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童貞を捨てたい!
あらすじも見ずに表紙買いしたので、「もらってください」って何をかなぁ?と思ってたら、それかーーー!!!!と。
とにかくめっちゃくちゃかわいい二人でした。
工業高校→理工学部で女子とまともに話した事がない希介は、女子いっぱい=映画愛好会だろ!と2年生にして新歓に参加することに。
そこで出会ったのはイケメンの那賀ちゃん。
花に群がる蝶のごとく女子が那賀ちゃんに寄ってくる事に気づいた希介は、那賀ちゃんと一緒にいればモテのおこぼれにありつけるかも!と一緒に過ごすことになるのですが、那賀ちゃんは実はゲイでバリネコなんです。
ベロベロに酔った二人が酒の勢いもあってチューしちゃった後の那賀ちゃんによる「おち○ちんほしい」発言には思わず打ち震えました。
背の高いイケメン男子からのまさかのおねだりに、希介は思考停止しちゃうんだけど、酒の勢いもあり、俺の童貞をもらってください!!とこのまま卒業かと思いきや…洋服の下に隠れていた那賀ちゃんの固い腹筋を見て萎え萎えになってしまうんです…嗚呼。
その後、気まずくなるかと思いきや、でっかい身体を縮めて謝る那賀ちゃんの姿にかわいさを感じてしまう希介なんだけど、ほんと、那賀ちゃんってかわいいの!
攻めの身長162cm、受けの身長182cm、その差20cm。
だけど、でっかい身体のイケメンがやたらかわいく見え始めちゃうんです。
女子にモテたい希介の為に、那賀ちゃんによるモテ技伝授が始まるのだけど、ここもすっごくかわいいんです。
考えてみれば好きな相手に、彼女ができるようにモテ技を教えるというのは切ないのかもしれないけど、もうゲイばれもしちゃったし、希介のことが好きだってこともバレちゃったし、とある意味開き直った感がある那賀ちゃんはかなり積極的です。
女の子にモテたいんだもんね、童貞卒業したいんだもんね、と言いながら、ときどきモテ技を伝えつつも、希介にベタベタ引っ付いてしっかりと希介の初フェラも頂いちゃいます。
積極的でテクがあり、かわいいのだけど男であり、自分よりも巨チンで巨体な那賀ちゃんに翻弄されちゃう希介の動揺と、童貞ならではの思考回路がこれまた面白おかしいんです。
そしてあれこれ流されてエッチまで…と思いきや、そこは流されずにしっかりと交際を申し込む希介が正々堂々としてていい子でした。
お付き合い=即エッチというBLが多い中、那賀ちゃんのお腹の調子が悪くなったりしてすぐエッチできないところも新鮮でした。(24時間いつでもOK!なやおい穴が存在しない作品は初めて読んだかも!)
だから持ち越されるDT卒業の日への期待が、嫌でも高まっちゃうんです、読みながら。
希介の頭の中も段取り&用意諸々で頭いっぱいになっちゃうわ、しまいには童貞か非童貞かが世の中の判断基準になっちゃうくらいの勢いで、あぁ男の子(特に女子に縁がないタイプの)にとっての童貞卒業ってこのくらいの一大イベントなんだなぁと微笑ましく思っちゃいました。
で、いよいよ!の時。
「もらってください」というのをもう一度改めて言うところがすっごーーーーく良かったです!!
最初の「もらってください」はほとんど下半身の勢いで言っただけだったのが、2回目はきちんと考えた上でのことで、改めて申し込む希介がかわいすぎるーーー!!と思ってしまいました。
ほんとかわいかったです。
新井さんの作品は「化学部のメガネ」を除いて全部読んでるのですが、どの作品よりも明るくて、エロコミカルでかわいくて読みやすいと思います。
すっごくおすすめ!
ノンケ童貞体格小の純朴アホっ子(わんこ?)×ハイパーイケメンモテ帰国子女のゲイ
が主役のお話です。
2人のモダモダ具合がすごく良かった…!><
攻めの希介は、ずっと女に縁がなくどうしても童貞を捨てたい!彼女が欲しい!と言う快楽に弱いノンケ男子。
受けの那賀ちゃんは、ハイスペックで女子にモテモテのジワジワ攻略尽くし系バリネコ。
那賀ちゃんがとても積極的に希介に、チューしたりフェラしたり。
希介は彼女が出来たらしたいと言いつつ、流されてしまう。
だけどセックスまでは希介はさせてくれないと悶々とする那賀ちゃんが超かわいい!
アナニーもあるよ!
もうこれはすごく良い漫画でした!
最高です!甘くて、エロくて、受けの那賀ちゃんは色っぽいし、イケメンだし、かわいい!
読んでて幸せな気分になれます。攻めの希介は童貞で最初は彼女を作りたがっていたけど、那賀ちゃんの魅力にどんどんはまっていって、真面目に那賀を好きになっていくのがよかったです。
この作者さんは割とダークだったり、シリアスめだったり、青春ものでも登場人物が何か抱えてたりするような話を描かれることが多いかと思うのですが、この作品は珍しく?ストレートに甘々でした。それにエロ部分もしっかり描写されていました。修正が憎いですね。
攻め162センチ、受け182センチの逆体格差カップル。
百と卍で百ちゃんを知ってからおっきい受けも大好きなので期待していましたが、ホント良く設定も生かされていて面白かったです!
攻めの希介くん。目立つなかちゃんと友達ってだけのいわゆるモブ。色々空回ってるのが痛々しいし、最初はこの子がメインの1人なの!?って感じでした。
でもなかちゃんに好かれて自分も夢中になり(それが快楽に負けたのだとしても笑)、自分もなかちゃんに釣り合う男になろうと身長サバ読んでみたり(苦し紛れの「178センチ」「何でそんな嘘つくの?」で吹いた)、水族館に行ってメスが大体オスより大きい事を自分に重ねて安心したり、体の大きいメスに寄生して生きるオス笑を見て固まったりたりする子だから好きにならずにいられなかった。
最後の「もらってください」もね、恋愛に優劣があるのなら断然優位は希介だと思うんです。そんな状況に胡座をかかずにあくまで俺の童貞「もらってください」と謙虚なのがかわいくっていい子で…作者さんのあとがきにもありましたが童貞って揶揄するのではなく可愛い存在なのだなぁと思いましたよ。
なかちゃんは魅力の塊過ぎて…可愛い受けの全てが詰まっているような子でした。優しくてエッチで面倒見が良くて色気があって健気で…。
希介のキリリ顔を間近で見たときの、トキメキが過ぎて女座り(横座り)になった時のシナとか、思わず掴みたくなる桃型のお尻とか、身体の大きさでどうしてもマウント取ってる体勢になるのも醍醐味だったなぁ。
そして何より希介が大好きなんだなぁと丸分かりの表情が最高に可愛かったです!
あと作者さんの絵は腋毛脛毛があるのもイイです。
新井先生の新刊電子化を待っているの…既刊のレビューを書く!
新井先生の作品の中ではかなり甘くてポジな気がします!途中途中ネガ突入かと不安になるタイミングで、なかちゃんがニコっと歯見せて笑うからホッとする。
希介もかなりポジなんですよね。先生もあとがきで書いてらっしゃるけど、この明るさがいい。
希介だってひょっとしたら男同士なことにもっと葛藤があったかも知らないけれど、そこは読者がヤキモキして想像を膨らませることに任せてて、セリフとしてはそこまで多く出てきません。序盤はよく女の子と付き合いたいとか女の子が好きって言ってたのが、どんどん減っていって、「なかちゃんじゃなきゃこんなふうになんねーよお……」に「付き合ってください」に「もらってください」につながる。
希介は現在モテないようですが、周りの女性陣の雰囲気が違う環境に置かれたら、爆発的にモテると思いますけどね。だってキュートで誠実だもん。1話のキメ角度ヤバ格好良いし。
でももう、なかちゃんがいるから。ただ男女関係ない一般論として大学生の彼等が別れる可能性は、別れない可能性に比べたらはるかに高い気がして、人生の帰路にどうするのかが見たい気もあり、ポジな彼等しか見たくない気持ちもあり。
やっぱり大好き新井先生。