眠らないで、セックスしてよ

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表題作ロマンスとジェラシー

京田(32歳・証券マン)
四ツ川(34歳・パチンコ店店長)

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

男前な京田に一目惚れした四ツ川は出会ったその日に声をかけ誘われるまま熱い一夜を過ごす。
その後すぐに交際を始めラブラブの二人だったが、四ツ川は、京田が夜な夜な他の男の夢を見ていることに気づいてしまい…

作品情報

作品名
ロマンスとジェラシー
著者
重い実 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758077187
3.8

(171)

(63)

萌々

(49)

(32)

中立

(20)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
21
得点
627
評価数
171
平均
3.8 / 5
神率
36.8%

レビュー投稿数21

なんやねんコレ!感あるのに読ませるチカラがある

重い実先生のキャラって基本ラブラブバカップル。アホみたいに好き同士で、どんなトンマで間抜けな事でも好き!ってなってんの。

今作はどっちかと言うと攻めの京田の方がヤベェ奴です。2人の出会いである飛行機の中乱気流で四ツ川は死の覚悟してる中爆睡してるイケメン、しかも手元にはゲイ雑誌3冊、それが京田。

そんな変なやつなのに見た目がタイプだったから声を掛けて速攻メイクラブ。
そこからお付き合いスタートした2人。
毎日かわいいかわいい言い合ってヤリまくってます。あと、ストーカー気質あるのにそこは全然気になってない様子。
もうね、変な事この上ないんだけど、合体してる時の身体の描き方が上手なのですよね、重い実先生って。ガッツリどっぷり入ってる。

クローゼットの中にプレゼントと卒アルが置いてある上の棚に電マとなんかおもちゃっぽいモノとTENGAっぽいものとコンドームが置いてあるのも面白かったです。
ライオンを模したアボカドプリンも面白かった。

重い実作品独特のノリってある。
これは読んでもらうしかない、どう言葉で伝えたらいいかわからない。
とにかく読んでみて欲しい。
あなたは、どう感じましたか?

シーモアで購入
白抜き修正

0

ブラックホール

その独特な世界観でファンを魅了する重い実さん。
私もその一人です。
面白いのに、面白いのに中々言葉に出来なくてムズムズします。

1度読んでよく分からなくて、今度は本を逆さまにして読みました。
やっぱりよく分かりませんでした。
多分考えようとしたらダメなんですね。自我が崩壊する。
自分の常識なんて畳一畳分の広さあるかどうかなので宇宙と比べるなんてそんな。
あとがきも気を抜けない抜かせない100段構えの作者さんです。
読むときは半分脳みそ放り投げた方がいいかもしれません。





0

ラブラブバカップルの幸せを願う

この神評価は京田の作った冷蔵庫の中にいたあのアボカドプリンに捧げたい。ちゃんと立ってるし。
メスをオスにするために生クリームを装着したらもしやバランスが崩れるのではと心配。

高橋一家が謎の一族だったんですけど、つまり京田は危なっかしいから気にかけてたの?
そりゃあの一家を見れば心配にもなるかもしれませんけど。ちょっと変人ってだけでしょ。
すごく大切なお友達なんだろう。って事で。
その高橋にちゃんと紹介してもらって四ツ川の不安は解消されたようなのでいいか。
なんの為に登場したのかは今一つわかんなかったですけど。

お互いが好きで好きでたまんないんならいいんじゃない。
早く法律変わるといいね。
バカップルだけど、すごくラブラブだしお互いを大事にしてるからこれからの幸せを願ってます。

0

昨日より今日の方がずっと好き。直球で愛を語っているのにシュール‼︎

新作を読んだら、あまりにもキュッとしたので。
既刊読み返し祭りを一人開催中です。
本編を貫くテーマは、ただ好き過ぎて、バカップルになっている恋人同士が、
そのどんどん溢れていく愛情をつらつらと綴りつつ。
時に、というか、ほとんどシュールな日常を詩的に描いているということ。

お互いがお互いを好き過ぎて。
特にカッコいいイケメンの京田は、溺愛執着攻めで、付き合ってるのにほぼストーカー。
多分、可愛い × 4 の四ツ川しか見えていない。
そうは言っても。
四ツ川にとって。分からない事は恐ろしいのだ。
京田は、悪夢を見ては、高校時代の友人だという高橋を心配して、朝4時に電話をかける。
高橋も、京田の様子を家族と一緒に見に来たりする。アダムス・ファミリーのような、
不気味でいて、誰もがパパである高橋を溺愛しているという、不思議な家族。

四ツ川は悩んでいた。
友達だと言うけれど、手を出さなければ、ずっと一緒にいれるということ?
恋はいつか終わってしまうから。
心にすんと、入り込むシュールな、よく分からないメタファーと。
誰にも負けないバカップルの筈なのに、何だか切なげでいて。
ああ、でも二人はきっと大丈夫だと、ホッと胸を撫で下ろし、
とても温かな気持ちがじわじわと広がって行くのだ。
すんごい変な事言ってるのに?
アボガドプリンのライオン、リアル過ぎなのに?
「京田、最っ高!」
「四ツ川、可愛い♡」
振り返ってみれば、それだけの事なのだ。

描き下ろしには驚かされます‼︎
たった2歳差とはいえ、落ち着いた雰囲気が大人の色気を醸し出す京田が歳下で、
可愛い × 4 の四ツ川が歳上⁈ 本編では、ずっと京田が一回りくらい余裕で歳上だと思っていたよ⁈
という、今となってはどうでもいい事に、とっても驚かされる。
そして、四ツ川のバイト先の人たちが、京田を渋い俳優に似ていると思っていたり。
ロナウジーニョ(クリスチアーノじゃなくて⁈)に似ていると思っていたり。
とにかく、カッコ良くて、歳上っぽいと思われている。
その見た目通りの二人の関係も良い。
歳下をことさら強調する年下攻めじゃ無くて。
京田は、京田だからカッコ良くて。
四ツ川は、四ツ川だから可愛い。

法律が変わったら、役所に届け出るレベルの関係。
って、そんなプロポーズ、あるかよ‼︎
そういうところがいちいちロマンティックで。
ずっとずっと二人の幸せを願ってる。
願わくば、また何処かで。そのバカップルぶりを見てみたい。

0

お似合いカップル

レビューで皆様方がおっしゃるように、一言で言えばシュール。シリアスとギャグが混在して正直理解しにくかった所もある…だがそこがいい。って感じですかね。

攻めはストーカー気質で受けの職場で盗撮したり、客観的にはやべー奴なんですが、受けはそれを嫌がるどころか愛されてて嬉しいと思ってる。割れ鍋に綴じ蓋。ラブラブバカップルです。

なのに攻めは夜中に高校時代の友人高橋の名前を突然呼んで飛び起きてこっそり電話をしたりする。受けは高橋がどんな存在か気になって仕方がない。結局高橋は最後まで読者の私にも謎めいていてよくわからない存在でした。彼が家族に溺愛されてるのは間違いない。

そんなちょっと不思議ストーリーの中で秀逸だと思ったのが大雨の中、カップル2人がビールを外で回し飲みするシーン。恋人同士だと些細なことでも最高に幸せな瞬間になるんだと思えるとても素敵で大好きなシーンです。

2

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