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同い年が2人しかいない田舎でのほのぼのラブでした。
数人いた先輩もみんな卒業して最後の卒業生になった中学生、筒ニと孝司。
村の人たちとの関わりの中で自分達の関係について考えたり、将来について考えたり…高校では離れ離れになってしまうから楽しい毎日を過ごしながらも、今のままでは居られないと感じてるんですね、彼らなりに。
高校ではどうだったか不明ですが、孝司が大学に入ってからは連絡とってなくて、実質自然消滅していた2人ですが…という展開でした。
切なすぎる。
幼少期の恋が大人になっても続くなんて滅多にないであろうことなんですが、やっぱり愛し合う者同士は結ばれて欲しいものです。
お互いを好きなままでいてくれて良かったです。
そして末永く村で仲良くやっていって欲しいなぁ。
絵が少し変わられましたかね。
細くラフだった絵がしっかりつながってきたような。
目が大きいわねぇと思いましたが、中学生の幼さを表しているんですね。
ストーリーとしては…どういうお話なんでしょう?と思いながら終盤まできてしまい。
田舎の両思いの中学生の普通の話がどこまで続くんだろうと思ってしまいました。
日常系好きなんですけど、2人が一緒にいることによってささやかな日常がほんわかしたり、萌えがふんだんにあるとハマるんですが、たまに本作のように普通の人たちが普通に過ごして恋愛するだけ?と感じてしまうことがあり。
情緒がない私は繊細すぎるお話を味わう感受性が欠けていると思われます。すみません。
「ラブラド・レッセンス」の2人が出てきたのはうれしかったです。
相変わらずの2人ですが、長距離でも続いているようで。
そんな大人の2人を見て、本作の2人の刺激になる仕掛けだったんですね。
ラストでは、大人になったかっこいい2人が見られてよかったです。
子どもの頃、お互い一目惚れで、そこからずっと一緒で、高校では離れたものの、まだ思い合っているという奇跡のようなお話でございました。
ただいかんせん無粋な私には、何も刺さることも萌えることもなく風のように通り過ぎてしまったような読後感です。
完全に好みですが(5☆満点)
すごい ☆☆
面白い ☆☆
内容が好き ☆☆
絵が好き ☆☆
キャラが好き ☆
萌える ☆
本作は表紙から見てあからさまに中学生ものっぽい。だから読む気もイマイチだったけど。
先生初読みの「ラブラドレッセンス」が良くて読んでみたら。
コレ、泣くでしょ。
前半はそのまんま中学生ものなのよ。だから50overの私には可愛いなぁ〜だけ。だけど。
後半急に。
中3の筒二と孝司。
筒二はちっちゃい頃からずっと「好き好き好き好き〜」ばっかり。
孝司も好きあってるけどちょっといなしてるようにも見える。
そんな2人の今、これから、その後。
「ラブラド〜」の睦&春次や、初恋を引きずる女性も出てきて、筒二は「自分/自分達の」これからに不安を感じ出す。
要は「遠距離恋愛(物理的距離)」や「恋心の永続性」の悩みなんだと思うけど。
アンナさんの事例はまあよくある話。されど真剣な話。
自分だけがいつまでも囚われてる。そんな心を吹っ切る話。
睦と春次のエピソードは、物理的な距離の問題と片方が悲観的な場合の話。
これは春次の性格とフットワークに救われてるよね。
逆に。
どっちかが動いていれば続けることができる、という前例になる。
コドモっぽかった筒二。
でもどうしても。これからもずっと。孝司と続いていきたい。だから…
その心が胸を打つ。
10年後、同じ気持ちなら。
あの日のアンナさんのように覚悟しながら。
もちろん、良かったね、なんだよ?
2人の愛情は本物だったんだねって思ったよ?
ただ、
あとからあとから孝司が連絡しなかった5年間が引っかかって。
筒二は
どれだけ不安だったろう。どれだけ苦しかったろう。
終盤涙腺緩みまくりでしたよ…
ラブラド〜の睦と春次の存在も良かった。
2人にとってはある意味試練の日々に思えるけど、春次の自然さが2人の関係性を救っていると思った。
グッと心に響く作品。「萌x2」で。
ぴったりなタイトルがどうしても思いつかなかったので読み終えたあとの私の状態を表す言葉にさせていただきました。何故だがぽろぽろ涙が溢れました。
ymzさんの作品は「さよなら、ヘロン」を読ませていただいたことがありましたが、白と黒の2色なはずなのに一つ一つの絵に色が付いているような感じの鮮やかな絵柄がとても好きです。本作「ハイ·ファイ·ランデブー」は、YouTubeの広告で出てきた事がきっかけで購入させていただきました。YouTubeの広告に初めてありがたみを感じました。
登場人物は表紙上側の中学3年生の筒ニと、表紙下側の同じく中学3年生でおさななじみの孝司の二人がメインです。元気でやんちゃで孝司のことが大好きな筒ニ、優しくて少しクールで筒ニのことが大好きな孝司。二人の他にも医者の睦と写真家の春次が出てきますが、二人の話、「ラブラド·レッセンス」も少し気になるので早く読みたいです。
筒ニと孝司の通う中学校は少子化によって二人が卒業してしまえば廃校になることが決まりました。過疎化の進んだ地域で高校に進学してしまうと二人は別々の道を歩むことになります。二人が卒業するまでの短い期間を二人で過ごしたことは二人にとってかけがえの無いものでした。
これは…付き合っているのか?と思ってしまうほど純粋で真っ直ぐなストーリーでした。二人が“好き”という言葉でしか好きという感情が伝えられないことが中学生らしい青くて爽やかな雰囲気が漂っています。筒ニは作中で何度も孝司に「好き」と伝えていましたが、日常会話の一環のように伝えていて、それでいて孝司も筒ニからの“好き”を大切にして毎日を送っているようでした。いやぁ、かわいい。
アンナさんという女の人の話が出てくるのですがそれが、切なくて儚くて。筒ニが孝司のことをもっと大切にするようになったのも彼女の話が少なからず筒ニの心に関わったからなのかなぁ、と思います。あと彼女の話は個人的にもっと見てみたい気持ちでいっぱいです。
描き下ろしのin futureは絶対に見たほうが良いです。泣きますよ。
本作「ハイ·ファイ·ランデブー」と一緒に「ラブラド·レッセンス」も購入させていただきましたが、早く読みたい気持ちでワクワクしています(2回目)。ymzさんの作品は全体的に優しくて爽やかで暖かさがあるので、この作品の他にもymzさんの作品を購入しようか迷っている方がいるのならば是非購入していただきたいです。
表紙から可愛いDK(実際は中学生)のお話なんだろうなーと想像してたんだけど、とんでもない名作だった!
過疎が進んだ田舎、廃校予定の中学校の最後の卒業生となる筒二と孝司。
ふたりは公認の仲らしく、健全なお付き合いをしている。
中学卒業後の進学先は別々。大好きでずっと一緒にいられると思っていた時間には限りがあって、不安を感じ始める筒二。
ストーリー構成が面白くて、毎話+αのゲストが登場するんだけど、このゲストの言動がふたりの行く末に影響を与えていく。
好きなまま別れてしまった・・・このセリフが印象的だったな。
よくよく考えると、公認の仲と言えどもこんな田舎で男の子同士が付き合ってて噂にならないの?とか二人の家族が全く登場しないけど親的にはOKなのか?とか現実的には疑問な部分もあるんだけど、ほんとそこは置いといていいから!それくらい素敵なお話だった。
そして、最初タイトルの意味がよくわかんなかったんだけど、最終話でのタイトル回収お見事です!