カワイチハルさんのレビュー一覧

悪役転生なのに推しに籠絡されてます 小説

雨月夜道  カワイチハル 

作り込みがすんごい

ボリュミーな一冊ですね!
電子だと厚みが分かんないので、何の気なしに夜の23時くらいに読み始めましたが、これがイカンかった…。なかなか読み終わらなくて困りました。困るっていうのは、もちろん面白過ぎてです。

すんげー作り込みでした。なんかね、なんかね…色んな要素が爆盛りで、よく一冊にまとめたなぁとビックリです。
目を擦りながら、あくびも垂れ流しながらも結末が気になり過ぎて最後まで一気読みで…

6

兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

義理の兄弟もの

電子書籍化待ってました〜!
表紙が可愛くって早く読みたかった作品です。
初めて読む作家さんだったけど、文章が上手でわかりやすくてキャラの心情だったりがすんなり入ってきました。他の作品も読んでみようかな。
受けのキャラ強いな〜と思ってたけど、読み進めていくうちに可愛く思えてきました笑。表紙だけ見て、てっきりほんわり健気な感じかな?って勝手に思ってたら、コミュ章なお兄ちゃん大好き青年で、攻めのお…

5

イケメンNo.1俳優の溺愛ねこ 小説

今城けい  カワイチハル 

ちょいちょいツッコミどころが…

なんかキャラの情報がうまく自分で処理できず、読んでてしっくり来なかったです。

まず受け。
あらすじでは「人気のピークを過ぎた元俳優」とあるけど、別に落ち目って感じではないような……。
過去にトラブルに巻き込まれ俳優をやめてタレントをしてるんだけど、タレント転向後も熱心なファンがいて、ファンクラブもあり、色んな番組に呼んでもらえて、バラエティのコメンタテーターだけではなく、歌やダンスや芝居…

0

兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

クセ強好きさん寄っといで

いわゆる「面倒くさい」タイプの人間が登場する作品が好きです。
いやあー!おもしろかった!すらすらと読めてしまった。
物語の前半と後半でガラッと印象が変わるのが気持ちよくて謎の爽快感がありました。

義兄弟である敬史郎に異様なまでに執着し、他のものはいらないと2人だけの世界を欲してやまない受け・充哉が本当に面倒くさくて、こじらせ方も考え方もまあ厄介なもの。
世の中に多くいるタイプではなく、…

5

疾風に恋をする 小説

久我有加  カワイチハル 

昔の大阪言葉がいい!

受けの英介は、関東大震災で被災したため東京から大阪にやってきた新人役者。
やりたかった現代劇ではなく、旧劇を嫌々やってるのを半次郎(攻め)にあっさり見抜かれて……

というわけだけど、この半次郎が色気したたるいい男でしたねー。

最初は、女形として登場するので、え?どっちが攻め?女形もやってるってことは攻めの身長、そんなに高くないんだろうか?攻めの身長は180cm超えててほしいんだけど……

0

王さまのがっこう 小説

小中大豆  カワイチハル 

ちびっこカプのほうが萌える

主役カプは、学生時代トップの座をめぐって切磋琢磨しあった親友かつライバル同士の再会ラブなんだけど、ラブの香りが薄め。

受けの思雨と教え子のウーシェの関係が非常にほほえましくて良かったですね。
家庭教師という単語からイメージするよりも遥かにウーシェのことを可愛がっていて、ウーシェの愛らしさに頬をデレっと緩めては、「うちのウーシェ様はめちゃくちゃかわいいぃぃ!!」と親バカならぬ教師バカ全開。

1

『兄から先に進めない』ご購入特典書き下ろしペーパー 特典

兄弟じゃないけど兄弟です

本品は『兄から先に進めない』のフェア店特典ペーパーです。

本編後、マンション住人との小話になります。

ある日、充哉はエレベーターにて
兄弟2人の手を引く真上の部屋の住人に声を掛けられます。

いつもは他の住人と乗り合わせないようにしていますが
「いつも子供がうるさくてすみません」と遠慮がちに
謝られる間にエレベーターのドアが開き、
仕方なく乗り込んで話をすることになります。…

0

兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

兄弟ではない2人の恋の行方

今回は大企業の広報部勤務の会社員と
フリーランスのシナリオライターのお話です。

攻様と受様の拗れた関係に決着がつくまでと
恋人として同居を始める続編を収録。

受様が小4の時、
両親は親友夫妻の遺児の里子として引取ります。
彼が今回の攻様です♪

一人息子の受様は両親にとっても難しい子で
受様のためにもと攻様が引き取られたのですが
受様は両親の願い以上に攻様に懐きます。

4

兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

苦しいのに一気読み。さすがです。

一気読みでした。さすが渡海奈穂さん!

もう読んでて充哉ことミツがしんどくてしんどくて。しかも敬史郎ことシロがミツを優先ばかりしてて、こっちもヤキモキして。いつまで子供なの?
苦しくて辛くてしんどいお話は苦手で読むのを諦めがちなのに、この本は一気読みできました。
シロが引取先の家の息子だから自分を優先してくれるんだ…と思いながらも優先してくれないと許せないミツ。おいおい…。

そんなと…

2

兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

拗れた愛

挿絵買い。

あらすじを読まずに購入しました。
ガチ兄弟と思っていたのですが義兄弟モノです。

序盤は高校生の頃のお話が書かれており、
読んでるこちらからすると明らかに充哉は敬史郎のことが好きなのですが、
本人は全くソレを自覚しておらず、傍から見たらわがままな弟でした。
拗らせてるというか、依存しているというか
この関係を言葉にするのって難しいなぁと思いながら読んでいました。

2
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