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あかりと彼はなやましい

akari to kare wa nayamashii

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表題作あかりと彼はなやましい

若宮瑞貴
26歳,会社員
桜井あかり
16歳,高校2年生

同時収録作品番外編「おあずけ」「かなわない」

(仮)三上勇斗
16歳,高校2年生
(仮)里涼一
16歳,高校2年生

その他の収録作品

  • あかりと彼
  • 友人
  • 忘れもの
  • 夏の日
  • あかりと三上
  • 連行
  • 落としもの
  • あかりと瑞貴
  • あかりと瑞貴は悩ましい(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • 電子限定描き下ろし
  • カバー下漫画

あらすじ

「ノンケのあんたが俺を好きになれんの?」

友だち(ノンケ)の男2人がくっついた。
ゲイを公言する男子校生・あかりは、それが何だか面白くない。
うらやましい? それとも嫉妬? ……なんじゃそりゃ。
俺にだって、きっといつか「好きな人」ができるはず…!
意気込んで向かったゲイバーで出会ったのは、
正論を振りかざすムカつく大人で――!?

pixivコミックでフォロワー20万人突破の「三上と里はまだやましくない」スピンオフ!
コミックスでしか読めない描きおろしは初めての×××!

作品情報

作品名
あかりと彼はなやましい
著者
鶴亀まよ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビボピーコミックス
シリーズ
三上と里はまだやましくない
発売日
ISBN
9784799741825
4.3

(239)

(129)

萌々

(67)

(37)

中立

(1)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
20
得点
1025
評価数
239
平均
4.3 / 5
神率
54%

レビュー投稿数20

よく頑張ったと褒めてあげたい

めちゃくちゃ最高でした!本当に大好きな作品で、何度も読み返させていただいてます!!

あかり(受)は大人びていてひねくれてる印象だったので、初めは「あんまり可愛げのない子だなあ」と思っていたのですが、物語が進んで行くとどんどん可愛くなっていきます。
自分の欲しい物を得ようと走るけど転んでしまう。それでも一生懸命走り続けようとする。16歳になるまでに傷の痛みを知りすぎたうえに不器用なので走り方が分からず、臆病にウロウロして周りを見て切羽詰まってしまう子です。
ほんとに愛くるしいし、めちゃくちゃ応援したくなる。
そんな彼のもとに現れたのが、包容力増し増しの年上王子、瑞樹(攻)!!
体から「優しい」が溢れ出てる方です。
あかりの絆創膏の下を見た瑞樹は傷跡を撫でながらあかりの欲しい物を次々と与えていきます。対するあかりは、保険をかけ、時には突き放し、どこまでも臆病に受け取っていきます。このやりとりがめちゃくちゃ尊い!

苦難を乗り越え、2人が結ばれたときは涙がでました。おめでとう泣 よく頑張った泣 今までの分、沢山幸せにしてもらえよ泣 と。笑

書き下ろしも最高でした。
ずっとあかりにおめでとうって言ってました。
えっちが少ないと物足りなくなってしまうことが多いのですが、この作品は全然物足りなく感じません。むしろ初夜でおなかいっぱいになります。えっち少なめか…と思っている方、ぜひ呼んでください!!
あと、瑞樹の髭ですが、包容力と年上味にマッチしすぎて途中から全然気にならなくなるので(私は、ですけど)髭で躊躇っている方も読んでください!!

幸せの気持ちでいっぱいになる作品に出会えて幸せ。。ほんとにありがとうございました!

2人に幸あれ!!

0

理想の恋人

”みかさと”より好きでした。好きすぎます…。
社会人と未成年というカップリングのとき、なぜか心の大人ストッパーが発動してしまい萌えにくかったりするんですが…ジャンル的にどーでもいいことなんですけど!作中の社会人の倫理観がちゃんとしてるとめっちゃ萌える性癖みたいですw(他に同じ理由で刺さりまくったのが”グッドバイライラック”)。

みかさとの低温キャラ。一見低温キャラほど内に秘めたものは熱いってね!気になってましたよ、あかり君。人と違う(ゲイである)ということに悩んで、人より早く成熟した感のある彼が居心地のよい場所と、甘えられる相手を見つけられてよかったよ~幸せになってね~という気持ちでいっぱいになりました。

そのお相手、世話焼き兄さん・若宮の”さりげない”優しさは、読者の心にも沁み沁み。相手の気持ちを尊重して、踏み込みすぎず、でも他人なので(汗)控えめに見守って、ここ!というところでちゃんとリードする。人生の先輩として、恋人として、過不足ない理解と愛情を示す理想の年上の恋人だなと思いました。大人になってしまえば10歳差ってたいしたことないけど、10代の10歳差って、いろんな意味で大きいんだな~と改めて思える尊みがあります。

最後に、”え!?”と思ったのは、あかりは攻めたかったんですね。でも若宮が好きだから受でいい♪(うんうん、そうしてあげて…)っていう”どっちがどっち”問題もグッときました。いつか逆転する日がくるのだろうか…。

1

悩めるDKの恋

「三上と里はまだやましくない」のスピンオフとのこと。元の作品は未読でしたが、全く問題なく読めました。

LGBTQが何かと取り上げられる昨今、今時のゲイの若者は大昔よりも多少は生きやすい環境になってきているのではと勝手に想像しておりましたが、この作品を読むと、やはり個人の人生におけるマイノリティとしての悩みはいつの世も変わらずに存在し続けるように思えます。ゲイであることで色んなことを諦めてきた主人公が救われるストーリーは、王道ものとして素直に楽しめました。

ただやはりDK相手は18歳になってからでも良かったのでは?うーん、あかりに自分の気持ちを信じてもらうには必須な流れとは思いますが。その一点だけはフィクションながら心配になりました。

0

瑞貴視点がうれしい

あかりは三上と対照的な性格だけど、こちらも1人でぐるぐるするタイプですね。

でも、瑞貴が大人で冷静であかりのことを考えてあげられるやさしい人なので、いい組み合わせだなと。

三上と里は〜では、ほぼ三上視点だったのが私は一本調子に見えてダルく感じてしまったのですが、本作では、瑞貴視点があったのでよかったです(複数の視点で描かれるのが好みなので)。
瑞貴があかりをどう見て、どう好きになっていくのかがよくわかって萌えでした。

それに、お付き合いが順調な三上と里がちょいちょい出てきて、あかり一本やりだとしんどそうなところをほっこりさせてもらえました。

続編も楽しみに読みます。

0

あかりと彼はすごくいい

あのあかりが主人公です。
前作ではクールなイケメンだと思っていたら、こんなに面倒くさ可愛い男の子だったんですね。

たった一回行ったゲイバーで会った人と一度だけ初めてホテルに入るところを、たまたま同級生に見られて写真撮られてみんなに回されるなんて!

運が悪いですね…。
そりゃあ不幸体質にもなりますよ。
学校にも家にも居場所がなくて。

そんなところで出会った十個年上のノンケリーマン瑞貴。クールなのにお人好しで面倒見が良くてノーと言わなさそうな男の人。
お互いそんなことされたら好きになっちゃうよ〜な日々で。

あかりがゲイであること瑞貴がノンケであることにこだわりすぎて、あかりは素直になれず。
そんなあかりに瑞貴が言う言葉がどれも刺さるんですよね!

最後はあかり!良かったね!!!
でもいきなり一生とか言っちゃって大丈夫?

2巻があるということは、まさかゲイとノンケや男同士の苦しい辛いイベントがあるのかな?

ノンケ社会人とゲイ高校生の年の差もの、よくある組み合わせですが、とても新鮮でした。
瑞貴の懐の深さと若干のほだされ、いいですね!

里と三上カップルも出てきます。
里、男前ですね!あかりを支えて離れずにいて。だからあかりを心配するんでしょうね。

目の前で二人がくっついたら、そりゃああかりも複雑ですよね。俺だって…?って。

2

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