら読みました。
高橋のアダム◯ファミリーみたいな家族とか(奥さん水差し出してくるし)
重い実さん描いてて楽しかったんじゃないかなぁ(笑)
こういう作者の趣味嗜好丸出し!みたいな
のって結構好きです。
BL以外の情報過多なので少し内容見失い気味でしたが笑
ラストの雨のシーンなど押さえるところは押さえてるのが流石。
法律変わるといいですよね!
お盆疲れの身に
シリアスにならず現実を投影する事もなく読めた作品で丁度良かったです。
楽しい作品ありがとうございます!
作家買いです。
重い実さんの作風ってシリアスなのか、ギャグなのか分からない。
でも、そのミックス具合が個人的に非常にツボなのです。
ネタバレ含んでいます。ご注意を。
主人公はパチンコ店店長の四ツ川。
ストーリーは彼視点で進みます。
出張で利用した飛行機の中で出会った四ツ川くんと京田くん。
お互い一目ぼれ状態で出会ったその日にそのままヤッてしまう彼らですが、その後もお付き合いは順調に続き今では半同棲状態。
知れば知るほど京田くんに惚れこむ四ツ川くんですが、ある夜、京田くんが寝言で他の男の名前を呼ぶのを聞いてしまって以来、嫉妬心に苦しむようになり…。
というお話。
重い実さんらしい、というのか、京田くんも四ツ川くんも、お互いにべタ惚れ。
けれど、相手を想う気持ちが強いからこそ、そこに嫉妬心がわき、時にストーカー行為までしてしまう。
四ツ川くんは父親を知らず、ギャンブル狂いの母親を持ち、生活のために高校を中退して働き始めた、という過去があり、シリアスな雰囲気もそれなりに漂っている。
のだけれど、シリアスになり過ぎない。
視点は四ツ川くんだけれど、そこかしこに京田くんの、四ツ川くんへの愛情と執着が見え隠れしているから。
そして、いたるところに重い実さんらしいシュールなギャグがちりばめられているから。
だろうと思うのだ。
タイトル通り、四ツ川くんの京田くんの寝言の相手・高橋くんへの嫉妬心がベースにはなっているものの、京田くん×四ツ川くんの二人の間に流れる愛情はゆるぎないものだという事は透けてみえているので安心して読み進めることができます。
高橋くんの名前を寝言で呼んだ理由とか、高橋くんの存在が京田くんにとっていかほどのものなのか、という所まで描き込まれていない。けれど、描き込まれていないからこそ、かつて京田くんが高橋くんに抱いていたのであろう淡い恋心とか、高橋くんが京田くんに向ける友情とか、そういうものが透けてみえてきて、ちょっと味わい深かった。
重い実さんのギャグって、ちょっと独特というか、シュールというのか。
もしかした好みが分かれるんじゃないかなと思うのですが、個人的にはとても好き。
ギャグも面白かったけれど、エロが最高にエロい…。
一緒にいると常に事をイタシテいる彼らなので、エロ度はかなり高い作品でした。
そのエロさに引けを取らない表紙で、リアル書店で買うのを思わずためらってしまった。
表紙・裏表紙、そして帯。
ぜーんぶエロいので、逃げ場なしの容赦ないカバーに、重い実さんの心意気を感じました☆
参りました。
本人たちはいたって大真面目なのに、なぜこんなにシュールなのか。
重い実さんの作品はコミックになっていないものをどこかで読んだ記憶があるのですが、もっと暗いシリアスな印象を受けたような気が…。
こちらが本領発揮だとしたらうれしい。
ナンパから始まった京田×四ツ川はお互いにべた惚れすぎるほどの溺愛カプ。
もうとにかくラブラブ、相手しか見えない!という状態なのですが…。
暗い生い立ち、浮気疑惑にもしかして身代わり!?、ストーカー疑惑や友情と恋愛関係はどっちが長続きするの?など、シリアスな問題が発生するものの、どれも身を焦がすような熱い関係の良いスパイスになっていて、読者も焦れたり、「大丈夫!愛されてるよ!ファイト!」とエールを送ったり、「それ、絶対京田だろ!」とツッコミを入れたり、大爆笑したり、まあ忙しい。
登場人物全員がとにかく濃いです。
ツボにはまったら、ものすごくはまります。
逆にはまらなかったら、ひたすら寒いと感じるかも。
それにしても借り物競走のお題、それ!?
しかも全員ちゃんと持って来れてるよ!!
「あなた、お水」、「パパ、チョコレート」は思い出すだけでしばらく笑えそう。
堀場ほり子さんのレビューに「岡田あーみんを思い出す」とありますが、まさにそう。
岡田あーみんをお好きだった方には自信を持っておすすめします。
知らないという若い方でもシュールな笑いが好きな方もぜひご一読を。
あーみんは苦手だった、BLに笑いは求めてないという方は、結構頻繁にえちぃシーンが出てくるのですが描写がわたし的にものすごかったので、そちらを目当てにいかがでしょうか。
この神評価は京田の作った冷蔵庫の中にいたあのアボカドプリンに捧げたい。ちゃんと立ってるし。
メスをオスにするために生クリームを装着したらもしやバランスが崩れるのではと心配。
高橋一家が謎の一族だったんですけど、つまり京田は危なっかしいから気にかけてたの?
そりゃあの一家を見れば心配にもなるかもしれませんけど。ちょっと変人ってだけでしょ。
すごく大切なお友達なんだろう。って事で。
その高橋にちゃんと紹介してもらって四ツ川の不安は解消されたようなのでいいか。
なんの為に登場したのかは今一つわかんなかったですけど。
お互いが好きで好きでたまんないんならいいんじゃない。
早く法律変わるといいね。
バカップルだけど、すごくラブラブだしお互いを大事にしてるからこれからの幸せを願ってます。
その独特な世界観でファンを魅了する重い実さん。
私もその一人です。
面白いのに、面白いのに中々言葉に出来なくてムズムズします。
1度読んでよく分からなくて、今度は本を逆さまにして読みました。
やっぱりよく分かりませんでした。
多分考えようとしたらダメなんですね。自我が崩壊する。
自分の常識なんて畳一畳分の広さあるかどうかなので宇宙と比べるなんてそんな。
あとがきも気を抜けない抜かせない100段構えの作者さんです。
読むときは半分脳みそ放り投げた方がいいかもしれません。