木原音瀬さんのレビュー一覧

HUG 30 小説

木原音瀬  厘てく  上田アキ  外岡もったす 

ただただ言葉もなく、圧巻…の一冊。夜を徹して読み耽りました

木原先生、デビュー30周年おめでとうございます・:*+.
こちらの御本のタイトルの”30”は、30周年の数字とのこと。

以前雑誌に掲載され、単行本未収録だったというお話が3遍、
加筆修正と書き下ろしを加えてまとめられています。

レビュータイトルどおり、どのお話も圧巻。
一度手に取って読み始めたらとても止めることなんて出来ず、
時間を忘れて読み耽りました。

各作品ごとにそれ…

4

パラスティック・ソウル love escape 小説

木原音瀬  カズアキ 

No Title

ビジュアルがたまらないです。
赤毛のふさふさの耳としっぽ。
途中から切なくて切なくて、でもあとがきで木原先生がこれは番外編でハッピーエンドなので安心して読んでくださいと。
雰囲気を知りたいのであとがきを先に読むことが多いのですが、それで安心して読み進め…
最初の友人たちとの微妙に不穏な空気感から、主人公の恋にはまっていく様や会話してないのに会話を成り立たせるところとか胸がきゅっと甘く切なく…

0

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

No Title

切ないです。
十亀の東京に出てくる前までのお話が読めます。
キャッスルマンゴーで過去のことを知ってはいたけれど、文章で改めて読むと寒々しい雰囲気が伝わってきて切ないです。
でも二宮とのやりとりがふっと息抜きのように和むように感じたりします。最後、二宮が相変わらずの人懐っこさで救われました。暗い内容なのに、読後感良いです。ここから出会いがありますしね。
後半の話は大学生になってから。途中まで…

1

無罪世界 小説

木原音瀬  よしながふみ 

No Title

一筋縄ではいかない、宏との同居生活。
どん底の人生を安易に救わないまま物語は進んでいき。
詐欺まがいの商売で、自分たちも騙されてお金を失うという、回り回って…
なんかもうすごかったです。薔薇色の人生のような甘々な部分はほぼなく、宏高の本能の強さに目を奪われました。残りの数ページでまた怒涛の展開で、これはハッピーエンドになるの?と思いながら読み進め。この数ページに、ただひたすら山村の人間として…

1

吸血鬼と愉快な仲間たち 忽滑谷編 小説

木原音瀬 

高校時代の忽滑谷と暁。交差する二人の姿に微笑んでしまう

漫画版のシリーズにどハマりして小説も買い揃え、
こちらの同人誌もお迎えしました。

小説の方は、実はまだ1巻をちょこちょこ読み進めているところなのですが;
こちらの同人誌の方を先に拝読。
順番としてはおかしいのですが、問題なく読むことができました。

高校時代の忽滑谷が主人公、小説部分は22ページ。
几帳面すぎる母親と整えられた家に圧迫感・窮屈さを感じつつ、
学校ではうまく立ち回…

0

嫌な奴(文庫版) 小説

木原音瀬 

異常

古い作品とどこかで見た気がして、スマホなど出てくることに違和感を感じましたが、巻末の記載を見るに大幅に手が加わっているようです。

さて、三浦が異常なのはまぁ当然として。いや、その三浦もこの作品が和也目線で描かれているからとびきり異常に見えるのかもしれない。対和也には異常以外の何者でもないけれど、それ以外は小学生時分の横暴以外、そこまで狂気を発揮しているわけではない気がする。小野寺はなんだかん…

0

COLD HEART in NEWYORK 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

神作

やっぱり甘いだけでは終わらないのが木原音瀬ワールド そしてその展開にしびれまくりました。こんなにも愛が歪んでいるのに純粋な愛を表現できるなんて凄い 改めて凄さを実感してファン冥利に尽きると思いました。このまま平穏に過ごせると良いなぁと思う一方でまた一波乱ありそうな感じをさせてくれるところが秋沢海斗の底知れない魅力でもあるのかなぁと思いました。楠田正彦にはそれを受け止めるだけの母性が備わっていてそん…

0

パラスティック・ソウル unbearable sorrow 小説

木原音瀬  カズアキ 

完結

本編の解釈に大きな影響がある話を本編に収録しない商売の仕方には常々憤りを感じるということは表明しておかねばならない。

シリーズ完結。様々なビルア種の身体をのっとっている間、ずっとカリカリしていた彼が、最後は穏やかな生活を手に入れたのは良いとして、引き換えにした命は多過ぎるんだよな、と思う。間接的な大量虐殺犯なんだよな。それもかなり自己中心的思想の。ただただ無力のまま傷をつけられた存在もいたわ…

0

パラスティック・ソウル love escape 小説

木原音瀬  カズアキ 

「甘い」という触れ込み

これだけ読むことは出来なくはないけれど、感慨深さは無いし、面白みも薄れるだろうというシリーズ5作目。あとがきでは番外編と書かれてましたね。納得。むしろこれだけ読むというよりは、これだけ読まなくてもシリーズの理解に支障はない気もする。
あとがきに完全完璧なハッピーエンドとも書かれていました……木原先生との感性の隔たりを感じる。

自分は非常に正直なところ「そうはならんやろ」と思うところが多くて…

0

鈍色の華 小説

木原音瀬  ZAKK 

主人公は・・・

この作品は舞台は同じなのですが、全体を通しての主人公という主人公がいなくて、各章ごとに三者三様に物語が進んでいきます。
視点が変わるごとにその人物が相手に対してどのように思っていたのか、よりわかるのが面白いなと思いました。

【鈍色の華】【鈍色の果実】
40代後半でルックスも冴えないおじさんが、よくここまで魅力的なキャラクターになったもんだと感心してしまいました。最初はお遊びの接待だったは…

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