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夜光花 笠井あゆみ
小南
ネタバレ
発売当時購入し、今度続編が発売されるそうでまた改めて読み返しました。 物語は討魔師(とうまし)と呼ばれる神の使いである動物を眷属として様々な怪異や魔物を倒すという現代ファンタジー(?)のようなお話です。 受け:本作の主人公、熱血漢で真面目、だけれど少し子供っぽさが残る18歳。眷属は子狸。 攻め:主人公にちょっかいをかける眷属本家次男、22歳討魔師。傲慢俺様でひねくれ…
夜光花 雪舟薫
ふばば
夏にピッタリのオカルト・ホラー系の作品です。 私はこういうの大好きなので、とっても面白かったです! 謎の因習が残る八ツ島、生贄の家系、母の死と記憶喪失……このいかにも!なおどろおどろしい舞台設定にワクワクしますね。 冒頭、いきなりレイプ!です。 いえ、行為ではなく「事後」で、シャツは破れ下半身むき出し、お尻はずきずき、俺は何されたの? 主人公北斗は元々7才までの記憶が曖昧で、その秘密、母…
夜光花 小山田あみ
わきの
不穏なタイトルですが、バッドエンドではありません。 でも「良かったね!オメデトウ!」というノリでも無く、やっと観念したか、といった感じです。 とにかく受けの幸也がネガティヴで、もっと単純に物事を捉えれば良いのに…と思いながら読んでました。 まぁ、過去に聡を酷く傷つけたから贖罪するというのがあるからなんですがね(´ω`) 最終的に聡と付き合う事を決めた幸也ですが、それから彼の聡コンプレッ…
夜光花 嘉弖苅クロエ
maruchan
ホラー&サスペンス風味BL。じっとり湿った気配を伴って描かれるのですが、主人公の反応などに若干ギャグというかコメディっぽさがあって、怖がればいいのか笑えばいいのか……と迷ってしまうようなところもあります。 平凡な不動産屋さん勤務のサラリーマンくんと注目されかかっている映画監督でもある学生時代の先輩の少し捻れた関係のお話です。 先輩の過去に関わる秘密を巡って、ホラーテイストの出来…
討魔師に眷属に…と、好きな設定でワクワクしながら読みはじめました。 今作の主人公の慶次(受け)は18歳で可愛い顔で小柄ながら熱血キャラという、暑ぐるしさと可愛らしさが同居したキャラでした(笑) 対して攻めの有生は、いつも人を小馬鹿にしたような態度なので、好きか言われたら微妙な感じで…。 慶次の眷属が子狸、そして名前が待針(なので武器も…笑)というのも可愛かったです。 子狸だから成長する…
夜光花 小山宗祐
読みながら何度か脳内に名探偵○ナンだのなんとかサスペンスのBGMが鳴り響いてきたサスペンス風BL。訳ありの館に関係者が集められ、逃げ出す事ができない状況にされ、さて? という実に古典的なシチュエーションですね。 とは言え、殺人トリックの謎を解いていく……とかは特にありません。過去の謎を紐解きながら、切羽詰まった状況で正気を失っていく人々の様子と、その中で求めあっていく主人公カップルの様子が…
fandesu
電子書籍で読了。挿絵有り。 うーん…… 上巻を読んで「どうやって話を収拾させるのだろうか」とは思っていたのですが、きちんと収拾はされています。ただ、二人の恋も、匠の記憶障害も、隼人の前職も、そもそもこの大がかりなパニック事件が起きた原因も、なんかそれぞれのエピソードがそれぞれバラバラに存在する様に唐突で、乗り切れないままに、気がつくとお話が終わっているっていう感じでした。 一番印象に残っ…
電子書籍で読了。挿絵有り。 夜光花さんは好きな作家さんです。ミステリを書いてくれることが嬉しいし、何と言ってもアクションシーンが上手い。一度にたくさんの人間が動いていても、誰が何をやっているのかはっきり解る書き方をしてくれます。だから頭に絵が浮かびやすい。リアルに脳内動画を結べるのは、描写の力量があるからですよね。 なので、現代日本だろうと思われるこのお話の舞台である「ネバーランド」という…
夜光花 奈良千春
みちみち
夜光花先生に奈良千春先生という大好きなセットだったので、かなり以前の作品でしたが、わくわくしながら読みました。 初期の作品だっただけに、壮大なスケールで緻密に練られた話を書くイメージの夜光先生の作品にしては、最初のショッキングな事件以外はありがちな話で、先も読めていたのですが、それでも放蕩息子の成長話や、孝彰のお仕置きプレイなどを織り込んで、ぐいぐい一冊読ませてしまうあたりはさすがという感じ…
夜光花
てるてるせぶん
泣けるBL小説で検索してこちらの作品もお勧めされてる方がいたので、読んでみました。なので、関連作の方は未読です。 結果、私には色々無理でした。 まずは、攻めの不思議ちゃんキャラにも、受けのキレやすいキャラにも萌えることができず、そして受けの過去のトラウマが、私には悲惨過ぎました。ラストも、あの展開で受けが救われたとは思えず、どうにも不快な読後感でした。 文章や表現は申し分ない…