ボタンを押すと即立ち読みできます!
上巻ではBLがなかなか始まらなくて。後半でやっと千賀崎が先輩のことを意識し始めるという。
それまでがガチャガチャ長くて、彼女の描き方も好きではなくてイライラしたんですけど。すみません。
下巻、絵がきれいで見やすくなりましたね。
自分の気持ちを自覚した千賀崎は助走なく告白したのはビックリしました。
妄想、夢じゃないよねとw
先輩はまあああいう答え方になるのはわかる。
その後がよかったですね。
相変わらず友だちとの飲みやら彼女の話題やらの場面ですが。
千賀崎がぐいぐいいくのがよかった。
「へったくそ」と思いながら流されてキスを受ける先輩がエロかった。
ここで千賀崎のことを考えているのもいい。
そして、あの千賀崎にいちばん似つかわしくない
「燃えるような恋愛ができるんじゃないかと〜」
がきたのが笑いました。
それまで先輩はぐらっときていたけど、これで落ちたかなと。
ラーメン、この後…どーすんの、ラーメン食べながら想像する流れが萌えでした。
千賀崎が初めて体験すること、先輩が体験したかったことがこの2人ならできそうですね。
話の構成的にはかなり質の高い作品でした。自分の萌えセンサー的にはもう一押し甘さが欲しかったかなという意味でこの評価に。ただ、終始淡々とした雰囲気でいわゆる漫画らしい演出もなしに、ほぼリアルな会話を貫いて2人をくっつけたところは素晴らしいです。好いてもいなかった彼女という存在から、自分なりに学んで悟った千賀崎の成長が嬉しい。本当に好きになるってこういうことなんだ、と1人の男の子が知った瞬間ですね。彼の気持ち、分かるなぁ。樹はまだ絆された感がありますが、千賀崎の燃えるようなアタックにこれからもっと惹かれていくんじゃないかなと思いました。
上巻の感想に樹に振り回されちゃうのも分かると書いたけど、構ってちゃんでワガママで甘えん坊に拍車がかかっている。
んで、千賀崎はキス下手クソなんかい!っていう。イケメンで彼女がコロコロ変わる男がキス下手ってなんか嫌だな笑
で「燃えるような恋愛」とか言っちゃうとこも嫌だな笑
嫌だと言いつつやっと千賀崎くん面白いじゃんと思い出したのが、この振り切れ方し出したあたりでした。そこからすぐ終わっちゃった。うーんラーメンの香りの余韻に包まれる。
最近、こんな作品を読んだことがなかったので、とても新鮮でした。
少女漫画にはあるかもしれない。上質な少女漫画に、男同士のためらいを加えたような作品。
ありそう、というのは、キャラが人間として説得力があるという意味です。面白かった。
少しずつ自覚する千賀崎。先輩は、くるくると気分が変わる猫のようで、時にかわいく甘えるけど、時にはツンと突き放したり。チガが振り回されます。
でも、やっと恋をした千賀崎ががんばる、そんな下巻でした。
先輩がほんと人たらし。
安易にHにならないのもいい。
作者さんが描きたい恋を存分に描かれて、それを読ませてもらっている、という感じがしました。
ぜひこれからもたくさん描いて欲しいです。
カバー帯の煽られ感すごい。
もうカバーの千賀崎の視線の先にはロックオンされたいつき先輩がいるんだろうな~。
熱っぽい目線の千賀崎が、期待させてくれます。
上巻から、引き続き読みました。
良いわ~!どきどきはそのままに、千賀崎がいつき先輩を好きと自覚してからです。
相変わらず、彼女とは押しきられ、いつき先輩からのアドバイスによって別れるのやめたり。セックスだけは、ちゃっかりしていたりと千賀崎はどうしようもない。
だけど、いつき先輩の言葉や、態度に動揺するくらい好きになっている。
千賀崎ったら、いつき先輩大好き人間になっているじゃないですか~!
いつき先輩は、千賀崎の彼女の心情を重ねているんですね。自分の彼女に感じている気持ちの変化を感じているからこそ、千賀崎の恋人に対する態度が気に入らない。
なんと云うか。大切にされたいのにされない自分をみてるんです。千賀崎を通して。
ですが、一気に変わる出来事が有りまして。
ラストまで、はっきりと意思表示を隠さない千賀崎に絆されていく先輩が良かった。
自覚してからは、千賀崎もちゃんと彼女と別れますし。
千賀崎、可愛いじゃないの。
気持ちが通じて、溢れた場面が大変宜しかったですよ~!
エロなし。でも、どきどきする。
気になって、読んでみて良かった作品でした。