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表題作エンドランド

いつき
無人島でジュンと二人きりで暮らしている少年
ジュン
いつきのシッターのアンドロイド

同時収録作品幸せになってほしかった

山本
高校生(※攻め受けの描写なし)
瀬川景
山本と同じ高校に通う高校生(※攻め受けの描

その他の収録作品

  • エンド(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

あらすじ

荒廃し人類が住むことが困難になった地球。
ある事故により2年も眠っていたいつきは、幼い頃からシッターとして側にいてくれる優しいジュンと二人、まだ辛うじて緑の残る島で暮らしている。自分が何故事故にあったのか、両親がいないのか、まったく思い出せないいつき。でもジュンがこの世界で一番大好きだからずっと彼と一緒にいられれば、ここで死んでも良いと思ってる。ある日偶然、破損した大きな機械の通信機から人の声が聞こえる。――自分たち以外にまだ地球に人がいる。救助されたら、ジュンと幸せになりたいと言ういつき。一方、最近ジュンの様子がおかしい。彼の動きはまるで壊れかけの機械のようで…。

作品情報

作品名
エンドランド
著者
まりぱか 
媒体
漫画(コミック)
出版社
心交社
レーベル
Chocolat comics
発売日
ISBN
9784778124496
4.3

(118)

(76)

萌々

(20)

(14)

中立

(2)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
15
得点
504
評価数
118
平均
4.3 / 5
神率
64.4%

レビュー投稿数15

前情報なしに読みたかった…


リリースされてから大分経って読んだので
どうも新鮮な気持ちで読めませんでした
これを当時に読んでたらもっと違っていたのかな。

でも、表紙の彼をみて
何も予想せずに読み進めるなんて無理だよ…
心境的に、いつき目線で読みたかったな

ほんとにいかん、、読み慣れてしまっていて
もっと荒廃した、空虚で絶望的になるくらい
こっちを堕としてくれないと
自分的な夜明けを浴びれない…

私は、ラスト戻ってくる場面より
別れの日が迫ってくるところを
もう少し欲しい感じがしました。
いつきがご飯を作るより、
2人が身体を重ねる回数の方を
増やして欲しかったかな。。。
身体が壊れかけてるのを肌で感じながら、
結ばれた喜び、怖さ、切なさ、哀しさ
を噛み締めるみたいな。

ちょっと物足りないと感じてしまうところは
ありましたが、
絵や設定などの作風は好きな作家さんだな、
と思いました。
みのりの森、も好きな話ですし。



0

泣いた;;

ちるちるさんの記事で見て、試し読みしてみたら面白かったので最後までみたんですが、はぁ、、涙涙です;;初めてBL作品で泣きました;;もっと色んな人に見て欲しい…
2人のお互いを思い合う心に胸が締め付けられました;;
特に2人の別れの前日…私も泣きました;;いつきくんの海の前で泣くシーン;;私も泣いたよ…
あと、ジュンくんの言いたかったけどいえなかった言葉、、、わぁー〜;;もう愛です、ほとんど生まれた時から一緒に居たんだもんね、辛い、胸が…;;
(ストーリーだけでほんと凄い泣けます;;ですが正直セックスシーンは要らなかったかなというのが私の意見です( . .)"ストーリーだけだったら断然神評価なんですが、急にセックスシーンが来たので途中でちょっと涙が止まってしまいました笑BL作品なので仕方ないかもですね、これは、)

1

終盤が秀逸

まりぱか先生初読みです。
初単行本なんですね。絵がきれい。

以前、ツイッターでとにかく号泣した、との感想を見かけ気になり手にとりました。

結論から言いますと、私は泣かなかったですが、終盤のジュンをシャットダウンさせてからの〜ラストまでが感動しました。
あの最後を描くためのお話なんだなと。
見せ方も効果的ですばらしかったと思います。

ただ、正直なところ前半が少々まどろっこしかったかな。
状況の説明と、伏線と、描かないといけないことがあるターンだけど説明セリフが多いな〜と感じてしまいました。

その分、ひたひたとその後の展開への心の準備はできました。これだけ丁寧にじっくり描いて、くるんだわ、わっ!というのがくるんだわ、とずっとそわそわしてました。

なので、最後は内容的にも展開的にもぐっときました。

描き下ろしもよかったです。あのいつきが隊長になって迎えに来るのが萌えですね。

1点気になったのは、めっちゃ細かいことですが、いつき隊長が地球にジュンを迎えに来た時、スーツだったこと。軍服姿かと思ったんですが。そんな軽装でいいのね〜と思いましたw

1

感動…!

他の方々が書かれているように
ネタバレ・あらすじは見ないで読んでほしい作品です。
読み進めることで内容を知った方が何倍も楽しめると思います。
(でも私は何度読み返しても同じところでびっくりして同じところで泣く。笑)



絶望的な状況に置かれていてもジュンを想ういつきの一途さには感動せずにはいられません。
ジュンもまた、いつきのためならどんなことでもしようとする。
お互いを想いあうが故にぶつかってしまう場面すら美しく感じました。
非現実的な話ではありますが、愛の力の素晴らしさを感じることができて心が洗われた気持ちになるのです。
生きるとしても死ぬとしても
それを共にすることは当たり前ではないし、簡単なことではない。
長い時間をかけて再び会うこと、それを生き甲斐に努力をしてきたいつき。
ジュンのためなら、と
どんな大変なことも乗り越えたそんな想いの強さが素晴らしいです。
その気持ちがいつきを動かしていたのですから、相当に深くて真っ直ぐな愛だなと思いました。
ふたりに幸せな未来が在って本当に良かったなと思います。

3

レビューと情報はあとから読んでほしい一冊

作者さんのデビューコミックだそうです。
絵も好みだし、お話もとーっても良かった!

他のレビュアーさんたちも書いてるように、できればネタバレ、あらすじを見ずに読んで欲しいです。
地雷になりそうな登場人物や設定は多分出てこないと思うので、SFはダメとかいうのじゃなければレビューは後ほどにした方が良いかと。
まぁたくさん漫画やBL読んでる方なら、かなり序盤で気づいちゃうかなとは思うんですけどね。

なので感想のみになってしまうのですが、まずは表題作の方から。
デビュー作とは思えない話運びで違和感を感じる事なく読み進められました。
キャラクターの心情も細やかに描写されていて、どちらの気持ちにも共感できたし、いつきが辛くて泣く場面では一緒に涙が出ました。
ずっと一緒にいたいのに、離れなくちゃならない。そして片方がその背中を押す…みたいな設定は絶対泣いちゃうやつ。

ラストも違う意味で泣けた…。
私的には満足な結末でしたね。
願わくばこの後の2人が知りたかった。
描き下ろしだけじゃ、足りなかった!

同録の短編も好きな感じのお話でした。
ちょっと大人っぽいDK2人のお話で、こちらも心理描写がとても良かった。
山本のセリフ、「誕生日おめでとう」につながる部分がすごく良かったです。
きっとこれからは幸せになれるよ、って言ってあげたい2人でした。

3

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