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待ちに待った完結。とは、言えないな。怖かった。完結するのが怖かった。ふたりがどうなるのか知るのが怖かった。出会った時からずっと、いつ会えなくなってもおかしくないふたりだった。
「俺のこといっぱい思い出して、それで、もう忘れろ」帯のこのセリフだけで読む前から泣いていたのですが。読んでよかった。よかった。
ふたりがそれぞれの人生にちゃんと向き合えた。やってしまったことは消えない。自分の人生として持って歩くしかない。
この結末をね、胸を張ってハッピーエンドと呼びたいよ。
題名聞いたことあるな〜くらいで3巻一気に買った本でどんなもんかと読んでみたら、読み始めたのは20時なのに読み終わる頃には深夜になってて顔は泣いた後だったのでぐちゃぐちゃで、数日余韻が離れなくて他の作品が読めませんでした。
1巻ではハオレンくんの光のない目に惹かれて、2巻、そして最終巻の3巻では激しく感情移入してしまいボロボロに泣きました(泣いた時間が長すぎて読むのに5時間近くかかりました)
特に3巻の「もう忘れろ」の所では、初めは人間らしくなかったハオレンが自首するという判断をして、ぁあ、やっと人間になれたんだなと感じたし、お母さんはハオレンの事などとっくに忘れているのに、それを分かりつつもたった一人の家族だからとお金を渡すハオレンの姿が辛かったです。
また、1巻ではハオレンの方がお金を持っていたのに、最後には千紘の方がカメラマンとして、おそらく工場働きのハオレンよりお金を稼いでいるのが反対になったようでいいなと感じました。
普段は感想を書くような人間では無いんですがこの作品は書かないとなと思い書きました。
素晴らしい作品です。おげれつたなか先生、ありがとうございます
2巻を読んでからかなり時間が経っていたため、改めて2巻から読み返しましたが、想像以上に重くシリアスな作品でした。自分にはまったく馴染みのない世界のはずなのに、ページをめくるたびに空気の湿度や人の息遣いまで伝わってくるようで、まるで一本の映画を観ているような感覚になりました。生々しい痛みや残酷さが容赦なく突きつけられ、強く引き込まれました。
3巻は、攻めの因縁からの逃亡という張り詰めた幕開けから、終始手に汗を握る展開が続き、追い詰められる中で、攻めが受けを守るために別れを選び行動する場面は読んでいて胸が痛くなりました。
贖罪の道を選び地道に生活する攻めと一方で受けが着実にキャリアを積み上げていく描写の対比が、よりいっそう切なさを際立たせていました。それでも最後に二人が再び再会できたことには、心から救われる思いでした。
起承転結が巧みに構成され、物語が進む中で展開にも緩急があり、あの本の厚みの中に数年間を凝縮して追体験しているような感覚に引き込まれました。
最後の一巻!まさに全シリーズのクライマックスとも言える一巻だと思います。「happy of the end」を迎えるのは、やはり簡単なことではないですよね……
マヤ……本当に恐ろしい人です。同情できませんが、マヤのその結末には、なかなか感慨深いんです。かつてはかわいそうな被害者だったマヤが、最後にはあんなに凶悪な悪党になってしまった。この結末は、自業自得と言うべきか、それとも因果応報と言うべきか……。
ハオレンはかつて「死んでも構わない」という状態でしたが、今では幸福に少し憧れるようになり、千紘を失うことを恐れるようになりました。
人は大切に思うものができると、やはり変わってくるものですね。怖くなったり、欲望が生まれたり。「幸せ」に対しても、再び希望と自信が湧いてきます。
二人が再会するシーンは、あまり感情を煽るようなことはせず、単純な一コマ一コマで、言葉にできない感情が頂点に達したんです。さすがおげれつたなか先生!
千紘とハオレンのストーリーは、なかなか芽が出ないパンジーのように、色んなことを乗り越え、ついに芽生えたんです。
千紘はやっと自分と愛し合うパートナーに出会えて、本当によかったです!ハオレンも、これで思い切って幸福を追求していただけますね。もう自分が幸福になれないと思わないでね~
なるほど!
あの写真がキーになってるのか!いいラストでした。
もし千紘があの写真を飾ってなかったらハオレンは会いに行かなかっただろうなと思うと、めちゃめちゃ大事な役割を持ってるなと。。
(最後の写真によって自分のことをきっと忘れてると思ってた千紘が、全然自分のことを忘れてないことをはっきりと認識したため)
