• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作午前0時の失恋同好会

浩太 大学生 20歳
正考 リーマン 30歳

同時収録作品恋人依存症Aの幸福

明憲
敦人

同時収録作品砂漠を踏む赤い靴

明憲
敦人

同時収録作品青春、だから僕らは血を流す。

佐倉
阿久津亮介

同時収録作品正義の味方の恋愛事情

大地 
健太郎

同時収録作品いっしょにいこうよ山頂へ

篠原 リーマン 23歳
大森 部長 38歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき
  • カバー下イラスト

あらすじ

失恋したばかりの正考(まさたか)は深夜のファミレスで大粒の涙を流しながら、一人やけ食いをしていた。そこで自分とまったく同じ状況の浩太(こうた)と出会う。こんな偶然があるなんて…!と、お互いに運命を感じた二人は、あれよあれよと言う間にお付き合いをすることに。しかし、いざセックスという場面で重大な問題がでてきてしまい――!?

作品情報

作品名
午前0時の失恋同好会
著者
ミナモトカズキ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
Charles Comics
発売日
ISBN
9784815500368
3.4

(36)

(5)

萌々

(10)

(18)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
122
評価数
36
平均
3.4 / 5
神率
13.9%

レビュー投稿数9

運命、とはいえ

恋に破れて泣き崩れ
自棄になっていたところに出会った二人。
同じように泣きぬれる姿に運命を感じ
恋人関係になるのに時間はかからなかった。
ところが問題が1つ
二人は、二人とも・・ネコだったのです・・!?

((´∀`*))ヶラヶラ
抱かれる気満々で挑む二人がいい
タチ同士の作品のほうが多いようにも思いますが
ネコを譲れない二人の奮闘っぷりがこちら面白い作品となります
タチをやってみようとすれば萎えるとかどんだけv
頑張ってどちらもできるようになるといいわねと
最後はホッコリする作品でございました。

ほか短編いくつか。
あんまり印象には残らないものの
嫌いではない。
ミナモトさんの描かれる雰囲気はどれも独特で好き

1

苦手はあれど、食べ物がおいしそう

表紙に食べ物が描かれていたら、それは即買いの合図!
ええ、飛び交うスイーツにつられて買いました。

【午前0時の失恋同好会】(2話) 萌2
1ページ目からお腹が空く…。
何度も登場するファミレスごはんが、どれもこれもおいしそうなんですけど…。
失恋の痛手を食べて忘れようと、深夜のファミレスで食べまくっていたリーマンの正孝。
号泣しながら食べまくる彼の前の席には、同じように号泣しながら食べまくる大学生の浩太が…。
笑いました。全会話がナチュラルに口説き文句。
こんなに相性ぴったりなのに、タチネコ問題が立ちはだかるとは…。
問題はシリアスなんだけど、終始笑えて楽しすぎました。

【恋人依存症Aの幸福】【砂漠を踏む赤い靴】 萌
表題作の正孝がバーで相談した相手・明憲の話です。
年下の恋人・敦人を自分なしでは生きられないほど依存させたい明憲。
だめな大人と、一途な若者です。
本人は大真面目なモノローグが笑えるという、表題作と同じパターンです。
実にばかばかしいんだけど、本人たちはいたって真剣というノリが楽しかったです。

【青春、だから僕らは血を流す】 中立
文武両道の優等生・佐倉が唯一射抜けないもの、それは一匹狼の阿久津。
ある日、体育教師のジャージを盗んで自家発電する阿久津を見かけた佐倉は…。
怖いです。
心理戦で追い込む系なので構成は上手いなあとは思うものの、強要系は苦手なので無理でした。

【正義の味方の恋愛事情】】 笑
地域のゴミ拾いボランティアのチビクリーンマン(先輩)とデカクリーンマン(後輩)。
高校時代の先輩後輩の2人だが、最近先輩のトイレが近いことが気掛かりで…。
これも大真面目すぎる2人がズレまくってました。
読んでいる間ずっと、ツッコミが止まりません。

【一緒に行こうよ山頂へ】 笑
片想いの相手である大森部長と、一緒に登山に来た篠原。
足を滑らせてしまった篠原を気遣って、山小屋で休憩することになって…。
これもだいぶズレてました。

基本的にガチムチは無理、体格差CPで大きい方が受けは苦手なわたしですが、このガチムチ祭りの小柄攻め×大柄受けフェスティバルな1冊を楽しめたのは、笑えたからに他なりません。
これで笑えなかったら、かなり厳しい戦いになっていたはず。
ガチムチ無理で大柄受け無理、BLに笑いは求めていないと言う方には難しいかも。
逆にガチムチ好きで大柄受け萌え、笑いのストライクゾーン広めの方は、きっと好きだと思います。

1

後学のために読むのです

【スーツフェチリーマンの欲情】で打ちのめされ 再戦に二の足を踏んでおりましたが この度猛特訓を経てのリベンジ

男性作家さんが苦手なわけでもないのに初戦敗退したのは 雄々しい兄貴のフェチっぷりがネンネには激しすぎただけなんだ と己を奮い立たせ とりあえず表紙に 作家さん特有の雄々しさがなかったこちらをチョイス




バリネコ×バリネコ



あの すみません


ペニスバンドとか ダブルドングとか
それってビアン用ってだけじゃなかったんですねーーーーーーッッ!(; Д)゚ ゚


起ってるものは親でも使えッ! 確かにッ!
自分の無知と機転の利かないさをあらためて思い知らされましたよ


愛しい相手の為にバリネコがタチを演じるまでの紆余曲折が 失恋から恋に落ちるまでの乙女さをぶっ壊してて まぁビックリですwww

確かにバリネコ同士だとこれが1番な解決法なんだろうけどwww



作家さん拘りのフェチがあちらこちらにそっと挿入されてて 短編集なのに表題作だけでおなかいっぱい

デザートの【いっしょにいこうよ山頂へ】たどり着くまでに1泊2日かかるかと思った


いや でもいい勉強させていただきました
これからはグッズの使い方にも留意してまいります あッざっしたッ!

1

リアルな雰囲気

男性の描かれたBLということで興味深く読ませていただきました。やはり女性とは視点が違うなと感じた部分が何点かありました。

まず表題作は失恋したばかりのゲイの男2人が深夜のファミレスで意気投合し、付き合うことになったら2人共ネコ同士でなんとか相手にタチを務めさせようとする…という内容でしたが、女性作家だと両方攻め同士で相手に受けさせようとする、という逆パターンの話は結構あるので「なるほどなー」と思いました。確かに実際のゲイの方だと前者のパターンの方が多いのかも知れません。

「砂漠を踏む赤い靴」という話は真剣に交際中のゲイ2人が「僕らの恋は砂漠の中をハイヒールで歩いているようなものだ」と描かれていて先に進むのが困難で切ない様子がリアルに伝わる美しい表現だと思いました。

最後のお話の「いっしょにいこうよ山頂へ」というのが普段読むBLに一番近い感じで、ノンケに恋してしまったゲイの切ない気持ちを表す話だったのですが、最終的に攻めるのは若いイケメンの方で熊みたいな容姿の年上上司の方が受けになる、という結末がやっぱりよく見るBLのパターンと逆だなと思いました。

萌えというのとは少し違うのですが、フィクションとはいえ本物に近い部分を味あわせてもらったなという感想です。

1

エネルギーに満ち溢れてます

全体的にエネルギーに満ち溢れていて読んでて楽しかったです。

絵は体も表情も生き生きしてるし、キャラもみんなそれぞれ個性があって人間的に可愛いかったです。
話はおバカなものも歪んだものもあって、どの話も描きかたがストレートでどんどん読み進んでました。

読んでて元気が出てくる本でした。ありがとうございました!

1

ナイス受け揃い

表題作、ネコ×ネコといいつつ
どちらもいかにも見た目が可愛らしいタイプじゃないので善き!
でも失恋してファミレスで泣きながら大食いは思考がちょっと乙女かもしれないww
いくら夜中とは言えファミレスで口元のクリームを舐めとるのはどうなんだ!?と細かい事が気になりつつ、
うなぎディルドで感じ合うのいいですね~。
お互いを尊重しながらもやっぱり挿入してもらいたい二人、
あれこれ工夫出来るのも愛ゆえですもんね。
いつの日かちゃんとリバれますように。

ちょっとだけダークなお話2作品と
またコミカルな読み切り2作品が収録されています。
失礼かもしれませんが、コミカルなお話の方がミナモトカズキさんには合うような気がします。
というのも、スラックスなどの盛り上がった股間描写が
どうしてもギャグにしか見えないので……すみません…。
ここ気になるの私だけかもしれませんが
ついあの股間でシリアスが払拭されてしまうのです……。
ただ、どの作品も男気があるいい受けばかりなので楽しませていただきました。

1

ゲイゲイしい

作者様にとってBLレーベルから初のコミックスとのことですが、絵柄は結構ガチムチ系でゲイチック。インタビュー読むと、作者様自身もゲイ、なのですね。
内容は短編集です。

「午前0時の失恋同好会」1話・2話
深夜のファミレスでそれぞれ失恋でやけ食いしていた2人が意気投合して、いつしかお互い惹かれあって…
しかしひとつ問題が。それは2人ともバリネコだという事!
ネコ具合はお互い筋金入りで、しばらく双頭ディルドで2人ともア◯ルでイくプレイをしていました。この絵面、何とも強烈です。
年上のリーマンの方が、学生君の望みを聞いてあげたい、気持ちよくさせたい、と何とか攻めをしようとするのですが、挿れようとすると萎えたりでなかなか出来ず、ペニスバンドを付けたりともう一生懸命。
ネタバレしますと、結局学生君の方が攻めになってリアル合体できます。その際、彼もア◯ルにバイブ突っ込みでソッチでもイくという状況でございます。ここの絵面も強烈…
とにかく、これぞ「受x受攻防」なのですが、2人の間の深い愛情が伝わってきて大笑いしつつもジーンときましたよ。

「恋人依存症Aの幸福」
「砂漠を踏む赤い靴」
イケてる年上のリーマンが、若い恋人を焦らそうとしてありもしない用事をでっち上げて会えないと言ったり、ニセ部下と親しげにしたりを繰り返すお話。
バレて受け君が傷ついちゃって。結局はハピエンだけど、本気の恋に下らない駆け引きは不要だよ。
受け君は短髪に筋肉タンクトップで、ゲイゲイしい感じ。

「青春、だから僕らは血を流す。」
ヤンデレ攻め。
顔良し成績良し、周囲の信頼も厚い佐倉は、教師に密かに憧れているヤンキーの阿久津を狙っていた…
阿久津のオナニーを盗撮して脅して犯す。事後阿久津にボッコボコに殴られてゾクゾクする佐倉。

「正義の味方の恋愛事情」
ご当地のボランティア系スーツアクターヒーロー2人組。
先輩は実は後輩に恋してる。隠してたけど知られて…
後輩は受け入れてくれてめでたしですが、Hシーンは体にピッタリのヒーロースーツを着たままのプチ変態です。

「いっしょにいこうよ山頂へ」
会社のノンケ部長(アウトドア系)に恋してるゲイリーマン。部長に誘われて全く興味のない登山にやってきた。しかし雨が降り出して山小屋に。
告白し、部長はノンケだけど受け入れてくれてめでたし。すぐに部長をガン掘り!愛はあります。

「描き下ろし」
各CPのその後4コマが7本。どれも面白い。

私は表題作が好きでした。おバカっぽいけど愛情と思いやりに溢れていて良かった。

3

先生の仰る通り「パフェみたいな作品集」全部美味しい、全部好き。

ミナモトカズキ先生初 BLレーベルからのコミックスです!!

『午前0時の失恋同好会』
失恋したネコ同士の正孝さんと浩太くん。
正孝さんは真面目そうなリーマン、浩太くんはやんちゃそうな学生です。
年下の浩太くんの為にタチっぽく振る舞おうとする正孝さんが、格好良くて可愛いです……
2人のその後が気になります……(* ॑ ॑* ) ⁾⁾

『恋人依存症Aの幸福』『砂漠を踏む赤い靴』
「依存させたい……」明憲さんの気持ち、何だか分かる……となってしまいました。
敦人くんが健気で可愛くて、泣き顔も最高でした。
何度読んでも、心にグッとくる作品です。

『青春、だから僕らは血を流す。』
ダークな作品です。
同時収録の他の作品がピュアで可愛い作品ばかりですので、異質感があります。
歪んだ感じが、僕は好きです。

『正義の味方の恋愛事情』
ピチピチヒーロースーツにもっこりが最高です!!
描き下ろしのチャック付きスーツに笑ってしまいました……
この作品のお陰で、ヒーロースーツに目覚めそうです……

『いっしょにいこうよ山頂へ』
ニジマスを掲げている大森課長、熊さんみたいで可愛いです(*´꒳`*)
好きが暴走する篠原くんも、若さがあって、とても良い◎
山小屋セックスにはロマンがありますね!!

4

泣きと笑いとキュンがてんこ盛り

表題作と他にもお話がいくつもあり、笑いあり涙ありの楽しさキュンがてんこ盛りです(^^)v

"午前0時の失恋同好会"は、帯にも惹かれましたが、ネコ×ネコ…どうなるんだろうと興味津々。互いに失恋した2人がネコ同士と知らずに意気投合し、いざHしようとしたらネコ同士だって気がついて、どうするかってお話です。ネコ同士でも好き同士だから、そこはタチ役なしで玩具なども用いて"2人で"気持ちよくなりつつ、精神的に深く愛し合う…タチネコうんぬんではなく気持ちで繋がる2人にキュンキュンしました(^^)
さらに2人の関係は一歩深くなります。気持ちなだけで、自分の性癖?立ち位置?は変えられるのかなぁと疑問でしたが、そこは正直に"変えられない"人と、"出来るかも"の人がいて、年上リーマンの正考(受)が、浩太(攻)の誕生日祝いに自分がタチになって抱いてやろうとしましたが、無理で、逆に浩太が、自分を思う気持ちを態度で示してくれた正考にグッときて、正考を抱きたいって思って抱きます(^^)"気の持ちようで"なんて容易く言えることではないと思いますが、誰かを思う気持ちが、自分の気が付かぬ感情を呼び起こしたり、愛おしいと思う気持ちが"寄り添いたい"感情を強くさせて"より深く繋がりたい"と思わせてくれたりするのかなって感じました(^^)

他にも短編集が盛りだくさんですが、かなりお気に入りなのが"恋人依存症Aの幸福"と続編の"砂漠を踏む赤い靴"です(^^)/
自身に自信がないから、相手を依存させる事で安心する拗れた執着愛…ドロドロ拗れが最高でした(//∇//)"恋人依存症〜"ではその執着心が全面的に現れ、敦人(受)を精神的にも肉体的にも支配する明憲(攻)にゾクゾクしました!ちなみにAを私はずっと敦人(あつと)だと思っていましたが、最後に明かされる攻めの名前…明憲…あきのり…そう、彼もAなんです…ラストに呼ばれる名前に、ゾクっとしました。続編では一転、その執着心からくる"相手を自分に依存させる事"がアダとなり、すれ違ってしまいますが、明憲が素直に思いを伝えて、2人は仲直りし、より深く結ばれます(^^)
好きだから好かれたい気持ちは、恋する人なら誰でもあると思います。相手に対しての自分は、釣り合っているのか、こんな自分で良いのか、そんな不安も、自信がなければ湧き出てくると思います。特別な存在で、絶対に手放したくなくて、だから依存させる事で、逃げられないようにする…大袈裟な言い方かもしれませんが、相手への甘えや過度な独占欲からくるものは愛情を大きく飛び越えて単なる依存になったり、駆け引きにも似ていて、一方のみの満足でしか無くなるようで、恐ろしくも感じました。だから続編で明憲が素直に自分の気持ちを話せたことがすっごく素敵で、話せたこと自体が"愛"だなってグッときました(^^)泣いた…泣きました(/ _ ; )明憲、さらけ出せたアナタ超良いオトコよ!!私はどちらかと言うと独占欲強めで拗れた明憲に似てる気がするので、彼の気持ちがよく分かりました笑!!

"いっしょにいこうよ山頂へ"も好き(^^)好きだから、相手に合わせたくて、趣味じゃない登山に職場の上司と出かけるお話です。何をするかではなく、誰といるか…私が大事に思っていることが丁寧に描かれていてすごく共感できました(^^)

ミナモトカズキ先生のBLデビュー作品で先生のフェチ全開のヒーロースーツ作品である"正義の味方の恋愛事情"や、暴力系Hが拝める"青春、だから僕らは血を流す。"も面白いです!

ぜひぜひ読んでいただきです\( ˆoˆ )/

7

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP