木原音瀬さんのレビュー一覧

甘い生活 小説

木原音瀬  石原理 

いつか重版できますように

「甘い生活」木原音瀬先生 読了
思っていたより普通に(良い意味で)終わらせたことに先生に感謝します(笑)。ページ数があまり残ってなくても木原先生なら爆弾を出してくれるかもしれないので、正直最後まで読む終えるまでドキドキしてた。
一番衝撃なのは二人の始まりのところ。これはもはや犯罪…だと思うけど、ここは無理っていう人は多々いるかもしれない。しかしこういう大胆な現実味の帯びる設定こそ木原作品の…

7

月に笑う 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

ドキドキハラハラ、読後はシアワセー (*˘︶˘*).。.:*♡

上下巻の下巻。完全に続き物ですので、上巻を購入の際には下巻も購入されることをお勧めし致します。なんかレビューというよりは、あらすじになってしまったかも…。ネタバレが含んでますので、嫌な方はお気を付けください。


●「月に笑う3」のあらすじ。(路彦18-23歳・山田22-27歳)
山田は良太と、その恋人の中国人留学生・美鈴(メイリン)の3人で、美人局を始めました。
      美人局(つ…

4

月に笑う 上 小説

木原音瀬  梨とりこ 

いじめられっ子・路彦の成長物語 ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

ただ今、木原先生の作品群を読み漁っております。今回も電子書籍化されている未読の作品の中から、「月に笑う」を選びました。まず美しいタイトルに心惹かれ、次に梨とりこ先生の表紙イラストに魅せられました。温もりのある暖色系の柔らかなトーンが私好み。加えて二人の男の子たちがまったりと可愛いく一目惚れしてしまいました。


目次
月に笑う1(加納路彦(攻)視点)上巻(55%程)
月に笑う2(山田信二…

5

夜をわたる月の船 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

ちょっと重いかも…でも、それがイイ!!*。ヾ(。>v<。)ノ゙*。

日高ショーコ先生の素敵なイラストと、美しいタイトルに惹かれて手に取りました (⌒-⌒*)v

読み終えてまず思ったことは、ハピエンで良かったなあと言う事 ( *´艸`) 決してバッドエンドが嫌というわけではありませんし、「救いのない終わり」と言うのもありだと思うのです。

でもこの小説の柴岡(受)は心に深刻な闇を抱えています。年は40代後半。このまま放っておけば必ずや自殺あるいは孤独死する…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 1 コミック

木原音瀬  羅川真里茂 

BL嫌いな母をも魅了

ずーっと気になっておりました(´Д`三´Д`*)hshs♥原作未読。

蝙蝠なアルめちゃくちゃ可愛い!
「ギャッギャッ」とかもう何この子……メロメロです。
本の間にはさまってジタバタもがく姿すら愛らしい。
人間verのアルはイケメン!
ただしちょっとおバカちん。
カタコトなのも可愛い。
「なんだ ない(なんでもない)」とか可愛い!
アホの子ほど可愛いとはアルのことか(。゚ω゚) …

8

作家生活15周年記念 Narise Garden SPECIAL 特典

Sweet!Sweet!Sweet! (´。`*)アン♪

「深呼吸」が面白く、忘れられない作品となったため、単行本未収録短編集という本書を手に取りました。再び二人の愛の物語を拝めるとあり、大変楽しみに拝読致しました。が…さすがに短編集とあり、全部で4話あるのですがあっという間に読み終えてしまいました。特に1話~3話が短く、代わりに4話目がその分を補う程度にページ数があり濃密な展開となっていたため癒されました。

エアメール(谷地視点)
エアメール …

3

深呼吸 小説

木原音瀬  あじみね朔生 

大人のラブロマンス♪凄く素敵 (*'艸'*) ドッキン

今度はどの本を読もうかなー、ちょっとリラックスしたい気分。「深呼吸」というタイトルは、正にそんな私に打ってつけのそれに思えて手に取りました。お話ごとに視点が変わるというのは木原先生お得意の手法。ですが、皆様も仰っておられますように、視点が変わることにより、ここまで作品の印象がガラッと変わる作品も珍しく、驚き戸惑いつつも楽しく拝読致しました。あらすじは割愛させて頂きます。気づくと長文になってしまい、…

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HOME (新装版) 小説

木原音瀬  藤田貴美 

HOMEとは居場所のこと (。・_・。ゞ

「HOME」というほんわか温かみのあるタイトルや、淡い色調の表紙イラストからは、優しいイメージしかなく、どんな衝撃的展開が待ち受けているのか、興味津々で本書を手に取りました。

目次
HOME(篤視点)
HOME2(篤視点)
otheres(大学生の裕太視点)

とても面白かったです。この作品も、私のお気に入りの一冊となりました。毎回思うのですが、木原先生の作品には先の展開が読めない…

9

COLD HEART in NEWYORK 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

救済のお話

これ、木原作品の中で一番好きです。趣味悪いかもしれないけど。

木原作品って一貫してどうしようもない人が救済される話を書いている人だと思いますが、秋沢はその中でも一、二を争うクズ野郎(現時点)。登場人物のクズ度合いは年々更新されて行っているのでそのうち「あいつはまだ甘かった」と思う日も来るのかもしれませんが、まぁクズです。
本当にどうしようもない奴なのですが、ただ木原作品を読んでいると、周り…

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さようなら、と君は手を振った 小説

木原音瀬  深井結己 

ドラマチックでした (゚‐゚*)

本書は作品のタイトルに「さようなら」とあったため、バッドエンドか?! でも仮にそうだとしても木原先生だったら素晴らしい余韻を楽しませてくれるに違いない、そう思い手に致しました。

目次
①さようなら、と君は手を振った(誠一(攻)視点)
②僕がどんなに君を好きか、君は知らない(啓介(受)視点)
③空を見上げて、両手広げて(貴之視点→柊視点)
④空を見上げて、両手広げて2(貴之視点)

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