おまけ漫画付きRenta!限定版
自覚したのは恋心。そして初めての「嫉妬」だった――。
タイトルから5人の王のお話だと思ったんですか、4巻までは主人公セージが成長し、セージのために周囲が盛り上がる展開。
今後、5人の王の物語になっていくのでしょうか。
セージは幼く世間知らずで常識知らずとの設定ですが、妹のことを大切に思っていたのですから、人の気持ちをわかるはずですよね。なのに自分の身勝手な行動で他者に迷惑をかけたり傷つけたりしても少し反省するくらいで結構平気そうなのが相変わらず気になります。
世間知らずで無鉄砲で地頭はよくて王としての素質がある、肝もすわっている…というのは定番ですね。
アジュールが最初からセージにベタ惚れだったのは過去に会っていたからなんですね。これもよくある。
セージはタイムリープする能力もあった。
王同士は愛し合うと片方が死ぬ言い伝えがあるけど(これは迷信で2人は結ばれるんですよね)キスはできて力を分け合うこともできると。なんでもありなのかな。
そしてセージからグリニッジに手を出す。気持ちはわかるけど次はグリニッジが犠牲者ですか…と気の毒になります。
すみません生意気なことばかり言いまして。せっかくおもしろい世界観と人物たちなのでもったいない思いが募ってしまい。個人的な好みの問題です。
セージが緑の王となり、疫病の蔓延する西方に出向きます。
政治的な展開が主になるのかな、と思ってたんですが意外にも青の王との関わりが多くてLOVE的な進展があった巻でした。
青の王が過去にヒソクと会ったことがあると、以前に仄めかされていた部分もどういう事なのか明らかになってきました。
また、前青の王と現青の王やシアン、ルリ、紫の王の関係性も分かってきました。
青の王のヒソク(セージ)に対する気持ちは一体何なんだろう…好きならば何故遊びなどと言ってセージを悲しませるんだろう。
セージも青の王に対する想いが上手くいかないからと言って、自分を見てくれているなら誰でもいいのかよ!と思ってしまいましたね、最後の展開に。
西方の町にやってきた緑の王と青の王たち。色々なことが起こるなか、緑の王がまたもや過去に戻る夢を見る。そこで出会ったのは若かりしころの青の王。その夢の中でルリさまが好きだったのは弟のエール(前の青の王)だったことを知る。シャーとルリさまに愛されながらも、エールは紫の王と禁忌を破って恋仲になってしまったのか。色々な謎が解けながらも、ひとつ解けるとまた新たな疑問が出てくるので緑の王は青の王に真実を教えてもらいたがるがまだ何かを隠している青の王は口づけで誤魔化してしまう。妹のためにする口づけではないのに、受け入れてしまう緑の王。もう、完全にメロメロになってます。そしてそして、なんと罪深いことに色々上手く行かないからって、グリニッジさまに甘えてしまう緑の王。小悪魔だった。
私はタイムスリップものが大好きでして
しかも結局誰の言葉なのか、誰の持ち物なのか分からなくなるような運命のキーが大好きなのです。映画で言うなら「ある日どこかで」の腕時計、ハウルの「未来で待ってて」ですとか。
まさかここでそんなタイムスリップ浪漫になるとは思いませんでした。
青の王がセージに教え、身につけさせ(お買い物と手袋のシーン可愛いね)、それが巡って青の王の過去を決定づけさせる。
頑なにクールなアージェントの内面の大事な熱に胸を鷲掴みにされました。
そして、その青の王を未だシャーと呼ぶセージの表情が、大人びて複雑になる変化も切なかったです。
今までのBL不足を補うようなBL巻でしたね。
一体謎なのが、一つの国をまとめる5人の王が密集し過ぎではないかと。
それと今回の表紙なんで王じゃないのよ〜
今回も抱きかかえられて可愛いセージ、描き下ろしの枕抱く姿も可愛い〜〜そして誰とでもキスする天然魔性
私も『神の血を底上げする』神評価です
まってました!!!!
遂にセージがアジュールへの気持ちを自覚しましたね!
たまりません。可愛すぎます!
ギルに恋していた時は嫉妬しなかったのに・・・初の嫉妬がもぉ尊い尊い♪
二人で街に出て買い物する姿は見ていてめちゃくちゃ幸せでした♡
どこからどう見てもお似合いのカップル♡
ルリとエールに対する勘違いも理解して心置きなくアジュールへ想いを向けていけるかと思ったけど・・・まぁそんなすんなりとはいきませんね。
まだまだ楽しみが続きます(泣)
なんたって終わり方が。。。
グリニッジまじめだから・・・利用しないで!!かわいそう!!
そして、原作を読んでいないけど毎回ラストの告知ページで気になってた「外伝」の二人の、酒の席でのやり取りがかわいかったです!!
外伝のコミカライズはあるのか今から気になってたまりません。