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九尾の狐と子連れの坊主

kyuubi no kitsune to kodure no bouzu

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表題作九尾の狐と子連れの坊主

玉嵐、九尾を持つ伝説の妖狐
円楷、玉嵐と恋仲の僧侶

その他の収録作品

  • ちちとははの悩み
  • あとがき

あらすじ

種族を越えた想いが通じ合い、
ラブラブに暮らしていた伝説の妖狐・玉嵐となまぐさ坊主の円楷。
2人が円楷の実家に挨拶に行くと、兄夫婦の忘れ形見の3歳児・円仁が。
可愛い盛りに笑顔を失った円仁は、ある秘密を抱えていて…?

「このBLがやばい!2019」20位にランクインしたデビュー作
『九尾の狐となまぐさ坊主』のその後を描いた、
<坊主にベタ惚れの美形妖狐×お人好し坊主>の
コンコン子育てエロス&ラブストーリー!!

★エロ甘なコミックス描き下ろしも収録!!★

作品情報

作品名
九尾の狐と子連れの坊主
著者
りんこ 
作画
三原しらゆき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
シリーズ
九尾の狐となまぐさ坊主
発売日
ISBN
9784575380385
4.2

(56)

(31)

萌々

(15)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
8
得点
237
評価数
56
平均
4.2 / 5
神率
55.4%

レビュー投稿数8

は…はっぽんあしのヤツがいた!

お話はめっちゃくちゃ良かったんです!
新キャラの円仁が可愛くて癒してくれて。
子供の涙なんかもらい泣きするしかないじゃない!?って泣きましたよ。
円楷と玉嵐は親への紹介から同居で頑張ってて素敵。

だけどだけど…
私どうしてもヤツがダメなんです!!
5mmくらいのヤツでもムリなのに、
ページの真ん中にどどーんと超リアルなシルエット!
はっぽんあしの○○!
一瞬で全身に鳥肌立っちゃって、二度と読み返せない本になりました。

お話は本当に素敵です!

0

子育てほのぼの妖怪もの

続編です。前巻を読み直して復習したのですが、すっかり円楷がなまぐさ坊主じゃなくなりましたね!

色んな頼まれ事を二人?で解決しながら惹かれ合いでも玉嵐は帝をまだ…。ってところで色々あって想いを打ち明け結ばれたのが前巻。

今度は円楷の実家へ家族に玉嵐を紹介しに。潔いですね!
そして次々と明かされる秘密が。
甥っ子の円仁を任されすっかり夫婦な二人。円楷が父で玉嵐が母。玉嵐もすっかり母性が芽生えて。

玉嵐が窮地になるもなんとか無事解決。なるほど円楷が玉嵐を呼び出せたのも父の法力を受け継いでいたんですね。

なんというかちびっこ子育てほのぼのも大好きですが、すっかり二人が子育て夫婦になっちゃって。
前巻もそうだったのですが、もっとキュンが欲しいなあ。それはジャンル違いなのかな?

いい妖怪ものですね!

0

心温まるシリーズ続編

やっぱりこの作品大好きです!
とってもとっても可愛くて、それでいてホロっとさせるストーリー。
さらに、今回から円階の兄夫婦の忘れ形見・円仁の子育てが加わり、さらに可愛くて面白くなりました。

円階の兄嫁は妖狐だったんですね。
で、幼児の円仁は三尾狐というね。
この展開には驚かされました!
円仁の秘密を守りつつ、成長を見守る円階と玉嵐の姿にほっこりします。

円階の両親も素敵ですよね。
父の理解を得られるまでは擦ったもんだありましたが、それでも円仁を大切に思う気持ちは一緒だから分かり合えました。

どのエピソードも素晴らしくて、登場するキャラ全て好きです。
いつまでも読んでいたくなる、そんな作品ではないでしょうか。

1

もふもふ狐と坊主の人外ラブ続編

ちびっこがもう、可愛すぎ。子育てBLは普段あまり読まないのだが、この作品はもともと絵が可愛らしくてキャラも丸っこいので、ちっちゃい子が出てきても違和感なく読めた。と言っても攻めと受けの子どもではなく、受けの甥っ子。両親は交通事故で亡くなってしまったという不憫設定。

どうやらこの円仁くんのママが実は攻めと同じ人種(?)で、円仁くんもその血を引いているらしい。亡くなったお母さんは、息子が心配で成仏できず、今もそばで見守って力を抑えてあげていたのだけど…。

円仁くんも小さいながら、死者を見たり、話ができたりする。で、成仏してもらうためにお母さんだけでなく、お父さんともまた会うことになるんだけども、この年頃の子どもに、二度も両親との別れを経験させるとは、なかなか酷な展開。
幼稚園で一緒に遊んでたお友達が実は…という話も、想像どおりのオチだったけど、可哀想で…。
そんな円仁くんを懸命に守ってあげようとするふたりには、もう長年連れ添った夫婦みたいな雰囲気があって、ほのぼのとした気持ちになれる。エッチする時には結界を張るんだけど、円仁くんは力が強いから何重にもしてるそれを破ってしまう。最後は三人で寝ようね、という仲良し家族みたいな三人は幸せそうで、とても可愛かった。

1

続編は子供

初巻はモフ。次巻は子供というあざといかわいさ~

相変わらず絵がしっかりしていて、輪郭の線が太いのかな?読みやすいです。
この巻は、なまぐさ坊主さんの、亡くなってしまった兄夫婦の子供が出てきます。二人は坊主さんの実家に済むことになり、子供の親として家族になる。

大反対の頑固親父や、理解ある母が出てきたり、兄嫁は狐だったり、初巻に出てきた狸っこも登場したりと、子供と幼稚園をめぐるあれやこれやでした。

なまぐさ坊主の方が受けなのですが、父と母は入れ違っていて、そのギャップがよいです。

1

大切な人と家族になるために

今回は鳥羽帝の元愛人だった伝説の妖狐と
霊感のない雇われ僧侶のお話です。

受様の甥っ子の出生の秘密に関わる
騒動の顛末と後日談を収録。

受様は父に紹介された寺院で
雇われ僧侶として働いている際に

古の時代に封印された
九尾の妖狐である攻様と出会い
紆余曲折を経て恋仲となります。

受様は攻様と一緒にいるために
家族に紹介したいからと攻様をつれて
実家の寺院へと向かいますが

受様の父は受様が紹介した人
というのが男の攻様だと知ると
大激怒で全く話を聞いてくれません。

その上、
祖父の大声に引かれてやって来た
受様の3才の甥っ子が初対面なのに
攻様に懐いた事でさらに
へそを曲げてしまいます。

甥っ子は兄夫婦の1人息子で
2年前に両親が事故死して以来
祖父母にも甘えなくなっていたのです。

甥っ子は攻様の匂いが
母親と同じだと不思議がり
攻様も同族の匂いを感じつつも
気のせいかと思うのですが

攻様のめのまえで甥っ子のお尻に
はじけるように3尾の尻尾が生え
受様も甥の尻尾にびっくり仰天!!

もしかして受様の甥っ子も妖狐なの!?

デビュー作でもある前作
「九尾の狐となまぐさ坊主」で
恋人同士となった2人のその後編で
2人が受様の甥と家族になるまでを
描いたラブコメディになります♪

もふもふBLの一番のツボは
もっふりな尻尾が本人の意思とは関係なく
ゆっさゆっさする様子なので

デビュー作でも
ふっさふっさの攻様の尻尾に
フォーリンラブ♡で読み始めたのですが

妖狐である攻様の過去が全くの予想外で
受様もなまぐさ坊主と言われながらも
人外絡みの事件でも色々と心を砕き
人と妖狐という違いを乗り越えるまで
笑いだけじゃなくジーンとくる切なさもあって
思った以上に楽しかったのですよ (^.^)

本作はそんな2人に受様の甥っ子が加わり
どんなラブリー展開かと思いきや
受様の甥っ子も妖狐というまさかな展開!!

しかも我が子を見守る為に
義姉は悪霊と化しつつあって…という
切なすぎる展開にハラハラさせられ
兄夫婦と甥っ子の最後のお別れに
ウルウルさせられ…たのに

同居することになった甥っ子には
受様=ちち、攻様=ははという
まさかなどんでん返しでの着地点で
コメディ要素もバッチリです。

徐々に家族らしくなっていく3人ですが
受様の父はかなりの神通力者で
攻様が妖であることに気付き
排除しようと動きます。

しかも父が怨霊退治を依頼した人物は
攻様を封じた陰陽師の子孫で
彼の怨霊退治作戦に甥っ子も
巻き込まれてしまうのです。

父が攻様を家族として受け入れて
大団円を迎えるまで
とっても楽しく読めました♪

私も受様や甥っ子ちゃんと一緒に
攻様の尻尾をもふもふしたいぞ (>_<)

カバー下で展開している
かんかん尻尾キリキリ事件も
お見逃しなく。

今回は妖狐と人間の恋物語で夜月ジンさん
『優しい彼と不機嫌キツネの恋愛事情』は
いかがでしようか。
但、もふもふ度はちょっと低めです。

3

BLというか・・・家族愛!!

前作でラブラブになった二人が円楷の両親に挨拶に行くところからスタート。
父親は反対するも母親は歓迎。
そしてあと一人いたのが円楷の亡くなった兄夫婦の一人息子・円仁。
出会いって早々玉嵐に母親と同じ匂いを感じ懐くが、その理由が母親(円楷の義姉)が妖狐だった為!!
二人は亡くなった二人に代わって円仁を育てていく決意をする。というお話!

今回は円楷のダメっぷりは全くなく、玉嵐を愛し円仁を守るまさに大黒柱のような”ちち”でした。
後半の二人を体を張って守ろうとする姿は本当に感動しました。

一方の玉嵐は円仁に”はは”と呼ばれまさに母親のように円仁を包み込む母性炸裂。
これから先も、妖狐の血が流れる円仁に母の愛で包み、妖の師のような存在で円仁を育てていく姿が想像できます!!

そして今回の何といっても尊い神は円仁ですね!!
なんですか!あの可愛さは!!
パパとママと「いつも笑顔でいる」と約束したのに幼稚園で”両親”の絵を描く際に「パパママちちはは」4人描いて友達い笑われた時、パパママと笑顔でいると約束したのに悲しくて笑顔でいられないと涙をこらえる姿は切なくて尊くて涙が出ました。

最後の満面の笑みの記念写真にとても癒されました。

2

モフモフな家族愛に感動

『九尾の狐となまぐさ坊主』の続編で、今回はできあがったカップルの子育てBLものです。
 カップリングは、かつて玉藻前と呼ばれた九尾の妖狐:玉嵐×なまぐさ坊主だけどお人好しな僧侶:円楷
 まず!紆余曲折な試練を乗り越えた前作を読んでいると、ラブラブで仲睦まじい2人に萌えます。
 経緯や説明はちゃんと描いてありますが、玉嵐の悲しい身の上を知っている方が絶対に楽しめます。
 動物擬人化がお好きでかつ前作を未読な方は是非とも、2冊を同時購入してみてください!

 表紙のお子さんは円仁ちゃん、この子は受けである円楷の甥っ子でとある事情を抱えた三歳児。
 玉嵐と円楷の2人はその事情を知って関わりを持ったがゆえに、子育てをすることになるのですが…
 いい意味でよくある子育てBLの枠から外れた、斬新でかつ感動する話でした!
 円仁ちゃんの可愛さと健気さに萌え、円仁ちゃんの両親である兄夫妻との話に涙ぐみます。
 円楷の両親もイイ人達なので家族の絆というものを考えさせられ、いつの間にか涙がボロボロ出ました。

エッチシーンについて…
 修正は局部の輪郭線無しで白抜き、見せない構図やセリフ擬音被り修正が多くされています。
☆玉嵐は淫らな妖怪:妖狐なのでエネルギーを得る為にエッチするのは、前巻の設定を引き継いでいます。
 ただし読んでいればエネルギー補給=エッチと察することが出来ますが、ちょと解かりずらいかも。
 ストーリー中心なのでエッチ回数も控えめ、ただ熟したカップルのエッチは安定感があります!
 女好きだった筈の円楷があきらかに玉嵐とのエッチに溺れ、体も開発されてます。
 また玉嵐をエネルギー補給と関係なくても誘い、円楷がすっかり受けらしく成長しました!
 最後のエッチシーンでは、お互いに相手を想って求める描写に濃厚な愛が見えて感動してしまいました!!

 あとがきによると番外編の電子配信が決定しているので、今後もどうなるか楽しみです。

2

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