ピアノマンは今宵も不機嫌

piano man wa koiyoi no fukigen

ピアノマンは今宵も不機嫌
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
14
評価数
4
平均
3.5 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784199008955

あらすじ

無口だが曲を奏でる指先で雄弁に言葉を綴るピアノマン――年下の不器用な男に惹かれてゆく、広告マンのアダルトな恋!!

無愛想で精悍な男が生み出す、洪水のように激しい音色――初めて聴いたジャズピアノに、強烈に惹かれた広告マンの史也。演奏していたのは、医学部の大学生・泰介。天涯孤独で、工事現場のバイトをかけもちする泰介は、「ピアノは学費を稼ぐためだ」と切り捨てる。そう言いつつ、鍵盤に感情を叩きつけてるくせに――演奏でしか自分を表せない泰介の不器用さに気づいた史也は、バーに通い始めて!?

表題作ピアノマンは今宵も不機嫌

大垣泰介, 医大休学中のピアノマン, 25歳
遠藤史也, 広告代理店勤務, 31歳

その他の収録作品

  • あとがき
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レビュー投稿数2

ジャズバーの雰囲気と北海道の風景がリアル

‪‪タイトルからさぞかし気難しいピアニストかと思いきや、小さい時から苦労して育ち、今も苦労しながらも夢に向かって努力している素朴で力強く生きる青年でした。‬

‪広告代理店勤めのコピーライター遠藤史也(受け)は接待の帰りに、誘われてジャ‬‪ズバーを訪れます。ジャズはよくわからない史也でしたが、ピアニストの大垣泰介(攻め)のピアノに心惹かれます。‬
‪それ以来、泰介のピアノを聞くために頻繁にジャズバーを訪れるようになります。‬
‪トラブルに巻き込まれそうになった史也をたまたま通りかかった泰介が助けてくれた縁もあり、史也が押し掛ける形で親しくなります。‬

‪遠藤史也は少し名の知られたコピーライターです。今も、史也をリーダーにした新しい商品広告のプレゼンのチームを率いており、‬‪名指しでの仕事も持っています。‬
‪泰介のピアノに魅せられた史也は、興味を持ったものへの並々ならぬ行動力で助けられた礼をしたいと泰介に対してぐいぐいいくのです。‬
‪泰介と知り合ってからはインスピレーションが刺激され仕事も順調で、またプライベートでも半年前に別れた元カレから再び告白され、二人で生きていく未来を夢見ます。‬

‪泰介は休学中の医学部生で学費をためるため犯罪以外の仕事なら何でもすると豪語する苦労人です。父子家庭で育ちその父も亡くなり、父の命を奪った心臓病の治療をするために医者になりたいと夢見ています。ピアノは幼いころから習っており、スカウトが来るくらい人に聴かせる音を奏でますが、あくまで糧を得る手段であり、医者になることが目標です。頼る人がいない中、夢に向かって懸命に生きている青年です。‬

‪史也にはお互い嫌いで別れたわけではない元カレがおり、半年ぶりに再会し復縁を提案され一旦保留にしているのですが、その元カレとの仲を丁寧に戻していきたいと楽しみにしているので、二人の恋愛面では中盤までは動きません。‬
‪また、泰介はノンケだと思っているのでそういう風にみないようにしていたというのもあります。‬

‪史也の仕事が丁寧に書かれてあって、泰介の影響で今までにない発想が生まれ仕事に活かしていく姿はとても興味深く読みました。‬
‪泰介の出身地である北海道での取材では、北海道ならではの風景がとてもリアルで本当にその場にいるかのように感じました。‬

‪史也は広告を作るにあたって常にアンテナを張り巡らせていて、観察力もすごいのに自分に関してはちょっと鈍感なのも面白いです。‬
‪さりげない泰介の告白を全く違った風に解釈して、スルーしてしまうところはちょっと笑ってしまいました。‬

‪絡みは2回で、そのうち1回はまだ二人は告白しあっていないし、元カレの再告白に返事をしていない状態なので、不快に思う方もおられるかもしれませんが、実際二人は両想いだし、元カレと付き合っている状態でもないので私はあまり気になりませんでした。‬

‪この方の話は事件やオカルトの話ばかり読んでいて(ドロドロなのは苦手なので)、恋愛よりもそちらに重点をおいた2時間ドラマのような話だったといつもレビューに書いてい‬るように思いますが、今回は仕事もちゃんとしながらも恋愛に重点を置いた話でした。‬
‪最初に史也が巻き込まれたトラブルが二人を窮地に陥らせることになるのではと心臓に悪い思いをしながら読んでいましたが、それほど深刻な展開になることはありませんでした。‬
‪お互いの性志向を明かしていなかったので、泰介が史也がゲイだと知ったとたん、いうことを聞かないわんこのようになっていましたが、それ以外はしっとりとした落ち着いた恋愛ものだったと思います。‬
‪いつものオカルトや事件ものも楽しく読めますが、こういった恋愛話はとても私の好みでした。‬
‪ジャズバーなのでいろいろな曲が流れます。先にレビューされている方も書いておられますが、出てきた曲を聴きながら読むと物語の中に入った気持ちになり、より一層入り込めるのでオスメです。‬

0

ジャズを聴きながらどうぞ

ピアノ好き。我慢していたけれど、どうしても気になって購入。
ピアノ話ばっかりではなく、受けさんのお仕事話もしっかりあり、
大人っぽいお話な印象です。本編のみ230Pほど。
バーの雰囲気や、ジャズ、広告代理店話がお好きな方には良いかなと思います。
地雷は、受けさんの元恋人さんが結構絡んでくるところでしょうか?
三角関係かと問われると、うーん?

登場人物は
攻めさん:心臓外科医を目指す医大生(休学中)。学費の為猛烈バイト中。
受けさん:広告代理店勤務。チャラくはないです。
佳彦:受けさんの元恋人で化粧品メーカー勤務。ばりばり働く人。

受けさんが接待の後立ち寄ったジャズバーが舞台の一つ。
そこを出た後、やばげな揉め事に絡まれそうになったところを
助けてくれたのが攻めさんで、彼のピアノが気に入った受けさんはバーに
通うようになり・・とお話は進みます。

ジャズピアノ話はなかなか素敵です。
パワフルな音のうねりが聴こえてきそうな書きっぷり♡
是非ジャズを聴きながら読んでいただきたいです。
お仕事話も素敵。気に入った風景、ものをこうやって広告のイメージに
取り込んでいくのねーと大変興味深く、
読んでてこっちまでお仕事達成感満点(笑)

挿絵の先生は初めましてでした。
受けさんのまつげばしばしな顔はちょっと苦手でしたが(すいません)
攻めさんのワイルドやんちゃ犬みたいな風貌はすごく好きです。
カラー口絵は両面で、1枚目はなぜかカサブランカ?を抱えて弾く攻め。
(先生、お花が好きなんですかね?中の挿絵もところどころにお花が。)
2枚目がカウンターに向かって少し離れて座る二人、これがすごく素敵!!!
作品の雰囲気がとてもよく出てるなあーと、しばしうっとり。

以下はよりネタばれ

受けさんはゲイだけど、性癖が一緒って分かってから恋愛対象として
見るようにしているとのことで、途中まで攻めさんとの恋話はないです。
お互い気に入ってる友達 ぐらいな雰囲気なんですが、
途中でゲイとばれたら、年下寡黙ピアノマンが言う事聞かないわんこに変身。
そのあたりは、めちゃ楽しかったです。おーいけいけーてな気分(笑)
最後に向かって、元恋人とすったもんだが少々あり、あと、
受けが泣くんです。そこがちょっとダメだった・・そこで泣くな、男だろ と
つい言いたくなってしまった。泣かないと話が続かなかったんですけどね。

お仕事話、ピアノ話を楽しめた一冊でした。

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