小山田あみさんのレビュー一覧

彼は優しい雨 小説

水原とほる  小山田あみ 

男を破滅させてく悪女系ですかね(´・ω・`)

通り雨をキッカケに知り合った大人の二人が、静かにゆっくりと恋を育んで行くと言う、しっとり優しいお話でした。

こういうお話はとてもツボなのです。
ただ、完全に個人的な好みの問題なんですけど、なんか受けが理解不能と言うか、「無垢な悪女」を連想させてイラッと来ると言うか。
えーと、自分と関わる男を無意識に惑わして、破滅させる系と言うんでしょうか。
読んでいて、いまいち彼の思考が理解出来ないと…

19

愛玩人形 小説

剛しいら  小山田あみ 

愛されて愛するを知る、人間らしく。

超女系家族の由緒ある家柄で、何軒も観光ホテルを経営している財閥である姫丸家の黒一点・琴耶(ことや)は、家業とは無関係の創作人形師。
本人はアセクシャルな雰囲気で、性格も大人しい。
姫丸家の大切な行事である雛祭りに、従姉妹の知美が連れてきたのがフランス人のジェラール。
彼はホテルとレストランを経営する一族の御曹司でCEO、つまり姫丸家のライバルでもあるのだけれど、ゲイのジェラールは琴耶に一目惚…

1

華は褥に咲き狂う~火華と刃~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

安定の太摩羅と、剣に取り憑かれた変態殿様

「華は褥に咲き狂う」シリーズ、4作目です。
すでに熱いレビューが上がってますので、感想だけ。

余白無い!漢字多い!これは読み応えありまくり!
…という第一印象そのままに、かなり文章が詰まっていて読み始めてすぐに本シリーズの世界観にドップリとダイブできます。
本作での事件は、前作の伝奇系魑魅魍魎とは逆に現実的な「将軍暗殺」の謀略ものとなっていて、実際にアクション系時代劇を見ているような気…

4

花嫁調教 小説

秀香穂里  小山田あみ 

エロを読みたいあなたに。エロ・マイスター秀先生作品です

エロの匠・秀香穂里先生作品で。
タイトルは「花嫁調教」で。
イラストは麗しの小山田あみ先生で。
もうこれは…!

…という期待通りの作品です。
正直、
設定のムリ目と展開のスピード感はツッコミどころがありますが。
それはそれとして、2人が絡み合って怒涛のように流れていく官能と愛の渦を楽しむべき作品です。
官能と愛、と書きましたが、設定としては「花嫁」というよりも「受けをカネで買う…

3

はだれ恋 ~拾われ男の妄想~ 小説

中原一也  小山田あみ 

最愛の妻を持つ相手への抑えられない感情が切なくツラい(;///;)

まさか泣けるとは思わなかった…(;///;)

ラヴァーズ文庫なのでエロ特化してる側面もあるんですが、
抑えられない性的欲求がますます恋心を拗らせていく描写につながり、
拗らせた恋心がキューッと切なくてとても良かったです(;///;)

しっかし、なんでこんなサブタイつけたんだろ?
確かに妄想シーン多かったけど。
良い意味で裏切られたのもグッときて良かったけど。
(正直タイトルだ…

6

二人暮らしのユウウツ 不浄の回廊 2 小説

夜光花  小山田あみ 

「ウザイ(けどお前はめっちゃ可愛いぞコノヤロウ)」がダダ漏れる攻め最高

※荒ぶりすぎて支離滅裂なレビューかもです;ごめんなさい;

途中でギャーーー(///Д///)!!!って叫んだ…。
もう、なんか、こそばゆさが最高すぎてですね。
ジタバタ悶えずにはいられないほど甘くてめっっちゃ萌えた////

ユウウツなんてタイトルですが(実際確かに受けは憂鬱を抱えてるけれど)
それを激しく上回る甘さで+゚。*神*。゚+です!!

前作のレビューで
&quo…

6

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

受けをウザがるくせにギュッ♡てしてる攻めにめっちゃ萌えた///

タイトルから硬質なお話かと思いきや
キャラクターの性格なのか、攻めと受けの相性のせいか、
ラブコメの印象が強く残る作品でした。

オカルトものは(ビビりなので)ちょい苦手。ドキドキ。
でも読みたい気持ちに抗うことが出来なかった…!
なぜならば攻めの設定が現在欲してた+゚。*ド性癖*。゚+だったから。

攻めは受けをウザイウザイと鬱陶しがるくせに、
自分以外が受けを馬鹿にすると怒…

2

刑事に口説きの純愛 小説

高月紅葉  小山田あみ 

これぞ、大人の純愛!!

「刑事に~」シリーズ2作目。
今作で第一部完になるそうです。

気を失ってる刑事の大輔に、インテリヤクザである田辺が無理矢理突っ込んだ所から始まったこの二人。
情報提供者と、見返りとして身体を差し出すと言うだけの関係だった二人が、今作でとうとう結ばれるんですよーーーー!!
作中では、なんと五年も経ってるんですよね。
いや、感慨深い。

それと、今作で「仁義なき嫁」の一巻に、時系列と…

16

詐欺師は恋に騙される 小説

  小山田あみ 

こまけーことはいいんだよ

読んでいて、細かいつっこみ所があるような気はする。
気はするんだけど「そんなことより」キャラクターに感情移入して幸せになって欲しいし頑張ってと応援したくなってしまう。そんなお話な気がします。
多分、つっこみ所というのは、主に犯罪行為とかそれに対するバックボーンとか心理とか会社組織の思惑とか展開とかそういった場面になんだけど、いかんせん身近なものでないので決定的な違和感を見いだせないのかもしれな…

6

極道はスーツと煉獄を奔る 小説

中原一也  小山田あみ 

極道スーツ、シリーズ第10作

極道スーツ本編8作プラス、番外編1作の9冊に続いての本作。
内容的には、木崎x諏訪の不在が引き続き通奏低音のように流れていますが、新展開が始まります。
何と、シチリア・マフィア編…!です。
芦澤の組は、組長の隠し子が見つかった、という事でまた後継者問題で揉め事が起きそうな不穏な空気です。
一方榎田には、イタリア・ミラノで行われるイタリアテーラーメイド協会主催の交流会イベントへの招待状が届く…

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