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表題作おくびょうなディア

百武勇虎
小説家
上条忍
和菓子屋副社長

その他の収録作品

  • おまけ
  • カバ下 マンガ2ページ

あらすじ

人気小説家の百武勇虎が一目で恋に落ちたのは、
和菓子の老舗「菓匠・上条」の若旦那・忍だった。
好きになったら一直線、熱烈に迫る百武に、
忍はあっさり体を許す。
忍の慣れた様子に嫉妬しながらも、
何もかも好みすぎて夢中になる百武だけれど、
忍の本心がつかめなくて!?
超溺愛系・野獣攻×艶系・けなげ受の
激甘アダルトラブ♡

作品情報

作品名
おくびょうなディア
著者
秋雨るい 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
ふきげんなディア
発売日
ISBN
9784813032113
4.4

(157)

(96)

萌々

(37)

(20)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
14
得点
691
評価数
157
平均
4.4 / 5
神率
61.1%

レビュー投稿数14

「ふきげんなディア」のスピンオフ

「ふきげんなディア」のスピンオフ作品で、
和菓子屋さんの若旦那と小説家のお話です。

百武先生がかなりグイグイキャラで
普通なら忍さんは嫌がりそうだけど、
忍さんは実は前から百武先生のことが好きだったので
上手い具合にお持ち帰りされます。
でも、肝心な言葉は一切ないので
忍さんは自分を言い聞かせて割りきろうとします。
ここがすごく切なかったです。

百武先生がグイグイなのでうまく行ったけど
グイグイじゃないとこの二人は
くっつかなかっただろうなぁと思うと感慨深いです。

忍さんは百武先生の小説育ちで開発済みなので
とてもドエロくて凄く好きでした。
(下品なエロさじゃなくて上品なエロさです。)

1

甘くて色気たっぷり、大人の恋

人気小説家の百武と老舗和菓子屋の若旦那・忍のお話。
「ふきげんなディア」でも存在感のあったふたりですが、彼らが恋人になるまでのお話ですね。甘かった~!

豪快で向こう見ずな百武節は相変わらずで
忍を落とすための強引さがすごかった。
「ふきげんな~」ではその豪快さが無遠慮な人のように描かれていた気がして
ちょっぴり苦手だったのですが…
こちらの作品を読んで少し印象が変わりました。
打算がなく本当に真っ直ぐな人。
自分が欲しいと思ったものには一直線で、忍に対してもそうでしたが
桜庭にも同じくで、うざがられていたのは面白かったです。

何より忍のほうが先に百武を好きになっていたところが驚きでした。
彼の小説を読み、彼好みになるよう自身の体を……という、なんとも色っぽい展開にドキドキ。
表紙の見切れた百武に視線を送る忍も素敵でした。
甘い甘い大人の恋、ごちそうさまでした~!

0

美人秘書誕生

なにせ私は桜庭先生派なので、こちらの作品はあまり期待しないで読み始めました。

そして百武じゃなくて忍にノックアウトされたんです。

秋雨先生は濡れ場を描かれるのがとてもお上手なのですが、こちらのカップルは大人な2人だけあってベッドシーンが艶っぽくて素晴らしかったです。

そして天然な忍が可愛らしいし、躊躇いなく忍に好意を伝える百武との認識のズレに何度かニヤッとしてしまいました。 

忍の有能な美人秘書ぶりに感心したり、百武の尻を叩く様子に爆笑したりと、文句なしに面白かったです。

忍の父親が百武のファンだったのと、お互いに好みに察するものがあった様子にもクスッとしてしまいました。

この本で男気のある百武を見直しました。www

1

「ふきげんなディア」と併せて

「ふきげんなディア」のスピンオフなのですね!てっきりこっちが先かと思って読んで、4話で「ふきげんなディア」の表紙のお兄さんぽい人が現れたので、急いで先に「ふきげんなディア」を読んだら、時系列的にはこっちが先でした。ウロウロしてしまった。
それも純粋な続編だと思ってたので、「ふきげんなディア」の表紙の男性と忍のCPなのだとも読むまで勘違いしてましたから、ちゃんと調べないとダメね。

波はありつつもずっと甘い雰囲気で安心して読めます。

◾︎百武先生(小説家)×忍(和菓子屋)
最初、好みと違ったかな〜と思いながら読んでました。そんなことなかった!!!大変良かった!!絵柄こそ好みからちょっと外れてはいながらも、大変良い未亡人受けでした。
自信なさげな美人の受け大好き!!!百武先生のガサツさが受け付けない人も多そうだけど、忍とはバッチリぴったりってとこも好きポイントです。
おどおどしていながらも、エッチで、案外と自分の言いたいことはきちんと主張する忍も良いです。

お話の構成の工夫も良かったのかも。
百武→忍と見せかけておいて、過去に少し遡って忍の思いを描く。小出しにしていた味音痴設定をうまいところで出して心を開く忍を演出、小説によって開発される忍…うん、いい漫画でした。

ちょこちょこ語彙力に対するツッコミ(これは完全にコメディなのですが)がありましたが、丁寧な言葉のはずの忍のセリフに不意に違和感があったり、百武先生のセリフにも不意に違和感があったり、ちょっと気になる。百武先生の年齢と職業から考えて違和感のある、頭弱そうなセリフがままあるんだよな。百武のキャラと言われて仕舞えばそれまでだけど。

1

忍がたまらない!!

スキッ!

受けが攻め好みになろうとするお話は色々ありますがダントツで忍が一番スキッ!

話の流れや忍の過去からの事情や親子関係など色々あるんですが。

まさか忍が百武を先に好きになって、素性を調べて小説を買って読んで、官能小説に出てくるように抱かれる想像をしながら自分で体を開発してたなんて!!!
しかも百武は女性が好きで狙ってる人がいると思い込んでいて。

そこがわかる前に百武が忍に一目惚れして誘ってあっさりエッチして開発された身体に過去の男達に嫉妬をたぎらせる百武。
薄幸そうで美人な未亡人風な忍に一目惚れしていそいそとお店に通いつめ、家に連れ込みエッチも何回もして、なのに必ず泊まらずに帰ってしまう忍がなんと!!これでもまだそんな風に思っていたとは!

もう名前の通りな性格というか、何をしても可愛い!スキッ!百武の萌えツボを押しまくりですね。健気で尽くしてしかも超有能で、なのに控え目で、だけど百武をまいらせる殺し文句を素でいい放つ。

魔性の受けじゃないんです、健気なんです!
自ら知り合ってもいない作家の本を読み込んで彼好みになろうとする、私も百武と一緒にスキッ!グサグサ刺さりました。

自分史上一番の攻めの好みになろうとする部門での健気受けです!

忍の父と百武のくだりも好みが一緒なのが面白かったし、親子の溝が埋まって良かったです。
百武のお陰で忍が変わり、その変化をちゃんと父も見守っていたんですね。

3

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