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人狼が妊娠、そして出産――!?
表紙の絵がお気に入りです。
士郎と迅人の絡みですが、下半分が鏡になっていて、そこに描かれている迅人は狼なんですよね。迅人は白なので美しい。。。
本編は冒頭から発情の二人がエロいんですよ。
お盛んなことです(笑)ですが、先生の方は、子供が産めない、跡取りが居なくなることを気にしてしまうんですが、そこは峻王が家を捨てても良い、俺が他の奴を抱いてもイイのか、の殺し文句で納得します。
で、英国に逃避行している欲情CPの方は、ザ・ファンタジーの発動です。(そもそも人狼なところで既にファンタジーなんですけどね)
何と、お兄ちゃん、身籠るんですよ。
そして産まれる子供は双子ちゃん。しかも幼体はオオカミなんですよね。
これはコミックスで存分にかわいい子オオカミ(犬っぽいけど)を堪能出来るのがありがたい!で、双子だから、発情CPの二人も育児に参加します。
先生も自分の子供のように可愛がるんですよね。
普段、人外モノは好まないのですが、何故かこのシリーズは基本が人間体だからかあまり抵抗はなかったんですが、子オオカミが出てきてさらに入り込めました。
これで後継者問題は片付くことになるのかなぁ。
やってまいりました、シリーズ3作目。
大神組の組長であり、人狼の父を持つ迅人と峻王の兄弟。
1作目(「発情」)では、弟の峻王が発情期を迎え、運命の相手(つがい)である高校教師の立花と結ばれます。
2作目(「欲情」)では、兄の迅人が誘拐された末に運命の相手・士郎と出会い、組同士のゴタゴタが起こりつつも、駆け落ちという形で結ばれます。
3作目の本作、「蜜情」では、ついに避けて通れない「子孫」の問題が。
人狼一族は日本にもはや神宮寺家のみ。
2人しかいない兄弟の両方のつがいが男であるため、子孫を残すためには峻王に女性と子供を作ってもらうしかないとの密談を立花が聞いてしまうところから始まります。
切ない。
男の自分には産むことはできない。そんな苦悩の中、迷子の子供を優しくあやす峻王の姿に、自分が身を引くべきかとさらに悩む先生が…。先生ー!ひとりで悩まないでー!
とりあえず峻王は、やっぱり峻王でした。潔くカッコいい。
日本でそんな問題が起こっていることも知らず、イギリスはコッツウォルズに滞在していた駆け落ち組の士郎と迅人。
こちらにもイギリスに残る人狼一族の魔の手が忍び寄ったり、迅人の体調不良があったりしますが、最終的には何もかもうまい具合に運びます。
士郎が相変わらずカッコヨクテナー。何てイケオジでしょう。BL界のイケオジベスト5に余裕でランクインするカッコ良さです。
すべてが丸く収まった本作。
次は何が起こるのでしょうか。
4作目を購入したので最初から読み直しつつ、レビューを残していますが、しみじみ好きだなあ、このシリーズ。
つがい以外目に入らない!究極の愛!というのがたまりませんね。
ではでは4作目に行ってきます!楽しみ!
小説の蜜情が手に入らなかったのでコミックで読めて満足です。
あの二人が仲睦まじく英国でひっそりイチャイチャ暮らして幸せに過ごしていたんですね。
そんなところに英国のゴスフォード一族が迅人を狙って。迅人の体調もすぐれず賀門は日本に帰る決断を。
冒頭で先生が跡継ぎを残せないことを気に病んでましたが、なんと迅人が妊娠していて!
跡継ぎにと父から言われ反発しますが、神宮寺のみんなから守られ愛され賀門も受け入れられて無事に出産に到ります。
賀門の愛情深さにジーンと来ます。そして家族に縁がなかった自分に家族ができたと喜ぶ。良かったですね。
迅人は賀門が妊娠をどう思ってるのか、体が変わったり出産してもう性的に求めてくれないんじゃないかと心配してましたが、杞憂でしたね。
賀門の愛は大きくて揺らぎなくて。
双子が産まれた後の子育ても大変そうですが家族で過ごさせてもらっていて良かったです。
BLの妊娠出産は内容により好みが別れますが狼物は好きです。
これで続きの小説が読めます。
「欲情」のラスト、手に手を取り合い国外へ逃亡した賀門と迅人。英国はコツウォルズ(いかにも。狼の血族がいそうな地の一つです。)で静かに暮らしていた二人は。
没落した人狼一族の子孫繁栄の為、迅人はゴスフォード一族に狙われます‼︎な、なんと⁈迅人は男性型であるに関わらず、妊娠出来るという珍しいカラダで既に賀門との間の子供を宿していたのでした。オメガバースみたい‼︎体調を心配した賀門は迅人の弟、峻王を頼りに日本へと帰ります。折しも神宮寺家も男を番に持つ峻王では世継ぎが望めないと御三家が気を揉んでいました。
このままでは2人の間の子供を神宮寺家に取り上げられてしまうと危惧した迅人はまた逃亡を図ります。そんな時、ゴスフォードの一派が日本まで追いかけて来て…
事件あり。波乱あり。ですが、迅人、峻王の人狼兄弟の兄弟愛、賀門×迅人、峻王×先生のそれぞれの番の愛は揺るぎないので、安心して読めます!2組の睦みあいが読めるのも「蜜情」の凄いところ!超エロエロです♡そして、とうとう生まれる新しい命!産まれたては仔犬です。人要素ナッシングです!可愛い〜♡コロコロ〜♡よちよち〜♡
書き下ろしショートストーリー「Love dovey」もめちゃエロいです。折しも「ちるちる」のコラムに出ていた難読漢字例文みたいになってまして…ただただエロいです。
欲を言えば、事件がその重大さの割に意外とアッサリ終結しますので。そこがビックリしたかなぁ。でも幸せそうなみんなが見れて良かったです。
岩本薫先生の発情シリーズのコミカライズ3冊目!
鳥海先生の絵が好きで読み始めたシリーズですが、冊数が増える度にさらに画力がアップしていき、オオカミの動きはより生き生きと、エロいシーンの艶っぽさは官能度も上がってたまりません♪
絵の素晴らしさは表紙を見るだけでわかりますよね。
人間、オオカミの迅人を抱こうとしてる士朗が鏡面のようになっている表紙が素敵すぎます!
シリーズ2作目『欲情』で士朗と迅人(人狼一族・神宮寺家の兄)が駆け落ちしたその後のお話。
迅人が出て行ってしまったので、弟の峻王が神宮寺家唯一の跡取りになってしまった。
でもシリーズ1作目『発情』で峻王は侑希という男の番(つがい)を見つけ、家族として迎え入れているものの、このままでは由緒正しい神宮寺家の人狼の家系が途絶えてしまう。
そこで侑希は、峻王に女性と子供を作ることを勧めるけれど、峻王には侑希しかいなくて…(女は子供を産む道具みたいな展開は大嫌いなので、そうならなくて良かった)
で、二人の熱い夜がやってきます^^
鳥海先生って裸体をとーっても艶っぽく美しく描く作家さんなんです!
体位を変えるヒネリとか、感じちゃってのけ反ってるラインが美しくて見とれます♪
駆け落ちした二人はというと、英国のド田舎・コッツウォルズで暮らしてます。
クリスマスに士朗が手作りのペアリングを迅人にプレゼントして、ただただ甘い二人♪
そのまま初夜に突入、感じてしまった迅人は耳と尻尾を出してしまっての甘い夜!
『欲情』で朝チュンの会話だけで済まされてしまったシーン、カバー下のそれらしいラフ画から想像で補完していたシーン、”迅人が士朗をの咥えただけで感じてしまうところ”が本作ではしっかり描かれてる~♪♪♪
ちっちゃいラフ画から一生懸命想像していたシーンが見れてとにかく嬉しい!
そんな幸せな二人だったけど、迅人が人狼に襲われ、体調も悪く、士朗は逃避行をやめて迅人を日本に連れ帰り、一族の医者に見せると迅人は妊娠していて…
それからは弟カップルの助けられつつ、甘い恋人から、家族になっていくお話。
ヤクザで家族を持つことを諦めていた士朗、士朗のために家族を一旦はすてた迅人と一族との和解、そんな二人の力になろうとする峻王と侑希、”家族”がキーワードになっているなと感じながら読んでました。
あとがきによると、鳥海先生もそこにポイントを置かれていたんですね。
兄カップルも、弟カップルも、甘いだけの関係から、その一歩先に進んだように思える3冊目でした。
「Lovey-Dovey」は岩本先生描き下ろしの小説。
迅人は出産前後、女性体らしくなっている自分の身体を士朗に見られたくなくて、夜の営みを拒否していたっていうのが、その不安も愛してるからこそでいじましいなって思いました。
迅人が男性体に戻って、士朗に求められて…な熱い夜。
このシーンも鳥海先生の画力で再現されて欲しいです。
そしてシリーズは、迅人が産んだ次世代に移るのですね。
岩本先生のあとがきによると瑞々しい高校生カップルの話になるとか。
親世代はとても艶っぽかったので、瑞々しいのが想像できませんが、鳥海先生による新たなコミカライズも決まり、どんな新しい一面を見せていただけるか楽しみにしています。
ただ、私は迅人と峻王の父、一族の統領である月也さんが大好きなんです。
激高することはなく物静かなのに、熱いなにかを秘めていそうな月也さん。
パレレルストーリーでも良いので、月也さんメインの話も読みたいです!