total review:286242today:54
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
92/208(合計:2078件)
木下けい子
hepo
ネタバレ
電車で出会ったり、同じ駅のホームで行き先の違う電車に乗っていたり、駅構内のエスカレーターで出会ったり。 駅から始まる4つの恋の話です。 【吉祥寺の戦士】 朝帰りの電車で向かいに座ったひとと目が合った。それだけなのに妙に印象に残って…。 ふつうの大学生がパン職人見習いに恋をしたことで視野が広がるという話でした。 社会人と学生って同じくらいの年齢でも価値観も責任も何もかもかなり違うし、目…
おわー、気になる点がー。 残留決定なのだがー。 春を読んで疑問に思っていたことが、えー。すっきりしなかったです。 盛大にネタバレしますので、未読の方はご注意をm(._.)m まず死んだ友人。 もともと病気持ちだったんですね。 それでかおりのことが好きで付き合っていたと。子供ができて焦って、雪哉に相談して、雪哉が全部ひっくるめて面倒みることにした、と。 そうだっ…
表紙とタイトルの雰囲気が気に入って読んでみました。 古くて大きいお屋敷を舞台にしたお坊っちゃまと眼鏡の執事のほのぼのとした恋愛ものを想像していたので、全く違う展開に驚きました。 なぜそんな予想をした、というくらい見当違いでした。 東京のとある住宅街にある日光坂と月光坂。 月光坂にある通称「花屋敷」に住む主人とその息子、それに居候の官僚。 上下巻ということで、上巻のこちらは謎めいた…
まことにけしからんほど可愛い。 社会人カップルとは思えない可愛さ。 これはきっとあれです。高校のときの友達と遊ぶといくつになってもあの頃のノリになる、あの感じ。見た目は大人、中身は中学生の頃と変わらない2人の生活を拝見させていただける作品です。 三田園は中学の頃から成績優秀な優等生、友達はひとりだけ、生真面目なエリートリーマン。黒髪眼鏡でこの性格は、みんな大好き・佐条利人をちょっと彷彿と…
なおちゃんにいらつくわたしは心が狭い。 なおちゃんを広い心で見守れるか、これがこの作品を読む上で大きなポイントだと思います。 洋ちゃんに頼り切ってるくせに「頼られたい」と言ってダメンズばかりにハマって、好き放題されたりトラブルに巻き込まれたり貢いだり…。 その度に尻拭いしているのは洋ちゃんで、なおちゃんはそれすら知らない。 うごおおおおおお、い・ら・つ・く。 という気持ちでひたす…
はあ…。可愛かった…。 溜息ばっかり出ます。可愛かった…。 アパートで隣に住むイケメンリーマンと玄関前で鉢合わせた大学生の悠真。 合コン女子にフラれた話をケータイでしている横で女子を振った話をするリーマンにイライラ。 モテるやつムカつく!と思いながら、通い猫のハチコに癒されていたら…。 お隣さんの恋のお話です。 ハチコがブサ可愛い。悠真が愛おしい。亨は悪い大人だけどカッコいい。…
ずっと読みたくて読みたくて、試し読みを読んで続きを妄想したりしていたのですが、やっと読めました。 可愛かった!まあ、本当に可愛らしかったです。 木下けい子さんの描く絵って、「今宵おまえと」や「由利先生」シリーズや「キスブルー」辺りはちょっと目の焦点が合ってない表情が多かった気がするのですが、こんなに見るからに可愛い小動物系DKが見られるとは。感動です。本当に作家さんの日々の努力と鍛錬には頭…
月村奎 木下けい子
可愛らしい表紙に反して、なかなかパンチの効いた作品でした。 いつもからかってくる高校の先輩・宮村に片思いしていたヒナちゃんこと朝比奈。 家の事情で引っ越しする前に告白直後に逃げ出して以来、会うこともなかった。 そして現在エロ漫画家として活躍するヒナのもとに、ハウスクリーニングスタッフとして先輩が現れて…。 先輩後輩再会もの。 とにかくまあ先輩が意地悪。意地悪にも程があるというほど…
雀影
たとえ好きになってもらえなくても、ただただ自分が相手を好きなだけ。 それって、随分と傲慢なことだ。 17歳は本人が思うよりもずっとずっと子供で、傲慢も我儘も無自覚な子供の特権で、それを押し付けられる26歳の三島にしてみたら、17歳の有岡を子供としていなしてしまえる程26歳はまだ大人じゃないし、17歳の有岡と同じように我儘を張り合える程26歳はもう子供じゃない。 そして、生徒と教師という最大の…
ふばば
「17 生徒」続編。そしてまだ続く。 2巻で完結しないのは私にとって意外で、でもより深く物語を進めていく、じっくり心理描写を深める、そんなストーリー展開になるのだな?と思いながら読みました。 読んでみると、「17 生徒」での読後感から予感したような一種の「昏さ」は薄まって、「片想い」のよくある類型的な空気の方が強くなってきているように感じました。 ただ、明るくて軽かったはずの有岡が別人のよう…