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ebookサブスクのコミック雑誌e-chocoで読んで面白かったので続きを待っていたのですが、待てど暮らせど新刊が発行されず、調べてみると休刊になっているようで、半ば諦めて作品を検索してみると単行本化されていたので嬉々として購入しました。
冒頭がネタバレ。愛の逃避行なるモノですね。
後書きで書かれていますが、大まかに言えば王道です。でもアーミッシュという初めて知った民族が扱われていたのが新鮮で良かったです。あと海外が舞台のモノって日本との違いに無条件でワクワクしてしまいますw
序盤にあった勘違いした時に2人が口元に手で覆う仕草が可愛い過ぎましたw
テオが無茶苦茶可愛い。20で天使と言われるのも納得。
でもオズが去った後のテオの人が変わったかのような変貌ぶりも、嫌いじゃないです。
気持ち良すぎてドロドロになりながら無我夢中で腰振る攻めは好物です。
結局ダニエルのテオへの想いは家族愛?恋愛?
後日談も読みたいー!
たった1冊ですが、映画まるまる1本観きった感じの爽快感がありました。
これ、まんまハリウッド映画に出来そうな感じです。
や、まじでアーミッシュという宗教集団やラムスプリンガという期間の事など、なかなか世に知られていないようなので、いいかもですねぇ。実際アーミッシュをテーマにしている映画って1本くらいしか見つからなかったし、提案したら誰かやってくれそう。ぜひ。
一度村に戻ってからのシーンでは「ブロークバック・マウンテン」の広大な風景がダブりました。そのせいか途中から脳内映画では若かりし頃のヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールになってた笑
あぁ…なんだろ、昔の映画が観たくなってきた。それこそラストに一言出てたダスティン・ホフマン演じる「卒業」とかね。
全体的に、映画好きには特にハマりそうな感じの作品でした。
最新作「灯台守とかもめの子」の表紙の美しさに目を奪われたものの、中身の絵柄がそこまで好みではなかったのでなかなか読む決心がつかずにいました。
そこで、まずはこちらでメガ高得点を叩き出している(同著者の)本作の方が気になり、読んでみることに。
アーミッシュについては、たまたま興味ある分野(世界の不思議な民族)なので知ってはいましたが、ラムスプリンガは知らなかったので事前にググりました。
本作で彼らについて知らなかったことがたくさん知れて良かったです。
80年代のアメリカが舞台なので、知ってるミュージシャンや曲名がいっぱい出てきたのもムネアツ。
素晴らしいヒューマンドラマとして楽しめました。
高評価なのも大いに納得です。
みなさんとはおそらく感動ポイントが違いますが、私の琴線に触れたのはベネット氏が街を出たという身の上話のとこ。
自分の人生とカブったので涙が出ました。
攻めが20歳にしてはやけに子供っぽいうえにすぐ泣くキャラなのは、情報が遮断された特殊な境遇だったし、最後の展開や見せ場の都合上 仕方ない面もあるなとは思いましたが、やっぱりそこと、絵柄がネックで萌えにはつながりませんでした。
(成人男性は "一般的に" そんな簡単にしょっちゅう泣かないので。方や、攻めやダニーの涙に異論は全くありません)
でも年下わんこ攻めがお好きな方にはたまらないと思います。
※受けに関し、以下の場面があるので苦手な方は注意です:
・(両想いになる前)男娼として複数男性とヤる
・レ○プ未遂
「灯台守とかもめの子」も読んでみようと思います。
久しぶりに読み返し、やっぱり素晴らしい作品だなあ…と再認識。
読むたびに一本の映画を観ているような感覚に陥る、大好きな作品です。まさに名作って言えるんじゃないかな。
色々心にズシンと来る(そして泣いてしまう)ので、読む時はちょっと覚悟を決めてというか、それなりの心の準備をして読んでます。
アーミッシュという人々の存在は知っていたけど、この作品で”ラムスプリンガ”という期間があることを知りました。
何かを得るために、永遠に手放さなければいけないものがあることが辛く悲しく、一応ハッピエンドーと言えるはずなのに、もの悲しさを引きずってしまう物語。。
作中のクロエの「愛は素晴らしい呪い」という言葉、そして最後のコマのテオの「愛してるよ…」の持つ意味が重い……
テオとオズ、二人がいついつまでも、どんなことがあっても二人で笑顔でいられますように( ; ; )
レビューは是非他の方々のものを読んでみていただくとして・・・
初版から時が経っていたとしても、興味を持ったり、目に止まった方は是非読んで欲しい作品です。題材自体が特殊設定な上に、設定年代も古いのでかえって古臭さが感じません。
個人的に残念なのは、表紙の黒髪男性イラストです。表紙はなんとなく線の細めな受け確定風の青少年に見える(私には見えた)のですが、実際はカッコイイ系統で、その本当の良さが見えない(私には見えなかった)のが残念。