夜光花さんのレビュー一覧

束縛の呪文 小説

夜光花  香坂あきほ 

面白かったです

うーむ、もぅそう思っちゃうんだからしょうがないよな〜というのが、読んだ後の感想でした。
もうこれは喬一の性格、
誰と恋愛してもそうなんだろうなぁと思いました。
好きって言われても何処か冷めた目で見てて、
「まだ今だからだよ」とか、
「騙されてるな〜」とか思っちゃう気持ち。
どうやったら騙し続けていけるだろうとか。
悲しいなぁー、きついなぁー。
そんな恋愛、付き合ってても楽しくないし…

0

おきざりの天使 小説

夜光花  門地かおり 

おきざりにされてしまった

読後は放心状態。
おきざりの私という感じです。

途中、ホラーのようになったりミステリーのようになったりしながら、最後はきっと物凄く壮大なオチが隠されているんだろうなと頑張って読んでみましたが、最終章の「真実」を読んでもオチがあまりパッとせず、そんなことでこんなに話を引っ張ったのかとガクッとしてしまいました。
最後の圭一の言葉がなんだかもの悲しくて余計に。

エロシーンよりも、人がバタ…

3

リアルライフゲーム 小説

夜光花  海老原由里 

リアルライフゲーム

ある日、幼馴染で親友だった平良に再会したサラリーマンの佳宏。八年前、境遇が一変したことを惨めに感じて自ら距離を置いた彼に誘われたのは「リアルライフゲーム」という妖しくも刺激的な人生ゲームだったーー。

夜光花作品の面目躍如ともいうべき緊張感のある展開で、最後まで惹き込まれて読みました。裏表紙のあらすじからゲームの指令は性的なものばかりだと思って読み始めたのですが、それは後半で、そこまでが長くて…

2

天涯の佳人 小説

夜光花  DUO BRAND. 

三味線の魅力

若手三味線奏者・達央と、彼をバックアップしてその才能を世に出したいと奮闘するIT社長・浅井のお話です。

とても面白い作品でした。三味線というちょっと変わった楽器とその業界を題材にしていますが、小説としても読みやすく、その魅力が伝わってきました。ぜひ三味線の演奏を生で聴いてみたいと思います。

達央は祖父であり師匠でもある偉大な三味線奏者から天賦の才を受け継いでいますが、決して幸せとはいえ…

2

愛にふれさせてくれ 小説

夜光花  ひたき 

シリーズ2冊読んでのレビューです

シリーズものです。
「灼熱を呼べ」→「愛にふれさせてくれ」の2冊。
前に灼熱〜を読んで、今回愛に〜を読み終わったのですが、
この「愛にふれさせてくれ」を読んで、
やっとこのお話を読み終える事が出来たと思いました。
勿論1冊目の灼熱〜だけでも面白かったんですが、
あーなりました、こーなりました、
それで最後はこーなりまして2人はやっとスタートラインに立ちました、終わりって感じ。
スタ…

1

月を抱いた 小説

夜光花  麻生海 

再生の物語

花屋さんBLで検索して見つけた本作がまさか夜光花さんのデビュー作とは…!読み終えて感慨深い気持ちになりました。

主人公の直樹と、彼が四年前に捨ててしまった恋人・了との偶然の再会から始まる再生の物語です。過去の記憶に囚われ続ける直樹も、直樹のことを追い続ける了も、どちらも痛々しくて切なかったです。直樹が抱える秘密は想像以上に重く、辛いもので、どうしても了に知られたくないと思う気持ちに共感できま…

1

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

オカルトラブコメ

不浄:けがれていること
回廊:建物を取り囲むように造られた廊下
…と、なんだか物々しいタイトルですが、オカルトラブコメとも言うべき読みやすい作品でした。適度なオカルトに適度な濃厚エロス。とても面白かったです。

天然受ってあまり好きではないのですが、歩は若干アホな子ちっくな面がありつつも西条に対する独占欲や性欲もしっかりあって安心して読みました。そして、西条がデレていく様子に激萌えでした!…

1

ラブ☆コレ 5thanniversary 小説

夜光花  ふゆの仁子  森本あき  高橋悠  奈良千春  わかな 

ラフ画が素敵ですヾ(*´∀`*)ノ

運良く手に入って浮かれてます♪
Viva!田舎!\(^o^)/

お目当てはふゆの仁子さんの龍シリーズ。
ティエン好きには堪らない表紙です♡
裏表紙の高柳は彼シャツ+生足+レッグホルスター。セクシーです。

内容は「獅子の爪牙」の後日談。高柳目線で、ティエン×高柳とレオン×梶谷の2カップルが登場します。エロなし・キス1回です。

ザックリ内容を。
ティエンとの待ち合わせ場所に向…

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天涯の佳人 小説

夜光花  DUO BRAND. 

やっぱ王道は読んでて楽しい

王道中の王道。
王道のお話って、面白くしようとオマケがいっぱいになると
「う〜ん、王道のお話だったねぇ〜」と
逆につまらなくなると思うんですが、
今回のお話は「やっぱ王道ものは面白いな〜」と思う
さら〜とシンプルに書かれたものだったと思います。
私には丁度良く、あっという間に楽しく読みました。

あらすじ略の思いっきりネタバレレビューです。

天才的なセンスを持つ未来の三味線奏…

2

少年は神を裏切る 小説

夜光花  奈良千春 

早く続きを…!

待ちに待った「少年神シリーズ」4作目。今巻も面白かった!タイトルに「裏切る」の文句があるのでもしかしたら波乱が待ってるかなあとハラハラしつつ読み始めました。

出だしは前作『少年は神の生贄になる』の終盤の部分を、アーサー視点で描かれています。ああ、なるほど、あのシーンはこういうわけだったのね、と解明されていてすっきり。2冊に分けて真相を解き明かす夜光さんのテクニックに痺れつつ読みました。
そ…

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