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奥まで触れてもいいですか

oku made furetemo iidesuka

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表題作奥まで触れてもいいですか

夏目一心
サラリーマン,純朴な後輩
結城 真澄
サラリーマン,社長の息子

その他の収録作品

  • 奥まで触れてもいいですか その後

あらすじ

大会社社長の次男でありながら、孤独な家庭環境により、来るもの拒まずで誰とでも付き合ってきた結城。ある時、不愛想な会社の後輩・夏目に告白され、気楽な気持ちで付き合うことに。恋愛経験のない夏目の初々しい反応をからかう結城だが、その孤独で寂しい気持ちをまっすぐに受け止めてくれる夏目に強く惹かれるようになっていく。心も身体も欲しくなった結城は、夏目に触れられたくて仕方なくなり――。

作品情報

作品名
奥まで触れてもいいですか
著者
吉尾アキラ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
ISBN
9784866570488
3.7

(114)

(36)

萌々

(36)

(31)

中立

(4)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
14
得点
421
評価数
114
平均
3.7 / 5
神率
31.6%

レビュー投稿数14

年下・寡黙・童貞・赤面・純情ウブ攻めが好きな方、必見です!

おそらく大多数の方は初見で表紙の人が受けだと想像されるかと思うんですが、どっこい、攻めです。

寡黙で不愛想なのに、ピュアッピュアで真面目で、一途な純情青年(攻め)が赤面しまくりながら、遊び慣れた感のある先輩(受け)に翻弄されつつも、だんだんとカッコいい攻めらしく・・・という感じの本作。
お互いがお互いに出会うことで、自分の中で不足していたパーツがカッチリとハマり、自分自身と向き合い、双方一歩前に踏み出すとともに、人間的にも成長していく・・・
こういうのが読みたかったんです!
2人のキャラにもすごく好感が持てるし、イケオジも出てきます(じゅる
はっ!いかん(拭う

しかしあの愛の言葉は本当に不意打ちだった・・・ウルっときたし、男性が泣くBL自体はあまりにも非現実的でもともと好きじゃないんですが、本作は全然そんな風に思いませんでした。

吉尾さん作品の中では断トツで「叶わぬ恋の結び方」とその続編「繋いだ恋の叶え方」が好きなんですが、同じくらい本作も好きです。
もう何回読んだか分からないぐらい。
超おすすめ。

あとTKBがめちゃくちゃ綺麗(そこかぃ!w

0

私はだいぶストライク

愛が欲しい受けと愛したい攻めの話、って感じでしょうか。
タイトルと表紙は明るい系のライトエッチラブコメか?みたいな雰囲気ありますけど私的にはそんなことないです。

以下ネタバレ多き。

ほどほどに重くて、ほどほどにハピエンかなと思います。
はっきりした精神的共生みたいな描写が好きな私的には神ですね。
展開が良くて何度も読んでます笑

表紙、この照れてる人攻め様・夏目さんなんですけど、天涯孤独で、受け様が人生に現れた大事にしたい人1人目なんでしょうね。
ちょいちょい童貞みたいなことおっしゃるからフフフとなりつつも(童貞だし)、受け様を大事にするその姿、とてもグッときました…
純粋だからこそ、全力で不器用に受け様のこと大事にしてるよね……。スパダリ感はまぁ少ないが、通すところはビシッと通したいい人です。
これからも結城さんのこと大事にしていってね……

で表紙に写ってない受け様・結城さん。この人が人間らしいから私はこの話が好きなんだろうなーと思います。
物語終盤で明かされますが、家族からの愛が欠乏していたんでしょうね。
許されてる感じがするから触れ合いが好きだし、自分がされたい振る舞いを他人にする。
家族からの愛が感じられなかった反動がキレイに出過ぎてるかもしれないけど、ほしいものを欲しがって、攻め様との絡みでもも素直に行動するこの受け様が実直で好きですね。

ちょいちょい読み返しておりますこの作品。受け様も攻め様も人がいいのよね。
これからもきっと読み返すしそのたびに少しあたたかな気分になるんだろうなということで、しっとりした"神"評価です。

1

攻めが可愛い!

多分大多数の人が勘違いすると思うので先に行っておくと表紙の子が攻め。
私はずっと表紙の子が受けだと思っていたので避けていたのでまさかの!でした。

とにかく一途で愛が深い攻めと構われたい、愛されたいと髪を染めるという消極的な手段で訴える受け。
個人的には好みど真ん中でした。
最初はノリで攻めと付き合ったのにそのピュアさと愛の深さにだんだんと本気になってしまう受け。
終始かわいいお話でした。
展開は割と早め。もう少しじっくりとこの2人の物語を堪能したかったのでそこだけは残念。
2023年に初めて読んだのですが初版がまさかの2017年でビックリ。
吉尾先生の画力がすでに完成されていて驚きました。
こんなに好きになってしまったのに何故ドラマCDが出ていないんだ…!?
今からでもいいからぜひ制作してほしい!

2

ピュアッ!


驚くことなかれ、表紙が攻めです。

真面目で人付き合いが苦手な後輩とチャラい誘い受けの社長子息上司。
攻めの片思いで、ある時つい好きだと告白してしまい、そのあまりの純情っぷりにノリで付き合うことになった二人。

クールな攻めが真っ赤になったりとにかくピュア!
それが面白くてからかっていた受けですが、次第に惹かれていって…という甘々なお話でした。

孤独を抱えた二人がお互いしかいない、と確かめ合ったシーンはグッときました。
あとはとにかく攻めが可愛い!ギャップ萌え!

タイトルからエロを想像させますが、エロ少なめで甘くて良かったです。

1

夏目、目を覚ませ!

Kindleで評価が高かったので読んでみました。

始まりからして嫌な予感しかしない感じでしたが…。

結城のデリカシーのなさ、余計なお世話加減、チャラさに↘。

あるあるな冒頭というか、本当に大人向けに描いてる?な展開というか。

夏目も入社2ヶ月でそんなにも結城を?確かに結城と同じ意見かも。目を覚ませ!と言いたくなりました。

結城が社内で夏目に迫ってるところで、もう無理でした。だって夏目はまだ入社2ヶ月なんだよ!もし見つかったら職場にいられなくなるよ!しかもあんなに軽くチャラく迫って、真面目な夏目が可哀想。

この先にいくら素敵な展開が待っているとしても、結城のチャラさが家族関係のせいだとしても、夏目目を覚ませ!は変わらないと思います。

評価が高いので読めるかな?と手を出したのに低評価レビューしてごめんなさい。面白い作品を求めてさすらってます。

0

純度100%

ピュアな攻め(夏目)とチャラい受け(結城)のお話です。

ちなみに表紙の子は攻めの夏目くんなので
彼は受けではないので気を付けてください。


まぁまぁ序盤に付き合い始めてそこから二人の生い立ちが分かっていく感じです。
夏目くんは施設育ちで、結城さんは愛情を知らない子です。
夏目くんが凄く健気でピュアなので読んでいて心が浄化されました。

結城くんもチャラい設定なのですが
実際はそうでもなくいい子なので好きです。


ピュアで何も経験のなかった男の子が最後には
ピュアだけどもえっちが上達していて心に来るものがありました。
夏目くんはなんとなく執着攻め感がほんのりするので
結城さんはずっとずっと夏目くんに愛されて
幸せに生きていって欲しいと思います。

2

リーマンラブ!

社長の息子(受)×後輩社員(攻)!

社長の次男だが、父親と兄(副社長)にはあからさまに距離を置かれ、周りには好かれるものの本当は孤独に生きる結城(受)が、愛想がなく社内で浮いている後輩社員の夏目(攻)に告白され、物語が動き出します。

表紙や、始まり方から、攻め受け逆だと思ってました!!!少し驚きました。
が、童貞で純情な後輩のたどたどしい攻めと、誘い受けがえっちで良かったです♡
徐々に夏目(攻)の攻め方がかっこよくなっていきますね♡

0

こころの奥まで触れ合う2人

1冊完結ですが、内容がかなり濃い目です。

ひととの間に壁を作っているような会社の後輩・夏目と、ノリが軽い社長の次男・結城。
資料室で転んだ夏目を助けた結城は、夏目の表情で自分に好意を持っていることに気付いてしまい…。

「告白されたら付き合う」という来るもの拒まず系と、恋愛経験ゼロのコミュ障。
2人がそうなったのには幼少期からのつらい経験があったからで、お互いを知るうちに今まで誰にも言わなかったこころの奥にしまった気持ちを打ち明け合えるようになっていきます。
人当たりが良くて、誰にでもにこにこ笑顔を向ける結城は、ある事情から家族に愛されたことがありません。
夏目も家族に縁がなくて、ひとと深く関わるのを避けて生きてきました。
ひとが生まれて一番最初に愛を注いでもらえるはずの親から愛されなかったことで、「愛してくれるなら誰でもいい」と考えるようになった結城と、「愛されないから関わらない」という生き方をしてきた夏目は正反対のタイプだけれど、根底にある想いは「愛されたい」なんですよね。

最初の方は結城の軽さや、相手の気持ちを考えない自己満足な面にイラっとくるかも。
そういう態度が、可哀想な自分を見せないための鎧みたいなものなのかなと思えてきたらこっちのものです。
中盤から2人の内面が見えてくるので、そこでさらに寄り添う気持ちが強くなること、確実です。

夏目は最初からずっと不器用な一途さが愛おしい。
好きになって、ずっと見ていたことが分かるエピソードも可愛いし、キスにレモンの味を期待してるところや「終業後にごはんを食べに行く」≠「デート」っていう考え方も、何もかも初々しくて可愛いんですよ。
そんな夏目がどんどん頼りがいのある攻めに成長していくのも見どころです。

暖かい気持ちになれる1冊。
こころがささくれだって、「世の中みんな敵!」という気分のときに読むと、こころを和らげてくれますよ。

1

真面目攻めとチャラ受け

リーマン同士。最初絵で高校生同士かと勘違いし、冒頭で受けが攻めをキャパクラに連れて行くシーンで、学生は行っちゃだめ~となってしまいました。
顔が幼くて服装がシャツにネクタイだったからかな?

攻めの夏目は真面目でウブ。受けの結城が好きですが、それを悟られ、とりあえず付き合うことに。
結城は社長の息子ながら、できが悪い、とあからさまに兄や父に邪険にされている。大人なんだから会社でそんな、とも思うが実際そんなことってあるんでしょうか。

夏目の一途さ、自分を本当に大切に思ってくれるところに、結城はだんだん絆されていきます。
最終的には父とも和解し、ハッピーエンド、なのですが、その辺は家族の問題がそんなにあっさり解決するかな~と疑問ではありました。

攻めが一途でかわいいというキャラが良かったのでこの評価にしました。ですがストーリーだけなら星1つ少ないかもです。
初期の「いじわるしないで~」が大好きで作者買いしていますが、この頃の絵は目が細くなっているところがあったりでだんだん好みから外れてきてしまいました。。

2

もう少し深く掘り下げて欲しかった!

※ネタバレ、辛口レビュー注意

試し読みした際、攻めくん(夏目くん)が受けちゃん(結城さん)に照れる様子が可愛らしかったので購入しました!

内容に関してですが先程述べた通り、言葉や行動で結城さんに迫られ、照れてしまう夏目くんにグッときます。
それから攻めくんが受けちゃんに溺愛しているのが好きなので、夏目くんの一途な想いが伝わってきて良かったです♪
お話が進むにつれて、結城さんの方が夏目くんに惹かれていく過程も魅力的ですね!

ただ、全体的にストーリーの浅さが気になりました…。
お話の中に、結城さんがお父さん(同じ会社の社長)に興味をもってもらえず、それを悩むというのがあるのですが…ほとんど活かしきれていません。
結城さんの心の葛藤などが殆ど伝わって来ず、それどころか結城さんがやったことといえば、わざと髪を金髪にしてお父さんの興味を引こうとするくらいでしょうか。
一応終盤に勇気を振り絞り、お父さんに話をしにいく場面があるのですが…そこからは何の捻りもなく駆け足でお話が終わっていくように感じました。
夏目くんも夏目くんで重たい過去を持っているはずなのですが、サラッと流れてしまうため、勿体無く感じます。

私はストーリー重視のためこのようなレビューになってしまいましたが、照れ屋な夏目くんは可愛いです。
ただ、上記の理由を踏まえて萌1とさせて頂きます。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
少しでもご参考になりましたら幸いです。

1

「もしかしてお前、俺のこと好き?」と聞かれて、この表情(かお)です。

表紙の「ぶわっ」と赤面している夏目くんが攻め。この表情で分かる通りのヘタレ攻めです。
とにかく赤面してます。
気軽に女の子と付き合ってきた結城さんは男と付き合ったことは無いけど、夏目くんの真摯な想いを聞くうちに「俺のことそんな好きならいいかなって…」って、付き合うことにします。
「大事にしたい」という奥手の夏目くんに「イチャイチャしたい」という結城さん…。このままイチャラブ・コメディか??と思ってたら、夏目くんだけが気付いていた、結城さんの寂しさ、孤独。そして作り笑い。自分の為を思って泣く夏目くんに、結城さんもだんだん心を開いていきます。
「奥まで触れてもいいですか」は、たぶん夏目くんが言うであろう台詞だとは思うのですが。他作品で似過ぎのタイトルがあるので。違ってもいいのになぁ〜と思います。エチはありますが、その、エロい意味での奥がどうのこうのでも無いですし。
赤面して心臓の音がうるさいぐらい高鳴っている夏目くんのその表情(かお)にキューンとしちゃってる結城さんの「もしかしてお前、俺のこと好き?」っていう台詞がタイトルでも良かったのになぁ〜なんて。もーしーくーはー、作中にある「いとおしくて しかたがない。」これだ!これでお願いします!なんてね。
可愛くて、ちょっとだけシリアス。優しいラブ・ストーリーです♡

3

キュンとしました

スイートポップなお話と作画が好きな吉尾先生の新作!と思い拝読しました。


表紙が受けだと思い、途中まで後輩くんが受けだと思いきや、超純朴控えめオドオド攻め様じゃないですか!!ということで序盤の先輩への告白と照れってれ具合に萌えが全開でした。ややオーバーな感じのオドオド攻めがむしろ丁度良くてかわええ…!
美人先輩もそりゃ絆されるよなぁと思いつつ、ノンケがそんなあっさり野郎と付き合う展開になるかは正直不思議でしたが、ノンケなりの葛藤とか将来家族をつくりたい云々の要素が加わると話盛り込みすぎなのであくまで先輩の家族との関係修復に焦点を当てたのですかね。寂しがりやで愛情に飢えている動機の裏付けにもなる描写で、こんなにコミュ力高くて魅力的な人が20代半ばでこんな葛藤するかな?というのはややモヤっとポイントでしたが、それを圧倒的に上回る後輩の懐の広さと愛情深さ、そして何よりキレイな先輩の誘い受けスキルの高さにコロッとやられました。ふたりで乗り越えて幸せになるならオールオッケー!な感じのテンポの良さとまとまり具合がバランスよかったです。

5

攻めの一途な想いに絆されました

レビューを読まなかったら完全に表紙を受けだと勘違いしていました。
なんかもー表紙とタイトルだけで色々想像して楽しめたので、萌2評価で。
ストーリーはありきたりと言えばそれまでなのですが、読み終わった読後感が本当に幸せそうで純粋に良かったなーと思えました。
攻めの初心さが微笑ましく、受けのことを思う純粋さに心が洗われました。。
なんでそこまでと思わなくもないですが、一途な想いに当てられて人はこんな風に大切にされるのが大事なんだよなーとしみじみ思ってしまいました。

4

リーマンっぽさはないけれど可愛くてキュンキュン

※注意※
表紙が「攻め」です。

吉尾さん作品では安定の可愛い攻め♪
今作もめちゃめちゃ可愛かった!

中学生レベルの恋愛願望のウブっぽさと、
欲望は大人なのでエッチは年相応とギャップが良い〜(∩´///`∩)

ただ、サラリーマンっぽさは攻め受けともに無いので、
大人っぽいリーマンラブを期待すると少し違うかも…?
オフィス場面は多めです。

というわけで。
【ウブな後輩攻め×寂しがりやの先輩受け】の可愛いリーマンラブ。

先輩に片思いをしていた攻め。
それに気づいてしまった受けが「もしかして俺のこと好き?」と問います。
誤魔化すことが出来ず、告白する流れに…。
攻めの反応が可愛く興味を持ち始めた受けは付き合うことを許諾。
お付き合いしていく中で、攻めの一途な愛情を目の当たりにしてー。


攻めはとても真面目で人付き合いが苦手。
嘘がつけないタイプでなんでも顔に出ちゃいます。
ゆえに、受けが不意に近づくとぶわぁぁぁぁ///と照れ顔に♪

何もかも未経験で純情でとにかく反応が可愛い。
キスする時の心臓の音とかすごくてキュンキュンしました(∩´///`∩)
読んでる方まで伝わってきてニヤニヤですv

受けは社長の息子です。
コミュニティ能力が高く、明るくてノリの良い先輩。
サラリーマンらしからぬ金髪とチャラさ。
それには訳があって…。

うううーん、この部分はちょっと…。
理由が中学生の子供みたいでスッキリしませんでした。

それ以外は良かったです。
誰にも見せられなかった、見せなかった寂しさ。
攻めだけがその寂しさに気付き、攻めの愛情に救われて。
真面目でストレートな愛情を見せる攻めだからこそ伝わったんだなーと。

境遇は違うけれど、根本には攻めも受けも同じ寂しさを抱えていて。
相手が唯一無二の存在になったんだなーと暖かな気持ちになります。
「出会えて良かった」
「気付けて良かった」
攻めも受けも口にする「ありがとう」が沁みました(;///;)

で、何度も書きたくなるのですが。
とにかく攻めが可愛いのですよー!!!
ファーストキスはレモンの味を信じちゃってるようなウブさ!
22歳らしからぬウブっぷりに堪らず突っ伏すわ…(੭ु ˃̶͈̀ ω ˂̶͈́)੭ु⁾⁾

受けもチャラいの仮面を剥ぐと、攻めのウブさにキュンキュンしてるような人。
何だこのキュンキュンし合ってるキュンキュンカップルは!!!(∩´///`∩)
描き下ろしのラブラブエッチも甘々な会話も良かったです♪

4

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