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表題作四ツ谷恋談。下

四ツ谷浬(かいり)
大学1年
菊地那由(なゆ)
大学1年

その他の収録作品

  • 四ツ谷愛談。下
  • あとがき。下
  • 岩田恋談。下

あらすじ

隣の部屋に住む四ツ谷浬から、熱烈な愛を向けられている那由。知らない間に恋人同士になっていたり、終いには婚約までしていると言う!
はじめは暴走気味なところに引く一方だったけれど、一途に想われるのは悪い気もしなくなっていた。次第に浬に心を許し始めていた那由だったけど、ある日、浬の弟・幽が二人の前に現れ仲を裂こうとしてきて…!?

那由、ここで永遠の愛を誓おうーー (付き合ってない)

作品情報

作品名
四ツ谷恋談。下
著者
高城リョウ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784866532653
3.7

(45)

(13)

萌々

(13)

(15)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
9
得点
164
評価数
45
平均
3.7 / 5
神率
28.9%

レビュー投稿数9

ストーカーもここまで来ると

浬のブラコンの弟の幽が2人の仲を壊そうと那由を乱暴しようとしますが、GPSで見張っていた浬に助けられます。その時の浬の本気の怒りに幽はちょっかいを諦めるわけです。
そして那由の誕生日のお祝いにドイツに旅行に行って、祖母の墓参りに形見の指輪を渡したり、実は結婚式場の下見だったりと、浬が周りから固めて行って結婚まで持ち込もうとします。幽以外の両家の家族は2人の仲に好意的だし、後は那由の気持ち次第ってところでしたが、那由も浬の誕生日にプレゼントを用意したりと好意はあるのだと思いました。

2

愛が深すぎる攻めが恐ろしくて、笑える

那由に執着しまくりな自称婚約者・四ツ谷と、それを拒否する那由との攻防ラブコメです。

上巻でうっかりほだされて流された結果、四ツ谷とイタしてしまった那由だけど、「お前のことなんか好きになってない!」「二度はねぇよ!!」と四ツ谷に言い渡します。
だけど、そんな那由のガルガルはもちろん華麗にスル〜☆しまくりな超絶ポジティブ四ツ谷。

そんな二人の間に、超絶ブラコンな四ツ谷弟が登場。
ただでさえ攻めの四ツ谷だけでもメンドくさいのに、これまたメンドくさい四ツ谷弟というダブル四ツ谷の威力は抜群です。

「婚約者を紹介しろ」と要求する弟に対して、那由のことは「ただの隣人だ」としか紹介しない四ツ谷。
それを聞いた那由は、紹介できないほど俺は恥ずかしい存在なのか?という怒りを抱いてしまうんだけど、ブラコン弟から那由を守るための嘘である事を説明し思わずホッとしちゃう那由。

そして弟にバレないように、ただの友達として距離を置くことになるのだけど、今まで四六時中四ツ谷に付きまとわれていた那由は突然のボッチにせいせいするどころか、何だか一人の時間を持て余してしまい……。


せっかく那由が四ツ谷に絆されて少しは受け入れる気になっても、それを上回る愛の深さというかキモチ悪さが露呈してしまう四ツ谷とのやりとりが面白い。

そして暴走っぷりもすごいし那由を手に入れることに関しては労力を惜しまないところもすごい。
那由との結婚資金や新居資金のためにアメリカでIT企業を設立していたりと(でも帰国後、那由にうつつを抜かしていたせいで倒産)、せっかく優秀な頭脳を持ちながらも、その頭脳は那由との結婚のためにしか使ってないんじゃなかろうか?という残念さ(笑)

思い込みと暴走はすごいんだけど、那由が本気で嫌がることはしていないせいか、四ツ谷からは自己中や身勝手さは感じませんでした。
スパダリなんだけど、キモくて残念なイケメンの暴走として楽しく読めます。

次第というかついに那由も四ツ谷のことが好きになり、那由のほうから決死の思いで「お前のことが好きだ」と告げても、那由とは高校時代からお付き合いしてて俺たちとっくに婚約中♡だと思ってる四ツ谷からは「うん 知ってる 僕も大好きだよ♡」としか返ってこない。

そんな超絶ガクーッっなところが、どこまでいっても安定の四ツ谷って感じで好きです。


1

一応、「快楽と欲望にまみれて、君を突き壊さないよう必死」で加減してる⁈

上下巻一気に刊行されているので、一気読み出来るのが良いですね。
下巻からは、那由はまだ認めては無いけども。
身体まで許してしまったので、お付き合いしているような感じでスタート。
どういうわけか、当て馬風な感じで、四ツ谷のブラコン弟、その名も「幽」が登場します。
同じような顔をしたイケメン弟ですが、兄が大好きなだけに、二人の仲を引き裂こうと頑張ります…。ってか、那由の事を好きにならんのかーい⁈ っていう。
弟にばかり構う四ツ谷に、寂しくなってしまう那由。
そんな那由を見て、喜んでしまい、那由につけ込む四ツ谷。
那由も那由で、お人好しが高じて、「誰かを独り占めしたい気持ち」が判るかも…。なーんて、思ってしまってて。なにもかも四ツ谷の思うツボです。
とうとう擬似ハネムーンに連れ出され。
いつの間にか、外堀(家族)もすっかり埋められて。
よもや結婚してしまいそうな勢い‼︎ ここで、四ツ谷には、弟「幽」の他に、兄や姉もいて。
男同士の結婚を温かく認められてしまう。
四ツ谷の中では、妄想込みで「付き合って3年」なので、「そろそろ…」らしいのだが、
事実は「付き合って3ヶ月」っていう、乖離も笑える‼︎ ストーカー怖えー‼︎

那由が何を頑張っても、四ツ谷の妄想の中で、出来上がってしまっているので。
何をしても「大して喜ばれねぇ…。」と、いつしか四ツ谷を喜ばせてあげたいと思うようになる、那由が健気で可愛いです。いや、四ツ谷にとっては、那由のやることなら何でもご褒美なんだけど‼︎
ご奉仕までしちゃう♡ エッチな展開となります。
一応、下巻は両想いエチ♡ ですが。「快楽と欲望にまみれて、突き壊さないよう必死」で、加減してるそうなんですが、後半は抱き潰されんばかりです。
…四ツ谷は、那由を孕まそうとしています…。怖っ‼︎

下巻では、活躍全く無し‼︎ の、「岩田恋談。」は、那由に喧嘩をふっかけたくて、
喧嘩に勝ちたくて。見つめている岩田。それを(多分、イライラと)見つめている四ツ谷。
ストーカーをストーカーする、っていう。
岩田もやっぱり、那由を好きだったんだね!っていう。
彼が当て馬として、活躍して欲しかったなぁ。
四ツ谷に、ちょっとハラハラして欲しかったよーん。

3

絆されたというか・・・既にバカップルの片鱗が(笑)

下巻は完全に絆されてますねー!
ちょっと我に返ったりして四ツ谷に怒ったりはあるけど、もぉ「ん~はいはい♪」ってこちらが感じるほどに最後の悪あがき感が可愛いかったですねー。

四ツ谷のストーカーパターンを予想して構えるくらいに四ツ谷マイスターになってる那由。。。
もぉバカップルですやん(萌)

ブラコンの弟・幽が出てきて、「当て馬みたいに那由を気に入ったらどうしよう」とかちょっと扱いが不安になったけどちゃんと「ブラコン」を貫いてたので良かった!!

2

怖いー

相変わらず勘違いしっぱなしの浬ですが下巻にもなると那由の方もだいぶそんな浬に慣れてきています。
でも、今回はブラコン弟の幽が出てきたり、結婚式の下見でドイツに行ったり、家族を引き合わせたりと話の展開が早い。
もう、カップルになってるからとうっかり普通に読んでいましたが浬の誕生日でエッチしたときの浬の「那由と溶けてひとつになりたい」の台詞は久々にゾーッ。そして、さらに「いつもプレゼント貰ってる」の伏線に、あー、パンツとかレシートとかのストーカー時代のやつね♪なんて軽く考えていたら、毎回那由の精子をもらって試験管に保存してるなんて、ギャーーー!黒髪眼鏡イケメンだから許されると思って、怖すぎでしょ。

2

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