ニヤニヤするな!俺はあんたのオモチャじゃない!!

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作PERFECT FIT 1

田中侑人
大学院2年生
真下司
大学院1年生

その他の収録作品

  • Bonus track

あらすじ

左腕が途中から無くて
誰よりも仕事が速い、優しい先輩・田中。

しかし初対面の真下にはオレ様な態度で、
そんなギャップに大混乱!!
連日、無自覚に田中を目で追っていた真下は
ある日、田中の部屋で酔っ払ってしまい、
油断しきったところで悠然とのしかかられた。
驚く真下に、肉食獣の顔をした田中は
「俺のこと好きだろ?ずーっと見てたもんな」と告げ、
未開の体をたっぷりと弄り始めたーー。

甘S男と子犬後輩のハート侵入攻防戦、
〝事後〟反すうショート描き下ろし

作品情報

作品名
PERFECT FIT 1
著者
たなと 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
シリーズ
PERFECT FIT
発売日
ISBN
9784396784478
4.4

(189)

(122)

萌々

(41)

(16)

中立

(3)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
19
得点
825
評価数
189
平均
4.4 / 5
神率
64.6%

レビュー投稿数19

タイトルの意味がわかるふたり

ましも氏がずっとかわいい。
悩んだり考えたりして一生懸命で、見ていて癒されます。

田中さんは、終始なんでもできる人だとわかる仕草や動き。すごい魅力的です。

ましも氏が振り回されてて可哀想な反面、田中さんが生き生きしていておもしろすぎる。

個人的に料理をしてくれる田中さんがすごくツボでした。

2

シンプルにただ一言

神です。
近年で一番の作品だと思います。
心理描写がうまく引き込まれますが、決して暗くはない。
とにかく最高です。
絵柄がちょっと…と言う方も、ぜひ読んでいただきたい作品です。
続編3巻、出ないかな…

3

本当にいいの?真下くん!

腹黒攻めは好きなんです。
あれよあれよと受けがいつのまにか攻めの手の中に収まっちゃうのも。

なんだけど…。

なんだか田中が不気味で。イケメン設定なんだけどそうは見えなくて。
何考えてるかさっぱりで、真下のことを散々振り回して。
好きだもんな?俺のことって迫ってきて。

えー!真下は素直で可愛くて女の子ともお付き合いしたことなくて、そんな真下にのしかかってきて、怖い!

流されるまま真下は初めてを捧げてしまって。

誰もいないときにお尻を掴まれたりキスされたり、なんで?真下は戸惑ってされるがままで。だって相手は先輩だしみんなの評判すごくいいし。

最後にやっと田中が真下のこと好きなことがわかったけど…。

いいの?本当にいいの?真下司!

1

これだけある

田中がイケメン!?と「モーションエモーション」の本多が色男!?並みに驚きましたけどもw

「全身がすべった」と、ちゅうするのいいですね。初めて見たぞ〜そんなセリフのラッキースケベ。

で、司がかわいいだけでなく、ちゅうの時、色っぽい顔しますね。好みの受けちゃんです。

司が田中の横に寝る時、田中の左手を抱き抱えたのの対比で、後にその左手を踏んづけるのが上手いなと思いました(偉そうにすみません)

たいていの人は、その左手について触れないようにするだろうに、司は最初はその左手が気になったけど、後に抱きしめるし、誰もしないであろう踏んづけることまでした。
タブー視していないってことですもんね。
エロの時、田中の左手のことも忘れていたし、ハンデを特別視していない。それが田中にとって心地よくうれしいことなのだろうと思われます。

そして
「さすがに初めてだ 踏みつけられんのは…」
「こんな時だけ都合よく……これだけあるのに!!」←作者さんは、このセリフを言わせたかったのかなと。

「こんなにかっこいいくせにっ……」と司が泣きながら田中と抱き合うのに萌え〜です。

田中の
「俺は生まれたときから そう……『これだけある』って言われながら育ったんだっ」
いいセリフですね←これもセットで描きたかったと思われ。
名前が侑人なのも、親御さんのメッセージですもんね。

田中妹のアシストとか、司へ言わなきゃわからないのか、のセリフとか、ドSだったり、受けの経験が「乏しい」(ない、ではない)とか、田中の恋愛観がよくわからないですが、次巻でその辺も描かれますかね。

たなと先生の絵が正直苦手で、読まなくていいかなと思っていたんですが、人気あるし、おもしろいなら苦手だった絵も気にならなくなったことが多かったので試しに、スニーキーレッド全3巻、モーションエモーション、本作を読んでみました。

人気なのが、少しわかった気がします。
読む前はこの絵柄でのエロが想像つかなかったけど、エロが結構ふんだんですもんね。萌えもあるし。
その辺を探りながらも次巻を読んでみたいと思います。

1

翻弄して、翻弄されて

翻弄攻×翻弄され受。
ミステリアスな田中さんの空気感に前半は不穏さを感じていたんだけど、どんどん司に構い倒してる田中さんが可愛く見えてくるし、なにより司が終始まんざらじゃない顔してるのが丸分かりで…!ピュア素直さが愛しすぎる。
眠る田中さんの腕を抱き枕にするシーン、めちゃめちゃ可愛くて爆発しました。田中さんも決定的に恋に落ちたのはこの時だったのかな。
ラスト、田中さんが司にめろめろな内面も垣間見え初めて楽しさが加速。

2

え、何コレはまる

なんで今まで読まなかったのかなー、たなとさんの作品。
試し読みやプロモーションで何度も触れる機会はあったのに。
しょっぱなから引き込む力が凄い。
一度も手を止める事なく読了。

手練れっぽい田中とピュアピュア真下くんの物語です。
初対面から何やら気になる態度を取られて、どうやらそれは自分にだけみたい。
学校では仕事のできる完璧な先輩で、夜の街では他人みたいだった…こんなん気にならざるを得んてー。
先輩の態度に振り回される真下くんがちょっと気の毒で可愛い♡
田中も面白くて構っちゃうの分かるわー。

2巻も楽しみすぎる。

4

ドはまりしました

スニーキーレッドを読んでよかったためこちらの作品も読みましたが、こちらの方が私好みでした!冒頭から親切な対応の中でちょっと意地の悪い感じを読者にもちゃんと感じさせるたなと先生の手腕すごいなと感心してしまいました。
周りの評判聞いたら違和感で目で追ってしまうましもちゃんの気持ちもわかる。
そんなこんなで翻弄されてる間に性的な接触されてしまうんですけど、なんかもうえっちで最高かよと頭抱えました。
田中さんにおててとかえっちな感じで触られると勃起しちゃうましもちゃん可愛すぎる。
田中さんの左腕に抱き着いて眠るましもちゃんもかわいいし、普段抱き枕つかってるという事実も最高にかわいくてかわいい以外の語彙が死んだのですが、かわいいましもちゃんはちゃんと男の子って感じの男の子でいいです!
セックス中の田中さんの腕はむはむしてるましもちゃんもツボ過ぎて興奮でもだえ苦しみました。ありがとう。
読んだ一周目はスマホの小さな画面で読んだため小さな書き文字は読めず、その後タブレットの大きな画面で読むとよく読めてよかった。

5

2巻に期待

たなと先生は大好きですが、この作品はいまいち私の好みには合わなかったかなーという感じです。

田中さん(攻)をあんまり好きになれなかったのが原因だと思います。

どうしても田中さんに対して「司(受)を顔で選んだんだな..」という気持ちを抱いてしまう。

顔で選ぶのはBLではありがちなんですけどね…。

ただ、ラストの「...『これだけある』って言われながら育ったんだっ」というセリフは大好きです。

2巻が出ているので、それを読めばまた違った田中さんを見られることに期待。

0

好きすぎて、何度読んだか…!

たなと先生の作品を、読みふける近頃です。
もう、こちらも何度読んだか…
読めば読むほど、中毒性ある甘さとその裏の毒が効いていると言うか。

まずは、設定が好きです。大学院を舞台として展開しますが田中さんのオフィシャルな部分とプライベートな部分の対比にまずはドキドキさせられるんです。

このドキドキは、司が感じる感覚と同じかと思います。司の見ている田中さんを仮想体験しているような感覚。
なかなか、世界観に入り込む作品は多くはないと思うのですが、こちらは違う。
それくらい面白い。
田中さんの頭の良さと司の純粋さ。でも司の感覚は鋭くて、田中さんの仕掛ける『何か』には気づいているところとか。ここら辺が、司に対してどんどん本気で迫る要因なんだろうなと思います。

素敵な場面といえば、これBL史上でも記憶に残ると信じたいところが有りまして!

まだまだ、田中さんに気を許せない時期に研究室で寄り添って眠るところ。
先天性左上肢の短肢の田中さんの左腕にしがみついて眠る司。それに気がついた田中さん、この場面がほんと好きです。
そりゃ田中さんは司を逃したくなくなりますよ。いちばん根っこを掴まれた感じですかね。

田中さんの仕掛ける甘いエロス。経験がない初な司がじっくり流されて絆されて。初めてのセックスは大変宜しかったです!
そのあとの、司の整理しきれない心情と行動がまた良い。
田中さんの左腕に対する視点が、司の真実。
短肢だとか、そんな事は田中さんを退ける理由にはならない。司にとって、田中さんは好きなひとで有ると同時に、有能な尊敬する先輩でも有る。
たまんないですよね…

田中さんの司に対しての甘やかし。ちょっといじわる、たくさん甘い。
なんか、読み手も田中さんに転がされてしまう。
もちろん、2巻も再読を繰り返し中。
作品タイトルの奥深さに驚きでした。

6

「全身がすべった」笑

 これはありそうでなかった攻めでした。受け視点からすると、何を考えてるのかさっぱり分からないし、次の行動がまったく予測不可能で、危うく電波系一歩手前くらいの存在に感じるほど。でも、後々攻め視点が明かされると、やはりそこには周到な計算が張り巡らされていて、ただ頭のおかしい人ではないことが分かる。堕とし方も最初からがつがつ攻めるのではなく、最初のインパクトこそ強烈に残すものの、それ以降はちょっとした悪戯程度のちょっかいを小出しにして、さらには受けに一度身を引かせた後で自分から罠にかかりに来させるという、相当高度なテクニック。これをさらりとやってのける田中には、恐れ入りました。

 一方、受けの真下も絶妙なバランスを持ったキャラなんです。そもそも院生ですから地頭は良く、まともな常識人というのが大前提にあって、今時の若者のおどおどした態度が田中に付け込まれる隙になっているので、単なるおバカ受けとは一線を画しています。何でも楽観的に考えがちの性格で、田中を信じたいという気持ちも強いから無防備な姿も簡単に晒してしまうところが可愛くて。でも、田中の本音を聞いた時には泣きながら怒るくらいの気力もある。流されやすいけど自分なりの芯はある、そんな男の子なんですね。大体は言いなりになるけれど、時々予想外の行動に出る真下に、田中も驚かされつつ加速度的にハマっていったのかなぁと思いました。2巻は一体どんな展開になるのか、さっぱり読めないのですごく楽しみです。

1

まさにパーフェクト

"脱ぎ損"にめちゃくちゃ笑う

すごく美形とか、お金持ちとか、どうのこうのと過剰な設定があるわけでもなく、本当に"居そう"な感じがたまらなく好きです。

◾︎田中(大学院の先輩)×司(大学生〜大学院生)
たなと先生、とにかく漫画がうまい!
司が田中と初めて出会ったのは大学4年生になったばかりで、1巻の真ん中あたりで院生になるので、相当時間が流れているのですが、とても自然です。
キャラクターの設定も説明調ではなく、ヒントがばらまかれてじわじわ読者に伝わっていく感じも大好き。
表情で見せるのも上手くて、田中と司の心内セリフはないけれど表情でその時の思いが察せられるようなコマも大好き。
そんなわけで兎に角たなと先生とこの作品が好き!

田中さんの腕について司が無遠慮な所が、きっと田中も好きなんだろうなぁ。すごく自然だ。"腕がない"じゃなくて"これだけある"ってさらっと言える司ってやっぱり不思議ちゃんだし規格外だと思う。

田中のSっ気と、司の無自覚Mっ気とがまさにPERFECT FITである。身体の相性も笑
司虐めたくなるのすごくわかる。

7

表情が良い

真下氏と田中さん2人の互いの目線で描かれる表情がたまりません…何より、まつげが良い…それを言ったら眉毛もいい…し、クセが素晴らしい。

田中さんの1人遊びに振り回される真下氏が、ちゃんと自分の気持ちをぶつけるシーンが可愛くてとても良かったです!!

田中さんの大学とプライベートのギャップを知ってしまった所から始まっていく物語です。
細かい詳しい設定(例えばどういう論作文を書いてるとか、田中さんの実家の話とか)が無いので、さらっと読めます。
そこが良いところでもあると思うのですが、逆に無駄な細かい設定も知りたくなってくるタイプなので、さらなる続編を待ちます^_^

3

あーあ、掴まっちゃった…

たなとさんブームが春から来ていまして(遅い)
未読のものを集めていたのですが今回あらすじを読まなかったので
田中の腕の事を知らなくて冒頭からびっくりしてしまいました。
しかもあんな意地悪な言い方で真下が気の毒。
周囲の評判との違いに戸惑うのも当然ですよねぇ…。
更に夜の街で別人のようないでたちの田中を見掛け
追っ払うような仕草されたらなんかもう傷つくっていうか…。
本当なら真下だって厄介な人に関わりたくないだろうに
今後院に進むからには先輩になるから出来るだけ穏やかな関係でいたいでしょうね。
でも、田中を気になって気になってしょうがなくなる気持ち、共感してしまいました!
ちょっかいかけてくるのに何も無かったような顔して
何考えてるんだか全然わからないのに
近づいてみたくて彼の特別になりたくなる感じ。
ちょっと命令口調するタイプとかあんまり好ましくなかったんだけどなぁ。
あ、真下視点だけだったらただ苦しくなっていたかもしれない。
田中の本音もちゃんとわかった上でのお話なので少しは安心出来たのかもww

真下が純粋で、女の子っぽいという意味ではなく可愛くて
田中が真下を手放せなくなった気持ちもわかる……。
ただ可愛いだけじゃなくて悔しさをちゃんと爆発させられるところ。
たなとさんのお描きになるキャラってみんな落ち込んだままじゃないから好きだな。
でも田中の左腕を踏みつけたのはちょっと…よろしくないのでは…。
田中は逆に感情をぶつけてくれて嬉しかったみたいですが。
あれかな、腕を引け目に感じない真下が愛しかったのかな。

1巻では余裕かましてる田中でしたが2巻は真下にぎゃふんと言わせられるんだろうかww

2

二面性

攻めの二面性がテーマ、かな。

たなとさんの絵はなんかだんだんなじんできて、映画を見ていると主人公が好きになってしまうように、キャラたちを好きになってしまう気がする。田中さんの顔はキリとしてて、でもこんな眉のひといないよなって思うんだけど、なんか見慣れてくる。

研究室の先輩。優秀でまじめそうだけど、なぜか真下には違う態度。どことはいえないまでも、意地悪なような、じっとみてくるような。

そのうち、繁華街でマニキュアを塗ってたばこをふかす田中さんを目撃。あれ、同じ人かな?ととまどう真下くん。

真下はずっととまどっているのだが、誘われてきた田中さんの家で妹に遭遇し、兄は何股もかけてて節操ないから、と釘をさされる。動揺する真下。でも意を決して、「田中さんはオレのことが好きなんですか?」と聞く。
このストレートな感じ、迷いながらもめげずあきらめず、田中のちょっかいや意地悪にくらいついて行く感じがかわいくてたまらないんでしょう、田中さんも読者も。

田中さんの方は最初から気があったみたいで、むずばれる二人。
そして、ここで終わってもハッピーエンドだと思うけど、2巻へ続く。

2

2巻が楽しみ

攻めの田中は掴みどころがなく、受けの真下は振り回されてばっかり。
多分田中は本音を言わないタイプなんだろうけど、途中で描かれる心の声!が良い!

受けの真下の表情がコロコロ変わるのが可愛い。
攻めの表情もまた良い。
私はたなと先生の絵柄がどストライクで好きだから、たまらない!

6

なに考えてるか分からない、気になるあの人。

主人公から見た同性の先輩の「わからなさ」をたどって物語は進む。
そんな主人公の気持ちは恋愛の浮遊感ではなく、混乱のただ中にある。だから読者もこの物語がどう展開するのかまったく分からずにクライマックスへ突入し、そこで明かされる事実により、それまでのなりゆきが一気に腑に落ちる。その快感がまるでミステリのようで大いに楽しんだ。

この作家の表現の感触が嫌いじゃない…と購入して読んでみたが、そのオチの部分で「おもしろいじゃん!(買って良かった)」となった。恋愛の事象以外の大学生の平和な日常がフラットに描かれている。この描写にキチンと意味があったんだと分かった時、その仕事の周到さにニヤっとしてしまった。オチの後は先輩のこころのうちも明かされ魅了される。

言葉えらびのセンスがフィットする作家さん。「素敵」じゃない、ふだんこういう言い回し自分もしそう…な言葉で物語が紡がれているいるのが心地よい。そのセンスがすばらしい。ほかの作品も読むと思う。

ネタバレ!>>内容紹介にも書かれている事ですが、先輩は片腕にショウガイがあります。
そういう設定にした理由は、その先輩の人としての強さ、在り方のしなやかさの様なものを見せるために与えたのかなと思います。そしてそれは成功している…と思うのです。
が、一点、終盤で主人公がその腕を踏みつける所がどうも腑に落ちない。ショウガイに怯まず対等に全力でぶつかっていく様、なのかとも思うけど、やはり体を踏みつけるという事自体が不自然に思えて。このアクションは必要なのだろうか…?と 思ってしまいました。

あとこの先輩のルックス、飄々としたキャラクター、有能さ、ブラックユーモア的センスなどが、個人的にはオト◯ケ氏をほうふつとさせる。
あと手塚治虫の「三つ目がとおる」の写楽保介も。
頭が切れて意地悪な部分もある人って、どうしようもなく惹かれる。田中先輩好きです。

4

おぼこい受けがかわいい

二面性のあるクセのある攻めと、ピュアでおぼこい童貞受けのお話です。
攻めの田中は周囲からは穏やかで優しい言われている先輩だけど、受けの真下くんにはそうは思えない何かひっかかるものが初対面の時からあって、なんか変だ…と気になって目で追ていたら「好きだろ?俺のこと」と田中から強引に迫られてしまいピンチ!
え?え?こんなのおかしい…俺、男いけるの?と思いながらも拒めず、見事に流されやすいのだけど、リアクションがいちいちかわいいんです。

しかし…
表紙の黒髪が攻めで、顔の濃いイケメン設定なんだけど、イケメンに見えないところが辛かった…。
ちょいイジワルなイケメン攻めがおぼこい受けに何かとちょっかいを出して翻弄する構図って萌えますよね。
だけど、それはあくまでイケメン限定のお話で、イケメンに見えないと攻めへの萌えが生まれない…そこが残念でした。

元々、たなとさんの絵は苦手(特に眉毛)だったのだけど、「モーションエモーション」で面白い!となり「しるされしあい」で超いいっ!と神評価して、絵柄も気にならないし~と克服したつもりだったんだけど、2冊ともキャラがイケメンとして描かれておらず、普通の男の子のお話って感じだったので、スルーできてたみたい…ということが、この本読んでわかりました。

でも受けに関しては絵が気にならないどころか、表情の変化が泣き顔含めてかわいい〜とキャラ萌えできたので、十分楽しく読めました。
特にお風呂上がりのおでこ出してるところとか、ぽや〜っとピュア全開でかわいいー♪

攻めは一年間の退屈しのぎのつもりで受けに手を出したみたいで、受けの反応を楽しんでいるような余裕たっぷりな感じだけど、きっと二巻では余裕なくして本気の恋に落ちてしまうんだろうな…と思うと、ちょっとそれを見たいなぁと思うので次も買います。

あ、攻めは過去ネコの経験もあるようなんで、そういうのダメな人は注意です。
私はそこおいしい!そこ読みたい!と思いましたが…。

7

表情がたまらない。

受けの真下がとても流されやすい。見ていて心配になるほど。この1巻で話は割とまとまっていたきがするけれど、まだ話がは続く模様。続きがきになります。

2

たなとさん得意のクセのある攻め

理系院生先輩・田中×同じ研究室の後輩・真下

話は真下くん目線です。
研究室では優しい頼れる先輩という評価だけど、二人きりになるといきなりキスしてきたり、かなり踏み込んでイジワルしてくる。この二面性に真下くんは翻弄されます。田中先輩の考えてることがわからずに悩みますが、あるキッカケで先輩は真下くんを好きだと伝えます。1巻はここまで(Hあり)

田中さんは、真下くんにイジワルするのは、困ってるのが面白いからといいます。本当にそれだけなのかはわかりませんが、その結果真下くんは田中さんを気にするようになり、真下くんに俺のこと好きだろ?と尋ねイエスと言わせることに成功していますから、田中さんはやり手だな~と感心しました。
ただ、個人的に、お高いのどこが好きなの?更にいえば、真下くんは田中さんを好きなの?言い方は悪いですが、ちょっと警戒対象という意味で気になってるのに流されてない?という気がしてしまいました。そこが気になって萌1つです。

田中さんのセリフの中で、真下くんが自分のことを真っ直ぐに見つめているのを見て、「1年間の暇つぶしにはもったいない」といったことをいう箇所があります。最初は軽い気持ちだったのに、いつの間にか相手がなくてはいられない関係性を築く伏線なのかなとも読み取れると思います。田中さんが真下くんにそうなってくれたらいいなぁ。笑

また、恋愛ではない観点ですが、田中さんは左腕が肘までしかありません。
ただその理由や、そのことへの周りの同情などの描写はありません。
しばしば漫画で障害のある人が登場すると、障害にメインフォーカスがあたりがちですが、そう描かないことで、田中先輩をリアルな人間として居させているように感じました。

2巻も楽しみです!

5

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP